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みんなコスパについて勘違いしてる。【セールや節約のメリット・デメリット】

どうも、tpです。

今回はコスパ・セール・節約の見方が変わるような内容をお話ししようと思います。

冒頭の画像が「コスパは大事じゃない。」って書いてるので「そんなはずねーだろ」とか、逆に「そんなん分かってるわ!」って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、今回はそういう話ではありません。

この記事を見ると、コスパばかり求めてもどこか満足できない、つまらなくなる、すぐ飽きてしまう理由が分かるし、自分の好きなものが見えてきます。

そして僕がなぜUNIQLOのセールなどのお得情報を発信してるのかについても触れていきます。長くなってるので、ファッションに興味のある方は後半だけ見てもらっても大丈夫です。
みなさんのコスパについての考え方・捉え方が良い方向に変わると思うし、コスパについて割と真剣に話していて面白い内容だと思うので、必ず最後まで見ていってください。

このnoteでは、オンライン通販だけでも服を400着以上買ってきた僕が、UNIQLOなどのセール情報からコスパのいい服をオススメしたり、みなさんがコスパよくファッションを楽しめるような内容を発信しています。

みなさんが見てくださったりコメントしてくれたりフォローやいいねしてくれるのはすごく活動の励みになります。よかったらフォローやいいねボタン、押していただけると嬉しいです。

ではいきましょう。

結論:なぜコスパは大事じゃないのか?

まず最初にコスパが大事じゃない理由をお話しておきます。

なぜコスパは大事じゃないのか?
それは「コスパは興味を持つきっかけでしかないし、コスパよりも大事なものがあるから」です。

コスパは効率と言い換えても差し支えないと思います。

じゃあコスパよりも大事なものってなんなのか?ここからどんどん深掘りして話してみます。

コスパとは

では、そもそもコスパの認識がずれてると話が逸れてしまうので、コスパの定義について決めておきます。

ネットでコスパについて調べると、以下のような内容になっていました。

コストパフォーマンス(cost performance)の略語。費用対効果。支払った費用(コスト)と、それにより得られた能力(パフォーマンス)を比較したもので、低い費用で高い効果が得られれば「コスパが高い」と表現される。
「費用」は金銭だけでなく時間・労力・精神的負担なども含まれ、「パフォーマンス」は、作業なら結果、工業製品なら性能、食べ物なら味、ファッションなら材質・デザイン性、人間関係なら他人から得られるものなど、様々なことに使われる。

コスパ(読み)こすぱ
知恵蔵mini「コスパ」の解説

要は、コスパがいいというのは「お金・時間・労力・精神的負担に比べて高い効果・価値が得られる」ということですね。

ポイントなのは、お金以外の目に見えないコストやパフォーマンスがあること。

なので、単純に目に見えるかどうかで考えると、コスパの種類はコストが見える・見えない場合とパフォーマンスが見える・見えない場合で合計4パターンあるってことになりますね。

この4パターンを、例えを交えながら分けて考えてみましょう。


パターン①:どちらも目に見えるコスパ

この場合は、例えば買い物はすごく分かりやすいです。
かかるコストはお金で、得られるパフォーマンスは商品。
これがセールになるとコストであるお金が下がるのでコスパが良くなるってことですね。

パターン②:コストが見えてパフォーマンスが見えないコスパ

得られるパフォーマンスがサービスのときはこのパターンが多いです。例えば旅行ですね。
移動手段として新幹線を使ったら、目に見えるコストはお金ですが、得られるパフォーマンスは短縮できる時間だったり乗り心地や満足感だったりしますね。
ディズニーランドで遊ぶとか旅館に泊まるとかも同じです。

パターン③:コストが見えなくてパフォーマンスが見えるコスパ

例えば仕事。
かかるコストは働いた時間や労力・精神的負担で、それに合わせたパフォーマンスとしてお金という見える対価をもらいます。

パターン④:どちらも目に見えないコスパ

ここが一番分かりにくいんですが、例としては恋愛とかですね。
もしかしたらデートの費用とかは数字になるかもしれませんが、基本的には自分の行動に対して、相手がどう反応してくれるかっていう形のないもの・見えないものをやり取りしてます。
これは数字では測れないし目に見えないけど、確実にコストとパフォーマンスは存在していますね。


ここまで見てきた通り、ほぼすべての物事にコスパの概念が通用すると思います。
そして、パターン別の例を見れば分かるかもしれませんが、最後のパターン④:どちらも目に見えないコスパに当てはまる物事、例で出した恋愛とかは、普通コスパなんて意識しないと思います。

今回の話はこのパターン④に当てはまるような「普通はコスパなんて考えないようなこと」が趣味とか自分の好きなもので、コスパなんかよりこっちが大事だよねって話です。(ここまで説明するの長かった~)

僕含め、多くの人が「目に見えるコスパ」が好きな理由

ではなぜ数字で分かりやすいコスパや効率、節約に囚われてしまうのか?なぜコスパよく買い物・節約・行動するのが好きなのか?

答えは単純で、お金という数字で目に見える・分かりやすいコストに引き寄せられてしまうからです。

人は目に見えるもの、分かりやすいものに引き寄せられます。特に数字。
「月100万円稼げる仕事です!」と「たくさん稼げる仕事です!」という言葉が並んでたら、多くの人はまず「月100万円」というワードに強く反応してしまうはずです。

さらに、人には、自分が損するかもしれない情報ばかりに注目してしまうという性質もあります。特にお金というコストは「損してるかどうか」が数字で分かりやすいので、なおさら意識してしまいます。

コスパの落とし穴。コスパばかり考えているとどうなるか?

これは僕の中でほぼ確信してることなんですが、コスパだけを追い求めるコスパ中毒になると、好きなもの・夢中になれるものが分からなくなって人生がなんとなくつまらなくなります。

コスパがいい、ということは
・金銭や時間、労力、精神的負担というコストが小さくなって、
・得られる効果や価値というパフォーマンスが大きくなる
ということ。合理的に考えることと同じです。

でも「好き」とか「夢中になれる」って合理的に物事を考えてるでしょうか?そうではないですよね?いくらお金や時間や労力というコストがかかってても夢中になってたら気にしませんよね?

コスパがいいのは好きになる・興味を持つきっかけであって、コスパ自体が好きになると自分の好きなものが分かりにくくなります。

例えば服を買うときの本当の目的はオシャレな服を着て、オシャレと言ってもらえて、自分のテンションも上がることのはず。なのにコスパに囚われて「セールでコスパよく買えた!嬉しい!」って思ってしまうと、目的が「コスパよく買い物すること」にすり替わってしまいます。

コスパよく買い物できたら一時的には満足できるでしょう。でも本当の買い物の目的からずれているので、買ったアイテムに愛着も湧かないし、テンションも上がりません。

人は本当に大事なもの・本気になれるもの・心の底から好きなものにはコスパなんて考えません。人は感情で動く生き物なので、合理性だけでは生きられないんです。

ファッションにおけるコスパとは

ではここからはファッションにおけるコスパについて考えてみます。

まずコスト。ファッションの場合は基本的にはお金、価格だと思います。

では、ファッションで得られる価値ってなんでしょうか?これは実際の商品が貰えるだけではありません。

それは
・周りの人からオシャレだと言ってもらえる
・着ているだけでテンションが上がる
この2点です。

ここで「何回繰り返し使えるかは大事じゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、基本的に服はヘビーユースしなければ繰り返し着られますし、人によって扱い方も違うので、そもそも何回着られるかなんてはっきりと分かりません。

その服を着て1回でも「オシャレだね」って言ってもらえれば満足だし、着ているだけでテンションが上がる。これがファッションにおける「コスパがいいこと」だと思います。

ファッションはコスパのいい服だけでも「ある程度は」満足できる

ファッションは毎日を豊かにするためのツール(手段)の1つです。衣食住という言葉の通りで、毎日の生活に直結しています。

そしてアイテム選びさえ間違えなければ、UNIQLOだけでもオシャレと言ってもらえるコスパの良い服が買える時代になっています。

ただ、着ているときのテンションや満足度はどうでしょうか?

ファッションはコスパだけでは語れない

不思議なもので、人は安く買えたものに愛着が湧きにくいし、長く大事に使おうと思わないし、実際に雑に扱うことが多いです。かかったコストは安いかもしれないけど、着る回数も少ないし、着たときの満足感が小さい。これって本当にコスパいいの?と言われたら、正直微妙ですよね?

ファッションは歴史があって奥深くて単純に比較できない文化。そこが面白いところのはずです。UNIQLOやGUといったファストファッションだけですべてが語れるほど浅い文化ではありません。

僕がなぜUNIQLOのセール情報を発信するのか?

ではなぜ僕がUNIQLOのセール情報を発信しているのか?

それはファッションに興味を持って好きになってもらうための入口として最適で、ファッション初心者の方・ファッションに興味を持った方にとってUNIQLOのセールアイテムは取っ付きやすいと思っているからです。そして、コスパを考える・ある程度ファッションを楽しめればいいならUNIQLOでいいと思っているからです。

ファッションに興味を持ってるけど、あまり服にお金をかけられない方もいらっしゃると思います。

例えば僕がいつもUNIQLOのセールで紹介してるアイテムは、コスパが良いアイテムです。コストが小さく済んで、オシャレと言ってもらえて、多くの人にとって満足感が高いんじゃないかな、というアイテムだけ選んで紹介しています。

僕はこれまでオンライン通販だけでも400着以上は服を買ってきていて、今でも毎日欠かさずUNIQLOやZOZOTOWNのようなファッション系のサイトを見て、どんなアイテムが流行っているのかチェックしています。
そんな僕も最初はコスパだけで服を選んでいたし、その期間が長かったので正直コスパ中毒が抜けきってませんが、今ではファッション自体が好きなものになっています。

なので、本当はみなさんもコスパで考えないくらいファッションを好きになってほしいなと思っています。

でも、まずはコスパのいい服がファッションを好きになる入口になればいい。だから僕のチャンネルのキャッチコピーは「コスパよくファッションを楽しむ」になっています。

まとめ

今回はコスパという広いテーマから僕のチャンネルの方針まで話してみました。

今日の説明で、コスパで考えないものが好きなものっていう考え方とか僕のチャンネルの「コスパよくファッションを楽しむ」という方針が、なんとなくでも伝わってたら嬉しいです。

ファッションがどれくらい好きかっていうのは人によります。でもファッションが好きな僕からすると、コスパばかりに囚われずに、少しでも興味を持つ人が増えればいいなと思って活動しています。

最初はコスパ重視でいいので、少しずつファッションを楽しむようになって、いずれコスパで考えないくらい・夢中になれるくらい好きになればいいし、さらにファッションを楽しむことで毎日が楽しく過ごせるようになればいいなと思います。


このnoteでは、普段はUNIQLOなどのセール情報だったり、みなさんがコスパ良くファッションを楽しめるような内容を発信していきます。
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最後まで読んでいただいてありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。

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