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エンジニアたちの熱き闘い~第1回「CXハッカソン」レポート~

みなさま、こんにちは!note編集部の山倉です。

先日、トランスコスモスで第1回「CXハッカソン」が開催されました。社員のお困りごとを解決すべく、情熱を持ったエンジニアたちが立ち上がります。本社・渋谷ファーストタワーでの最終プレゼンテーションに向け、熱き闘いを繰り広げた16日間!テーマの公募から最終結果まで、その全貌をご紹介します。


1.「CXハッカソン」について

ハッカソンとは・・・ハック+マラソンの造語。ITエンジニアなどが集まり、短期間で集中的に開発作業を行うイベントのこと

「CX」はトランスコスモス内の部署名で、お客様企業と顧客の接点となる、マーケティング・販売・顧客コミュニケ-ションをワンストップでサポートする組織です。所属する社員は約12,000名以上。今回のハッカソンはそんなCX内で開催しました。
『我こそは!』と名乗りを挙げた実力派エンジニアは総勢22名。全7チームで闘いの火ぶたが切られました!

第1回「CXハッカソン」大会概要

■開催概要:事前にCX事業統括内で集められたお困りごとを解決するプロダクト開発(ハッカソン)
■開催期間:2023/6/23(金)~7/8(土)
■開催場所:原則リモートで、最終プレゼンテーションのみ渋谷ファーストタワー(本店オフィス)にて実施
■参加条件:個人・チーム参加どちらも歓迎。開発力を競うハッカソンになるため、技術に自信のある方を募集
■参加者:全7チーム(総勢22名)

2.“社員の悩める声”を華麗に解決せよ!

エンジニアたちが競うテーマは、ずばり「社員のお困りごと」。事前に社内で日頃の業務で困っていることや大変だと感じていることをお題として募集しました。業務効率化やスケジュール管理ツールの改善希望など、集まったお悩みはなんと256個!それらをカテゴライズしてテーマを絞り、各チームに選んでもらいました。


3.闘いの火ぶたが切られる!

いよいよ開発がスタート。各チームが、選んだテーマの課題を解決すべくツールを開発していきます。その期間は2週間。

エンジニアたちはリモートワークが主体になっているためオンライン上でコミュニケーションを取りながら作業を進めていきます。メンバー全員が通常業務をこなしながらとなるため、とてもタフな日々に。すべては『仲間たちの快適な仕事環境を叶えたい』という一心で、情熱を燃やし続けます。


4.いざ、最終プレゼン!本店へ乗り込む

2週間の開発期間を経て、いよいよ最終プレゼンの時がやってきました。決戦の地・渋谷ファーストタワーへエンジニアたちが集結します!
各チームが、審査員の前で開発した成果物について熱いプレゼンを展開。メンバーそれぞれの、やりきったという清々しさと自信に満ち溢れた表情が心地いいですね。

どのチームも渾身の成果物が出てきたので、審査員たちもひと苦労の様子。想定以上の仕上がりで各チームがプレゼンも工夫されていたため、甲乙がつけがたい事態となりました。

審査員はエンジニアリング本部のそうそうたる顔ぶれ


5.気になる結果やいかに!?

第1回「CXハッカソン」でみごと最優秀賞に輝いたのは、「スケジュール自動調整」を開発したTeam4でした!このシステムは、社内で利用されている複数のスケジュール管理ツールからデータを収集し、空き時間候補を表示してくれるもの。さらに、各スケジューラーに予定を自動登録できるシステムまで構築されます。

メンバーとの日程調整が、よりスムーズに!

CXの部署はテレワークが主体になっているためテレカンが定期的にあり、その都度各メンバーの予定を確認しながら日程を設定するのでひと苦労。このシステムがあればミーティングの設定がかなり快適になりそうです。

余談ですが、プレゼンの最後にこのシステムを導入した際のコスト削減額が発表され、その額なんと5億7千万円!審査員みんなの顔色が変わっていました(笑)

最優秀賞のTeam4には賞品が贈られ、改めて喜びをかみしめていました。本当におめでとうございました!

最優秀賞に輝いたTeam 4のメンバー/横山 由佳さん、森 新一郎さん、阿部 愛裕沙さん、岩本 悠さん、今本 優吾さん(遠隔参加)
コスト削減の試算も評価のポイントに!

\審査員の評価ポイント/
すぐに展開できる状態という完成度の高さ、実行環境が社員全員がインストールできるChromeのみでOKという点などが見事でした。
「お困りごとを解決する」というテーマに対して、課題解決をできていたチームが多々ありました。実際に利用できそうなシステムについては実現化を検討していきます!<審査員長: 所 年雄(常務執行役員)>


第1回「CXハッカソン」最終結果

■最優秀賞
 「スケジュール自動調整」Team 4
■優秀賞
 「日報の自動作成」Team 1
 「施策・クリエイティブ管理」Team 2
 「QA/Chatbot」Team 3
■敢闘賞
 「Webスクレイピング」Team 5
 「コミュニケーションツール統合」Team 6
 「Web会議の自動議事録作成」Team 7
■審査員特別賞
 石井 健太郎さん

エンジニアの皆さん、お疲れ様でした!

こうして、初開催のハッカソンは無事に閉幕。参加したメンバーたちからは『楽しかった!』『勉強になった』『仕事にも活かせそう』などの声が挙がりました。しのぎを削った熱い闘いにエンジニア魂が揺さぶられ、開発の楽しさを再認識できる場となりました。

次回の開催も検討するとともに、今後ますますスキルアップ機会の創出とサービスプロダクト開発の文化を醸成していきますので、こうご期待ください!


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