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【第1回・第2回の採択率100%】事業再構築補助金の書き方(収益計画編)

※第1回公募・第2回公募の採択率は100%でした※

この記事では、事業再構築補助金の「4:収益計画」のところを説明します。ちなみに、「1:補助事業の具体的取組内容」と「2:将来の展望」のところは、以下に記事を書いています。

https://note.com/tpkouhou/n/nda65755e03b4

小規模事業者持続化補助金と大きく違うのが、収益計画が必要なところです。財務会計が苦手な人が初見で対応するのはかなりハードルが高いのではないでしょうか。

「認定支援機関と相談しながら作成してください」というのが公式回答ですが、〆切間際ということもあり、イチから作ってくれる認定支援機関は無いと思います。ということは、自分自身で作らなければなりません。

収益計画は終わりがありません。細かいことが気になりだしたら、いつまでも時間がとられます。Googleで検索しても「わたしの収益計画の書き方」は出てきません。「売上原価の意味」「営業利益と経常利益の違い」など、用語の説明はあっても、「じゃあ、わたしの売上はどうすればいいのか」という疑問の答えは出てきません。Google検索はストレスがたまるだけで、しかも、答えはどこにもありません。

この記事では、「補助金に申請するための最低限の収益計画の書き方」にしぼって説明します。この記事のやり方に沿って作成すれば、少なくとも審査で足切りにはならないと思います。

財務会計に詳しい人から見ると、穴だらけの内容かもしれません。しかし、今回のゴールは「補助金に採択されること」「補助金を申請すること」です。完璧な収益計画を作成することがゴールではないです。

「補助金を活用して新しい事業をはじめよう」という事業者の想い・直感は、基本的に間違っていないと思います。収益計画は、その想い・直感が荒唐無稽でないかを確認するためのものです。数字がめちゃくちゃであれば軌道修正をしたほうがいい、でも、めちゃくちゃでないことが確認できたら、数字の精度にこだわるよりも、事業を実施したほうがいい。

この記事の手順に沿って進めれば、1~2時間で完成します。手元に決算書を用意して進めてください。

すいませんが、この記事は有料にさせてください。

業者に頼めば、着手金と成果報酬でウン十万円の料金が発生します。そんな大金を払うくらいなら、数千円払ってでも自分で書いたほうがいいです。何より、今からだと書き手が見つからないです。聞くところによると、依頼が殺到していて、第2回〆切分もお断りしている業者もあるとか。

申請書は2~3日あれば書けます。今からでも十分間に合います。

には訳が分からないと思います。


この記事が、少しでもお役に立てば幸いです。

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