【エッセイ】娘のポジティブ発言に朝から笑う話
なぜそんなことをする流れになったのかは覚えていないが、朝食を食べながら夫婦でウインクをどちらが上手にできるか勝負することになった。
片目を閉じるとただ目が乾いている人にしか見えない母と、
片目を閉じる度になぜか口がひきつって持ち上がる父。
そんな両親を見て、父の隣に座った2歳半の長女が、思い切り両目を閉じた。
ぎゅーっと閉じて、ぱっと開いて、にかっと笑った。
「◯◯ちゃん(長女の名前)は両方できるで!◯◯ちゃんの勝ち!!」
みんなで笑って、焼いたパンがひっかかってむせすぎた朝だった。
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