浅草・大鷲神社 参拝記


2024.01.17
浅草にある鷲神社(おおとりじんじゃ)は、酉の市発祥として人気で、初めてやってきた。酉の市は日本武尊(やまとたけるのみこと)が東夷征討の 勝ち戦を祝い松の木に熊手をかけてお礼の祭りをしたことに由来すると言われています。 その日が酉の日(年と同じように日付に十二支を当てはめた数え方)だったことから、酉の日が神社の祭礼日となり、酉の市につながっていったそうです。


まずは参道入口の左手にある大熊手を見たかったのも、毎年デザインが変えられ、その年を象徴したものが必ず入るようになっているらしいが、全くと言って解らなかった。


大熊手は毎年夏頃に作り変えられ、酉の市の日にお披露目されている。


「鷲神社」は別名「おとりさま」の愛称で親しまれている酉の市発祥の神社で、1年で最も賑わうのは、毎年11月の酉の日であったが、時期が違うとこんなにも寂しい物かと思った。


酉の市は、午前時に「ドン!」という一番太鼓が鳴り響き、酉の市がスタートし、商売繁昌の熊手を求め、全国から多くの人が訪れ、来年の商売繁昌を願うのです。


鷲神社には、日本武尊命と天日鷲命(アメノヒワシノミコト)という2人の神様が祀られ、「鷲神社」の「鷲」の文字は、神様の一人、天日鷲命の名前から付けられました。


拝殿正面の賽銭箱に鎮座する巨大な「おかめ」像、熊手に付き物のおかめですが、鷲神社では、なでる場所によってご利益が変わることから「なでおかめ」と呼んでいる。


■おでこをなでれば賢くなる。■目をなでれば先見の明が効く。■鼻をなでれば金運がつく。■向かって右の頬をなでれば恋愛成 就、左だと健康になる。■口をなでれば災いを防ぐ。■顎から時計回りになでると物事が丸く収まる。と拙者は、フルコースなでなでしていた。


ちょっと変な話だが、「おかめ」は、別名お多福とも言われ、福が多いということから縁起ものだとされている。しかしこのおかめは、自然(純粋贈与)と譲与の関係から生まれるもの、豊穣の象徴としての女性の性、つまり「女の悦楽」を表現しているとも言われている。


今年の酉の市は、11月5日(火)、17日(日)、29日(金)と三の酉まであり、参拝に出掛けてみようかな。


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