見出し画像

全ての子どもを人生の主人公に〜教育王に僕はなる!〜


 「教育王に僕はなる!!」

 昨日自転車を漕いでいる時に突然天から降ってきた、「僕の生まれた意味」です。この時僕は、

 「僕は教育王になるために生まれてきたんだ」

 本気でそう思ったのです。なぜそんなことを思ったのか、当時の僕の思考のプロセスを共有することで理解していただこうと思います。

 長い航海になりそうです。途中下船してもらって全然構いませんので、興味のある人だけ除いてやってください!

 それではよろしくお願いします!!


 時計屋さんに向かうために自転車を漕いでいる道中、こんな問いについて考えていました。

 「今、僕が欲しているものはなんだろう。」

 僕は今、かなり恵まれた立場にいると思います。友達もいて、職場にも居場所があって、家に帰ったら美味しいご飯が準備されていて・・・。いないのは彼女くらいです。

 なのになぜか孤独を感じる。どうしてでしょうか?

 



 💡(ピコーん)



 10分くらい自転車を漕いでひらめきました。僕が欲しているのは多分「仲間」です。「すべての子どもを人生の主人公に」という理念をもとに、切磋琢磨しながら、実現を目指していける仲間です。

 僕はずっと寂しかったんだと思います。学校の中で僕だけが違う方向を向いているように感じていたからです。そんなことを思っている僕に別の僕がツッコミを入れます。

 


 「でも・・・本当にそうか?自分だけがこのような思いを持って教育にあたっていると思っているけど、本当にそうか?よく考えたらA先生の目指す夢も、B先生がもつ夢も、C先生の夢も、な〜〜んにも知らないぞ??」



 この自分へのツッコミが僕の思考の栓を開けたようです。お風呂の栓を抜いたら一気に水が流れていくように、僕の思考は加速していくことになります。




「もしかしたら他の先生方も僕と同じような孤独を感じているかもしれないぞ??夢をもっているのは自分だけだって。」

「みんなが孤独を感じているから学校はなかなかチームとして機能しないんじゃないか??みんなが夢を語って、共有していくことで大きなエネルギーになるんじゃないか??」

 「そうだ!『麦わら海賊団』だ!海賊王になりたいルフィ。世界一の大剣豪になりたいゾロ。オールブルーを目指すサンジ。みんなが夢を共有して、船長の思いに賛同しているから『麦わら海賊団』は強いんじゃないか??大きなエネルギーをもっているのではないか?」

 「もしかして先生方に必要なのは働き方改革だけじゃなくて、『夢を語る場』、『仲間をつくる場』なんじゃないか?」

 「そして、その場の起点となるルフィみたいなやつが必要なんじゃないか??無謀な理想をもっていて、他人を巻き込んでしまう癖があって、抜けていて、無鉄砲で。だけど、心の壁が薄くて、どんな立場の人とも仲良くなれて、理想を諦めない。そんな人が。」

 「じゃあ、誰がやる???」




 「・・・やれるんじゃないか??僕が。」




 僕は無謀な理想をもっていています。「すべての子どもを人生の主人公に」という理想です。

 他人を巻き込んでしまう癖があります。ついこの間も飲み会のノリで「海外行きましょうよ!」と提案し本当に海外に行くことになりました。

 抜けているのは言わずもがなです。天才的に抜けています。自分ではそう思ってませんでしたが、社会人3年目です。もう認めます。

 無鉄砲です。すぐにチャレンジします。そしてたくさん失敗します。

 だけど・・・

 心の壁が薄く、基本的にどんな立場の人とも仲良くできます。子どもはもちろん、保護者や校長。自分の行っていない大学の教授まで、幅広い人達と仲が良いと勝手に思ってます(向こうはどう思っているかわかりませんが笑)。

 たまに理想を諦めかけるけど、現時点では諦めてません。なんとか土俵際で踏みとどまってます。

 これらのルフィとの類似点から・・・


「おおお!!これだ!!僕が生まれてきた理由!!海賊王ならぬ、教育王になるためだ!」


「夢を語り合い、仲間をつくり、仲間と切磋琢磨し、教育の場に明るいエネルギーをもたらし、全ての子どもを人生の主人公にする!これが僕の使命だ!!」

 

 こう考えることで僕の人生、全ての辻褄が合ったような気がしました。

 僕が他の先生のように、一人でなんでもこなせるような能力をもって生まれてこなかったのも、

 人当たりの良い性格に育ったことも、

 小学校一年生の時に「先生に向いている」と言われたことも、

 たくさんの地域で教育を受けてきたことも、

 クラスの人気者だった経験も、いじめられた経験があることも、

 優等生だった経験も、劣等生だった経験もあることも、

 いろんな人と繋がりがあることも、

 noteを始めたことも、

 すべてこの使命のためなんじゃないかと思いました。


「スーパー子ども食堂を作りたい」という夢も、「ポケモンの世界のような学校を作りたい」という夢も、

 「全ての子どもを人生の主人公にする。」

という大きな夢を叶えるための、一つの手段であるような気がしました。 

 

 世界がいつもより輝いて見えました。太陽は温かく、彼に照らされた緑はキラキラと宝石のようです。

 風はシルクのように優しく肌を撫でてくれています。 

 小鳥のさえずりは、まるで「頑張れ!」「お前ならできるぞ!」という声に聞こえます。

 道かう人々全てが笑顔に見えます。自然と僕も笑顔になります。

 



 「生まれてきてよかった!」

 



 心の底からそう感じ・・・





 「ブーーーっつ!!!!!!!」







 軽トラです。クラクションを鳴らされました。ニヤニヤしながら自転車を漕いでいるのが気に障ったのでしょうか?それとも、ハッピーモードで周りが見えなくなり、無意識に危険なことをしていたのでしょうか??

 ふと我に返ります。真顔になります。



 さっきまでの高揚感はどこにいってしまったのでしょう。ものの5分で僕の「生まれた意味」は彩りを失ってしまいました。

 


 さっきの小鳥が鳴いています。笑っているように見えます。







「教育王に・・・君は・・・なる??wwww」






 「・・・😡(カァー)」







 僕の脳内はいつも大忙しです。


 









余談です。

今思えば・・・

 軽トラ「ブ〜〜〜っ(まずは目の前の子供達のために頑張れ〜〜〜〜)」。

 だったのかもしれません笑

 明日から頑張りましょ〜〜〜!笑




 






 

 


 

  


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?