アメリカ横断36日目⑨旧マサチューセッツ州会議事堂


2023.07.11 アメリカ横断36日目。ボストン観光で人気のフリーダムトレイルに現在挑戦中であった。16史跡ある中、⑨番目の旧マサチューセッツ州会議事堂にやって来た。


この旧州議事堂は、1713年に建てられ、ボストンで最も古いレンガの公共建造物で、この建物で有名な事柄は、1776年、東側のバルコニーにおいて初めて「独立宣言」が読み上げられた歴史的な場所であった。1713年に建てられた当初はイギリス植民地政府が置かれていた。現在はボストン歴史博物館として、植民地時代から現在に至るボストンの資料が展示されている。


独立宣言書が読み上げられたバルコニーは、東側にあります。毎年の7月4日のアメリカ独立記念日には、建国の地であるボストンは独立記念日の行事が早朝から開催され、なかでも午前中の一番の目玉は、旧州議事堂で独立宣言書を読み上げるイベントです。朝10時にバルコニーが開けられ、独立宣言書が読み上げられ、皆がバルコニーの下に集い、アメリカの誕生を祝うそうです。そんなことをしっていたのなら日程をここに合わせても良かったと後悔しています。


因みに現在もアメリカ人旅行客の5本の指に入る歴史的名所であり、アメリカ国民の原点がここから始まったのです。入場料10ドルで内部を見学できますが、肝心の独立宣言書の原文はここにはありません。原文は、ワシントンDCの国立公文書館に所蔵されていて、もちろん国宝ですあります。また、ニコラス・ケイジ主演の「ナシ ョナルトレジャー」の映画では、国立公文書館から独立宣言書を盗むシーンがある情報を得て、暇なときにでも見てみることにした。


館内に星条旗の遍歴が解るポスターが張り出されていた。 星条旗は、1777年6月14日に、フィラデルフィアで行なわれた第2回大陸会議の海事委員会で国旗として制定されました。白は純真さと潔白、赤は大胆さと勇気、青は警戒と忍耐と正義を表し、赤白交互の13本のストライプは、独立当初の13州を表し、青色の地にある白色の星はアメリカ合衆国の50州を表しています。1777年は13の星でしたが、その後、州が連邦に加入するごとに星が追加され、1960年には50になりました。ポスターを見れば、当初、星の位置は定められてなく、星が丸く配置されたものや、縦横に並んでいるものなど、様々なデザインのものがあり面白い。現在のような星の位置が制定されたのは、1912年(48の星)になってからです。49の星の配置は1959年に、50の星の配置は1960年に定められました。


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