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星のソムリエ講座実技試験

先日、星のソムリエ講座実技試験に行ってきました。

その前の認定講座(準ソムリエ)についてはこちら

実技講座は望遠鏡の組み立てと使い方ですが、準ソムリエ講座の時にもやったので、復習ですね。
それでも使い慣れない望遠鏡なのと、購入時の箱に収納されているのでファインダーの取り付けからしなければなりません。
思い出しながらでなんとかできました。

ただ、天候が。。。
前日、地元は晴れていたのですが、当日は曇り。。。
始まる前はかろうじて月が見えていましたけど、暗くなるにつれて雲が厚くなってしまいました。うーん、山間だったせいもあるのか風もなかったので雲がほとんど動きませんでした。。。

そばには講座実施団体が持っているタカハシのEM-2000とFCT-150&FT-76が!!
とても「持ち運ぶ」には不向きな大きさ。赤道儀も骨董品クラスですが鏡筒はさすが15cmフローライト。
切間から見た月はシャープで綺麗でした

始まるまでは月を見たりしてまったり
写真撮ったり望遠鏡操作を確認したり
合間にちょいちょい試験というか質問(採点)されました。
そう、試験なんです。それを意識するとちょっと緊張しました(汗

実践試験は、キャンプ場に来ていただいていたお客さん相手に星空解説を行い、そのアンケートと内容を持って判定。
というものです。

アンケート!
正直、自分の解説を聞いた人のアンケートなんてとった事がないので、これはこれで緊張します。
しかも空は完全な曇天
始まる前にどのぐらいの時間やるのか確認しなかったので、ペース配分もあったもんじゃありません。これは大失敗。

それでも普段は使わない空を指すための懐中電灯を使って、どの辺に何があるか。それがどういった恒星・星座であるか。
話の流れで得意の誕生星座の話になって、恒星の色と温度の話、七夕(北海道は多くが8月7日)の話から伝統的七夕と、得意のその場の流れで話をつなぐスタイルで押し通しましたw
終わり側にISSが見えて無事終了

アンケートに答えてもらった後に雲が少し切れてアークトゥルスに夏の大三角、ミザール・アルコルなどを見る事ができました。

普段の移動天文台以上にとっても疲れたのは緊張していたからだと思います。

そして結果ですが、、、

無事、合格しました


周りには「大丈夫だってw」と言われていましたが、それがプレッシャーになるんですよー

これでめでたく正ソムリエとして活動できます。

宜しければサポートをお願い致します。ご厚意は天文ボランティア活動の資金とさせて頂きます。 これからも星空に興味を持っていただけるような記事を書きたいと思っています。