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Nif Coffee焙煎所が完成!トレイルメンバーで焙煎体験をしてきました

普段はオフィスのプロデュースを多く手掛けている我々ですが、今回は一味違う珈琲焙煎所のプロジェクトに携わらせていただきました。メイン担当はコーヒー好きの永島。仕事と趣味が重なる充実のプロジェクトになったそうです。本プロジェクトの紹介に加えて、メンバーで行った焙煎体験の様子を永島がお伝えします!

遡って2021年2月、弊社にお声がけくださったのがNif Coffee(ニフコーヒー)さんという、個人向けにオンラインのみでスペシャルティコーヒー豆を販売している会社さん。創業者である小川さん・渡邉さんが前職の経験から「本来もっと安価に、おいしいスペシャルティコーヒーを世の中に届けられるはず」と、あらゆる無駄を省いて安価かつ高品質の豆を販売していらっしゃいます。トレイルヘッズ事務所でも定期購入しており、とても日常使いしやすい、フラットで飲みやすい豆が特徴です。

Nif Coffeeさんから、業務フローを想定したインプットをいただきながら、カフェや焙煎所の設計経験が豊富なSNARKさんとともにプロジェクトを進めていきました。2021年8月に無事完成し、お引き渡しが完了しました。

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焙煎所の内装。設備が入る前はこんな空間でした。

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Nif Coffee創業者の渡邉健也さん

そして、トレイルヘッズで応援したクラウドファンディングのリターンは焙煎体験!そこで10月某日、神奈川県川崎市の生田にある焙煎所に社員一同でお邪魔してまいりました。

なんでもコーヒーの味は
・生豆の質:60%
・焙煎:30%
・抽出:10%

と言われるくらい、豆の選定と焙煎が重要な要素なんだとか。一流の味を作る秘訣を生で体験できるなんて、気分が高揚します!

●衛生管理

ウエルカムコーヒーをいただいたのち、一同、白衣に着替えて準備。さすが焙煎工場、徹底した衛生管理です。

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白衣姿の永島。作業時には帽子も被りました。

●生豆選別

焙煎する前のコーヒー豆はこの様に青白い色をしています。

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Nif Coffeeでは焙煎前に念入りなピックング作業を行い、虫食いや傷んだ豆を取り除くのだそうですが、これが難しい。傷んでいる豆ってとても識別が難しいんです。細かいピッキング作業に夢中になるメンバーや、一方ですぐに飽きてしまうメンバー・・・性格の違いを実感するのでした。

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●焙煎

今回は中深煎りと深煎りの2種類の焙煎をさせていただきました。10kg容量の焙煎機に3kg生豆を投入します。渡邉さんの細かい指示のもと、風量、ガス流量などを微調整しながら炉内の温度をコントロールしつつ、焙煎を進めていきます。これもまたとても細かい作業で、手先の器用さ、性格のまめさが垣間見えます。

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●出来上がり

爆ぜ(ハゼ)という豆の弾ける音がしてきたら豆が仕上がってきた証拠。渡邉さんにタイミングを教えてもらい、コーヒー豆を炉内から出します。

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●ピッキング

焙煎した後にもう一仕事。色味や仕上がり、形に難のある豆を取り除きます。生豆と焙煎後、2回も細かい品質チェックを行っているんですね。

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仕上がった豆は200gずつ梱包してお土産に。お世話になっている方々や家族、友人にプレゼントをしました。

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Nif Coffeeのパッケージ。柔らかなコーヒー色がかわいいです。

その他にも焙煎後の味の変化や、ピッキングの効果、一流焙煎士と素人(我々トレイルメンバー)の豆の味の差など、さまざまなテイスティングをさせていただき、かくして贅沢な半日の焙煎体験を終えました。

今トレイルヘッズ事務所はプチ内装リニューアル中です。エスプレッソマシンを入れたコーヒーカウンターを設置すべくちょうど工事が進んでいます。

「早く事務所で美味しいコーヒーを入れたい!」焙煎体験でコーヒーに関するあれこれのうんちくを溜め込んだ筆者は、静かに心を躍らせております。


▼豆の購入はこちらからできます!
Nif Coffeeさんホームページ
Text:Keita Nagashima (TRAIL HEADS)
Editing:Shizuka Murakami(TRAIL HEADS)

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