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◼︎ 伊覇のシーサー ◼︎

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八重瀬町の伊覇集落にある石獅子を撮影してきました。かつては傾いて置かれていたようですが、開発に合わせてコンクリートの台座に固定されたそうです。

伝承によると…
伊覇集落ができた頃、家を西向きに建てていたそうです。ところが、西向きでは村が繁栄しないとされ東向きに家を建てるようになりました。しかし東の方角には糸数の山があり、その山は「火山」とされていました。そのため伊覇集落では、火事が頻発しました。そこで石獅子を造り糸数に向けて設置しました。以降、火事がなくなっていたそうです。

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ちなみに、写真では分かりませんが、この石獅子にも沖縄戦による爪痕が残されています。有名な富盛の石獅子と同じように弾痕の跡があるそうで、南部が激戦だったことを物語っています。


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