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R6学級構想図① 〜理念編〜


1 僕自身のミッションと危機感

 僕のミッションは「身の回りの人を明るく(主体的に)すること」です。そうでなければ今後の社会を生きていくのは難しいと考えるからです。

 時代の変化が激しい時代です。今後も加速していくことが予測されています。何が正しいかもわからない時代です。

 よって、何が正しいかを自ら考え続け、自ら世界に働きかけるような主体的な姿勢を身につけることができなければ、幸せに生きていくのが難しくなっていくのではないかと考えます。

 では、今の学校教育でこのような子どもが育てられるのでしょうか?僕は不十分なところがあると思っています。

  僕はこのような同級生を見て来ました。

 ・先生の言うとおりに真面目に勉強しているのに成績が伸びない同級生。
 ・大学に入った途端勉強しくなる同級生
 ・仕事が楽しくなさそうな同級生

 もちろんこの中に自分も含まれます。

 僕はこの状況にちょっとした危機感をもっています。受身な学び手としての同級生の姿が浮かび上がってくるからです。


2 この記事の目的

 このような現状を生み出した原因の一つが学校教育であると仮定した時に、学校でどのような改善ができるかなとずっと考えてきました。そしてこの2年間、この視点をもとに授業改善や学級経営を行って来ました。

 自分の力量不足でうまくいかないことだらけでした。でも、こういった失敗も含めて来年度活かせるところがあると思います。

 これらを踏まえてこの記事の目的を述べていきます。この記事の目的は、「来年度の学級経営の骨子をつくること」です。

 シリーズで考えています。今の所「学級経営の理念」「学級経営の戦略」「学級経営の戦術」「学級経営の柱を達成するための児童との関わり方」の4本立てで書こうと思っています。

 ここで皆さんにお願いです。僕は自分の理想が強すぎたり、偏ったりしていることを自覚しています。

 だから、「これは違うだろ」と思うところがあったらどんどんご指摘いただきたいのです。同業者としてのご指摘、保護者としてのご指摘、社会で活躍されている方々からのご指摘、全てのご指摘が僕にとって宝物になります!ぜひ、ご意見いただけると嬉しいです。

 また、「3年目の分際で・・・まずは基礎からだろ」と思われる方もいらっしゃると思います。実はもう1人の僕にもずっと叱られているところです。

 ただ、その”基礎”すらも今の時代には揺らいでいると思えてならないのです。教師の役割が変わっていくのだろうなと感じています。

 なので、その辺のご指摘もしていただいきたいのですが、一応このように考えていることを知ってもらいたいなと思います!

 では、今回のテーマは「学級経営の理念」です。よろしくお願いします!!


3 学級経営の理念

 
 学級経営の理念を「学級経営を通して目指したい児童の姿」と言い換えます。

 僕は学級経営を通して、「自分の先生になれる」児童を育てたいです。

 「自分の先生になれる」児童とは、他者の介入がなくても自分を律し、自己の成長や集団の成長に貢献できる児童です。

 具体的には以下のような姿です。

 ①決まりの意義を理解し、自ら守ることができる。
 ②学ぶ意義や楽しさを理解し、自ら学ぶことができる。
 ③友達を仲間だと思い、協力し、高めあうことができる。

 もっと具体化すると、
 ①叱られなくても決まりを守れる。
 ①自分のミスの責任を自分で解決できる。(喧嘩など)
 ①結果を自分の行為によるものだと自覚できる。(人や環境のせいにしない)
 ②自分で学習を進めることができる。
 ②教師がいなくても授業ができる。
 ③他者貢献することの喜びを知り、進んで貢献できる。
 ③教師が横でテストの丸付けをしていても学級会ができる。
 ③友達にたくさん 「ありがとう」が言える。(認めることができる)
 ③自分と違う考えや意見を面白いと感じられる。
 

 などになります。非常にハードルが高いです。なんなら自分ができていないことがたくさんありあます笑
 
 ただ、目指すものとしてこれらの姿を常に意識していきたいと思っています。


4 理念を実現するために


 いきなりこんなものを目指しても不可能です。この2年間思い知りました。

 実現するために必要なのは戦略です。

 まずは、「居心地の良い学級」「決まりの意義を理解し、守る学級」を目指します。

 次に「誇りをもてる学級」を目指します。

 ここまでが土台で、その上に先ほど行った児童の姿が積み重なっていくと思います。

 これらの戦略の具体は次回詳しく考えていこうと思います!!




 ここまで読んでくれて、ありがとうございました!!アドバイスやご指摘を待ってます!!

 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

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