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【エッセイ】娘の大好きなパパの話

2歳の娘は、パパが大好きだ。
パパは遊ぶのが上手だし、お風呂も丁寧だし、寝かしつけ前の絵本も沢山読んでくれる。
あれダメ!これ辞めて!と怖い顔をして追いかけてくるママと比べて、それはそれは居心地の良い存在なのだと思う。

そんなパパのことを、娘はこう呼ぶ。
「〇〇ちゃん(娘の名前)の大好きなパパ」
〇〇ちゃんの大好きなパパ、おひざでテレビ見たい
〇〇ちゃんの大好きなパパ、メロン食べたい
〇〇ちゃんの大好きなパパ、お迎え来て

〇〇ちゃんの大好きなパパは、その願いを全て叶えてくれる。
ただでさえ愛しい娘から、「大好き」なんて枕詞をつけて呼ばれたらそりゃもうなんでもやってくれてしまう。

大好きなパパと呼び、願いを叶えてもらい、ますますパパが大好きになる。
こんな甘ったるいサイクルを見せつけられながら、本日我々夫婦は3回目の結婚記念日を迎えた。

ママの大好きなパパ、
とりあえず朝は寝起きよく起きて、約束した家事分担のはずの朝ごはんを作って、長女の検温と日焼け止めクリーム、さっさとやってもらっていいかな?


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