見出し画像

大きさ比べ:衛星編

太陽系には8つの惑星があり、内惑星である水星と金星を除き、衛星を持っています。
主だった衛星の大きさをランキング形式で比べてみましょう。

---

比べる衛星は以下になります。
・フォボス、ダイモス(火星)
・月(地球)
・イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト(木星)
・ミマス、エンケラドゥス、テティス、ディオネ、レア、タイタン(土星)
・アリエル、ウンブリエル、チタニア、オベロン、ミランダ(天王星)
・トリトン、ネレイド(海王星)

  1位:ガニメデ(木星)   :約5,268 km
  2位:タイタン(土星)   :約5,149 km
  3位:カリスト(木星)   :約4,817 km ← ほぼ水星(約4,880km)
  4位:イオ(木星)     :約3,636 km
  5位:月(地球)      :約3,474 km
  6位:エウロパ(木星)   :約3,121 km
  7位:トリトン(海王星)  :約2,707 km ← ほぼ冥王星(約2,370km)
  8位:チタニア(天王星)  :約1,578 km
  9位:レア(土星)     :約1,529 km
 10位:オベロン(天王星)  :約1,523 km
 11位:イアペトゥス(土星) :約1,471 km
 12位:ウンブリエル(天王星):約1,169 km
 13位:アリエル(天王星)  :約1,158 km
 14位:ディオネ(土星)   :約1,123 km
 15位:テティス(土星)   :約1,066 km
 16位:エンケラドゥス(土星): 約504 km
 17位:ミランダ(天王星)  : 約472 km
 18位:ミマス(土星)    : 約396 km
 19位:ネレイド(海王星)  : 約340 km
 20位:フォボス(火星)   : 約22 km
 21位:ダイモス(火星)   : 約12 km

もちろん、上に上げた衛星が全てではありません。
フォボスやダイモスよりも大きな衛星はいくらでもあります。
木星や土星に至っては、今でも新しい衛星が見つかっており、小さいものは直径1km程度なので驚きです。

木星の四大衛星(イオ、エウロパ、カリスト、ガニメデ)や土星のタイタンなどは、10cmクラスの望遠鏡でも見る事ができ、日々観測していると動いている様子が分かります。
(イオに至っては、公転周期が1.7日程度と短いため、数時間程度で動いているのが分かります)

宜しければサポートをお願い致します。ご厚意は天文ボランティア活動の資金とさせて頂きます。 これからも星空に興味を持っていただけるような記事を書きたいと思っています。