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be ~ingとhave been ~ingの違い

be ingとhave been ingの学校英語的な訳し分け方は:

have been ing: 最近ずっと~している
be ing: ~している

です。ただ、「何が違うんだ」というのが本音でしょうし、実際大した差を生まないこともあります。最近ずっと~してるんだ~ってことをbe ingで言えますし、逆に~しているをhave been ingで言うことだってできます。

で、両者の違いは、現象、動作に対する話者の捉え方です。現象が違うから表現が変わるのではなく、話者の捉え方次第で表現が変わります。

たとえその動作が発生している期間が100万年でも、壮大なスケールで見ればそれは一瞬、点です。そのように「捉える」場合、100万年のスケールの現象でも、ふつうの現在進行形で表現できます。

逆に、100万年のスパンを別のスケールで見たとして、ある程度の大きさ、幅が現れるなら、話者は完了進行形を採用するでしょう。

で、動作の継続期間の絶対量は極論どうでもよく、ポイントは、話者が遠方からその現象を点として捉えているかどうかです。これは主観に100%依存するものなので、冒頭の、

have been ing: 最近ずっと~している
be ing: ~している

の訳し分けはほとんど意味を成しません。 過去時制のwas/were ingとhad been ingも上記と同じで、違いは視点が現在→現在の方向ではなく、現在→過去に向いている点だけです。

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