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Mars After Midnight がとてもおもしろかったという話【ゲーム制作日記】

こんにちはtozicaです!
今日は火曜日!

この記事は、エロゲーとか作ってるクリエイターの制作日記です。
noteなので直接的なエロ表現はありませんが、えっちな話が苦手な人は気をつけてね。

注意書き

Mars After Midnight クリアした

Papers, please」や「オブラディン号の帰還」で知られるLucas Pope氏がPlaydate向けに出した新作「Mars After Midnight」を昨日やっとクリアしました。
楽しかったー!

このゲーム、一言で言えば「火星にあるコミュニティセンターを運営するゲーム」なんですけど。
細かい説明はー…、ええい、ファミ通に紹介記事があるのでそっちを読んでください。

感想としては、非常に満足感のある作品だったなーっていうのがまず一番ですね。
Playdateで出てるゲームって「この値段する割には…ボリュームいまいちだったな…」ってなることが割と多いんですけど、今作はクリアしたときの満足感がめちゃくちゃあったし、読後感もすごく良かったです。
Playdateのゲームでここまで楽しめたの、高橋慶太氏の「Crankin's Time Travel Adventure」以来な気がする。
今作は6ドルで買えるんですけど、お値段分は間違いなく楽しんだなぁ。

この読後感の良さがどこから来てるかって考えると、この「火星のコミュニティセンターを運営する」主人公の人生や生活を追体験しているように感じさせるような、細やかな演出が色んなところに詰まってるのがすごく良かったなぁって思います。
上の記事で書かれてるように、このゲームのメイン要素―――即ち主人公の仕事は、「その日のイベントに沿った人だけを入場させる」識別パートと「来場者が散らかしたおやつコーナーを綺麗にする」掃除パートの二つなんですけど、それ以外の部分で色んな演出が入ってくるので、彼らの生活にすごく感情移入しちゃうんですよね。

例えばコミュニティセンターと住居の間を出勤/退勤するシーンとか。
例えばセッション開始前にカートリッジをお供のロボットに装填するちょっとしたミニゲームが毎回挿入されることとか。
例えば住居で夢を見ながらすやすや眠ってるシーンとか。

彼らのそういう生活を見せつけられて、彼らにだんだん感情移入していったからこそ、一番最後、全ての火星人を救済して彼らの仕事の終着点に辿り着いた後のエンディングは、めちゃくちゃじーんとしちゃったな。
すごくよかった。

今作は一応コミュニティセンターを運営するゲームなので、毎回のイベントを開催するにはお金がかかるし、間違った人を入場させちゃうとお金が貰えないわけなので、一応のゲームオーバー的なものも恐らく用意されてるとは思うんですけど。
エンディングまで遊んだらもう主人公たちのことが好きになりすぎちゃって、とてもそれを試してみる気持ちにはならなかったですね。
この感覚…UndertaleでGルートに行くのを諦めたときと同じ気持ちだ…。

あとこれは余談なんですけど、クリアしたあとのスタッフロールを見たら、プログラムもグラフィックもサウンドも全部Lucas Pope氏が作ってるらしくて、正直にすごいなーって思っちゃった。
わたし自身もいろいろやるタイプの制作者ではありますけど「ぜんぜん勝てる気がしない…」ってなったし、同時に「もっと強くなりてぇ…」ってなりました。
そういう意味でもすごく元気がもらえるゲームで、遊んでよかったと思う。
わたしもがんばるぞ。

ゲーム制作

昨日は所用で一日出かけていたのであんまり作業時間はとれなかったんですけど、ちょっとしたゲームのアイデアを思い付いたのでそれをメモアプリに書き留めたりしました。
こうやって作りたいゲームのアイデアがどんどん溜まっていくんだなぁ…。

おしまい。


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