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【第1回・第2回の採択率100%】事業再構築補助金の書き方(文章編)

※第1回公募・第2回公募の採択率は100%でした※

事業再構築補助金の第2回目の〆切が7月2日に迫っています。

この補助金、持続化補助金よりもボリュームが多く、同じと思うと手詰まりになります。ページ数も15ページ(予算額によっては10ページ)で、収益計画も書かないといけません。認定支援機関に相談といっても、〆切が近いので飛び込みでは相手にしてくれないでしょう。巷にある代書サービスも、良い書き手は埋まっているはず。

様式は以下からダウンロードできますが、初見ではわかりにくいです。いわゆる「事業計画書」は、(5)事業計画書、という部分です。ここを15ページ(10ページ)以内で記載する必要があります。

https://jigyou-saikouchiku.jp/pdf/denshi.docx

構成は以下のようになっています。

1:補助事業の具体的取組内容
(1)事業再構築要件について
(2)具体的な取組の内容
2:将来の展望
3:本事業で取得する主な資産
4:収益計画 

この記事では、この事業計画書について、「自分で書きたいけれど、何をどう書いていいかわからない」という人に対して、書き方を説明します。補助金の概要についてはある程度知っているけど、以下の説明書きを見て、「で、何を書けばいいのかわからない」と途方にくれている人にぜひ読んでもらいたいです。

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さらに、「一通り書いてみた」という人にも役に立ちます。事業計画書を思い込みで書く人が多いです。補助金申請の事業計画書は、「自由気ままに書く」のではなく「書くべきことを書く」のが大事です。きっと、「採択される計画書はこういう風に書くのか」という気づきがあると思います。

この記事では、事業計画書の「1:補助事業の具体的取組内容」「2:将来の展望」のところについて説明をします。「3:本事業で取得する主な資産」については説明はいらないと思います。「4:収益計画」については、別記事にて説明しようと思います。

私が使っているテンプレートがあるので、その見出しと、それぞれの項目で書くべき内容を紹介します。「必ず採択される」という保証はできませんが、少なくとも、勝負の土俵にはあがれるはずです。

コツをつかめばそんなに難しくありません。文章力も必要ないです。大学のレポートが書けたら十分です。とはいえ、図表の挿入など、Word・Excel・PowerPointのスキルはちょっと必要となります。

すいませんが、この記事は有料にさせてください。

業者に頼めば、着手金と成果報酬でウン十万円の料金が発生します。そんな大金を払うくらいなら、数千円払ってでも自分で書いたほうがいいです。何より、今からだと書き手が見つからないです。

申請書は2~3日あれば書けます。今からでも十分間に合います

募集回数は5回あるので、落ちても再チャレンジできます。なので、後回しにして一発勝負に賭けるより、受かるまで何回もチャレンジするほうが採択の確率は上がります。「がんばれば間に合う」のであれば、いまがんばるべきです。いま後回しにしても、たぶん、次回〆切のときに同じ状況になるだけです。次回〆切のときは、たぶん今より忙しくなっているはずです。

悩んだあげくに、後回しにするくらいなら、この記事を見て今から書いて出したほうが絶対にいいです。この記事の内容を参考に書けば、箸にも棒にもかからないことにはなりません。

業者にウン十万払っても、落ちるときは落ちます。だったら、数千円払ってでも自分で書いたほうが絶対にお得です。

この記事が、少しでもお役に立てば幸いです。

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