あまりに非情な

自分があまりに非情な人間で、当たり前にすべきこともまともにできない人間で、与えられた恩も忘れ、友情も大事にせず台無しにしてしまうようなことが多々あり、その度に反省もせずただひたすらに自分を慰めてることへと頭を使う。こうして文章を書いているのも逃げた結果の自分の救いのためであり、怖くて現実に目を向けられていないのだ。なにをしているのか。怖い、明日が怖い。人からの信用を無くしていく瞬間がわかるようで、なんだかほんとうに、怖い。怖くて、自分が情けない。本当に自分はのうのうと生きており、他人からどう見られるかばかりで、他人に対して本当のところで役に立ちたいだとか、その人のためになりたいとかという気持ちで動くことがない。それを治すしていこうといっても、ほんとうにそのあたりの気持ちが欠けてしまっているような感じなのだ。人として当たり前の恩返しや、友情の継続すらも、自分の優先事項を前にすると途端に消えるのはなんなのだろう。自分のことしか好きじゃないのか。多分そうだ。残念ながら、それはずっと消えることもない癖なのだなと思う。直していくにも、自分がそのことに積極的になれないことからもわかる。なんなのだろう。自分からは人が離れていくような気がする。自分のことを考えてくれる人さえ、自分から手放すような人間なのか。今までできた親友と呼べるような友達は、何人かは喧嘩や裏切りで無くしているようだ。なんだかもう悲しい。それもすべて自分の手で招いていて、他人に甘えているんだ。でも、そのときの自分はそういう行為が他人からどう見えるのか、相手はどう感じるのかということをあまり考えていないのだ。自分が優先だから、相手がどう感じるかということから目を背け、今の安心を選んでいるのか。そうやってあとあと後悔するんだ。今信頼してくれる人もそうやって失っていきそうで怖い。自分で一方的な発信が楽だ。こちらのことを気にかけてくれる人に対する感謝が足りなすぎるのだと思う。何様なのだろうか。もう、もう、俺はずっとそうやって生きていくような気がする。誰よりも人からの関心が欲しいはずなのに、大切な人を失っていく。自分から離れるように仕向けるように。俺は、だめだ。

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