脳内で勝手に決まる性自認の仕組み-Xジェンダーとトランスジェンダー-

ジェンダーフルイドという、自分が男の子か女の子か、一定ではなく揺らぐタイプの人が世の中にはいるようだ。

このフルイドという現象が僕はとっても気になった。性自認の秘密を解く鍵なのではないか?

性自認はどうやって決まる?

僕が思うに、人間の心の性別は心の存在する場所、つまり脳みその中で、決められているのではないかと思う。ここからは、あくまで脳内でどのように性別決定が行われているか、性自認がどのように決定されているか僕が考えてたどり着いた推測である。

人間を含む哺乳類は、デフォルトは女の子の身体で、母体の中で、男性ホルモンの影響を受けると男の子体に変化するように出来ている。

ということは、哺乳類の脳はもともと、男女兼用で使える仕様になってるハズなのだ。

脳に組み込まれている、人間、僕たちホモ・サピエンスを動かすOS(オペレーションソフト)の中に、その個体の「意識」に関する情報が、男性か女性か決める箇所があると思う。

そして、ジェンダーフルイドやトランスジェンダーのような超謎現象が起こる原因として、個体の意識を決める部分は、プログラムで言うところの「定数」でなく「変数」になってるに違いない。僕はそう思う。

決まった値が最初から組み込まれている「定数」で処理する仕様ならば、哺乳類の個体の意識の性別は染色体で決まるはずだ。

染色体で性別が決まるなら、僕のような体は女の子なのに、心は男の子みたいな謎状態の個体はもっともっと数が少ないはずだ。
でも、時々、僕みたいな人って結構いるよね。

おそらく、脳内のホルモンの値を判定して、ホルモンの量によって、個体の意識の性別を決める変数が、男性か女性どちらが入力されるかが決まるのではないだろうか?

男性ホルモンがある一定の閾値を超えたら、この個体の意識の性別は男性。女性ホルモンがある一定の閾値を超えたら、この個体の意識の性別は女性。

Xジェンダー

Xジェンダーと言われる人達の中には、ジェンダーフルイドタイプと無性タイプ、両方タイプの3グループが少なくてもあるのではないだろうか。

性自認が無性

だから、閾値よりも男性ホルモンも女性ホルモンもどちらの量が少ない人は、「自分には性別が無いのかも」って思うだろう。

無性タイプの人は、脳の性別は自分の体の性別ではないけれど何だろう?という感覚になるのではないか。

ジェンダーフルイド

閾値ギリギリラインの量の人は、その時のコンデションで、「自分は今日はこっちの性別かも?」というようにコロコロ変わるのではないだろうか?

ジェンダーフルイドの人は、閾値を超えたり超えなかったり、閾値付近のホルモン量を脳内で検出する体質なのだと思う。

性自認が男女両方

そして、脳内で検出する男性ホルモンも女性ホルモンもどちらも量が多めの人は「自分には性別は両方ある気がする!」と感じるだろう。

トランスジェンダー

そして、僕のように女の子の体なのに、何故か脳内の男性ホルモンが常にずっと多すぎみたいな人はトランスジェンダー状態になってしまうのだと思う。

なので僕なんかだと「僕は本当は男の子なの(涙)自分でも変な事を言ってるのは分かってるけど、みんな信じてよ!」と言い出すのだろう。これがまた僕が自分を男の子だと思う理由というか根拠が、周囲になかなか分かってもらえず辛いんだなぁ。

僕個人の感覚かもしれないが、僕には自分の意識の性別は、僕の意思とは関係のない部分で決められてしまってる感覚がある。僕の自我・意識の操作が及ばない部分のシステム上で勝手に決まってる感が強い。
別に僕は自分の意思でとか、変なわがままで自分は男と言ってるワケではないんだよね。。。

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