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北海道旅行記:オホーツクの旅(2日目:釧網本線で行く清里、斜里)

旅2日目(2022年5月28日)

2日目は、網走から釧網本線に乗って、清里、斜里町の方面に行こうと思う。

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網走は、「網走監獄」で有名な場所。

「網走監獄」という博物館もあり、網走を代表する観光スポットになっているのだが、駅から徒歩で行ける場所ではないし、バスもそれほど多く走っていないので公共交通ではやや行きづらい。

網走から、快速「しれとこ摩周号」に乗る。快速と付いているが、通過駅は1駅(細岡駅)のみ

これは、快速が通過するような利用者の少ない駅が、軒並み廃止されてしまったからで、JR北海道の路線ではよくあることだ。

約1時間乗車し、「清里町」駅に到着。

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清里町駅は無人駅だが、町の中心駅ということもあってか、私以外にも降りる人がいた。

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駅ノートが置いてあったので、「これから知床斜里駅まで歩こうと思います」と書いておいた。

JR釧網本線は日中の本数がかなり少ないので、色々な駅を見ようとすると、どうしても徒歩を挟むしかなくなる。

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道路案内標識を見ると、「中標津」「ウトロ」「川湯温泉」「斜里」と、ワクワクするような地名が並んでいる。

清里町駅から、札弦駅方面に歩くこと約20分。

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きよ~る」という施設に着いた。こちらは清里町の情報交流施設で、カフェや売店なども入っている。

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今日はきよ~る内にあるカフェでお昼ご飯を食べる。何を食べたっけ。確か、大きなジャガイモが入っているカレーを食べたような記憶がある。

ご飯を食べたら、きよ~るから清里町駅を通り、斜里町方面に歩く。ここからはウォーキングだ。

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摩周湖斜里線」という道路を北に歩いてゆく。

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再び清里町駅。駅前に公衆トイレがあるので、ここでトイレ休憩。

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休憩を終えて斜里町方面に歩き出す。こちらの道路標識は、「ウトロ」が漢字表記の「宇登呂」になっている。

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段々と、お店や人家が少なくなってきた。

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清里町は、「日本で最も美しい村」らしい。ここで言う「村」とは、"Village"ではなく、"Countryside"的な意味だろうか?

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途中、「斜里岳」のビュースポットもあったが、あいにくの天気なので何も見えず。

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ようやく、斜里町に入った。カントリーサインには、「シマフクロウ」が描かれている。

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ちなみに、清里町のカントリーサインはこんな感じ。清里のじゃがいも焼酎醸造所の建物が描かれている。

Googleマップを見ていたら、学校の跡があるらしいので行ってみた。

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小学校の跡らしい。建物はしっかり残っているから、最近廃校になったのだろうか。

斜里町に入ってから、雨風が強くなってきた。5月下旬なのに、雨に濡れ、寒さを感じる。

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折りたたみ傘がひっくり返る中、中斜里駅へ向けて歩く。

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中斜里駅に着いた。途中に「南斜里」という廃駅があったはずだが、どこにあったかよく分からなかった。

中斜里駅は、無人駅。トイレ設置駅だったが、今は故障したか何だかで使えなくなっている。

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昔は窓口があったようだ。駅前はお店やコンビニこそないが、民家や郵便局はある。秘境駅というわけではないので、利用する人もそこそこいそうだ。

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きっぷ運賃表。中斜里の隣にある空白は、2021年に廃止された「南斜里」駅。

中斜里から知床斜里はそれほど離れておらず、歩ける気もしたが、天気が悪いし、雨で体が冷えてしまったので、ウォーキングはここでやめることにした。

次の知床斜里方面の列車まで30分以上あるから、駅で時間をつぶす。

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駅舎に入ってくる人は誰もいないが、駅前を車が通るたび、誰か来るのかと身構えてしまう。

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釧路方面の列車が駅を出て行った。網走行きももうすぐだ。

網走行き普通列車に乗って1駅、知床斜里で下車。

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知床斜里駅は、とても立派な駅。さすが世界遺産。駅員さんももちろんいて、みどりの窓口がある。観光案内所も入っている。

せっかく斜里の中心部に来たのに、天気が悪いし寒いので、あまり出歩けない。

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知床斜里駅のすぐ近くには、「道の駅しゃり」がある。

このころはマグネット収集癖がなかったので、何も買わなかった。今思えば買っておけば良かった。

帰りの網走行き列車まではまだ時間があるから、夕飯は知床斜里で食べる。

駅から徒歩数分の場所にある、「知床くまうし」というお店で食べた。どうみん割クーポン(北海道応援クーポン)が使えた。

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味噌ラーメンと、豚丼のセットをいただいた。この時は雨で体が冷えていたから、温かいラーメンがとてもありがたかった。

ご飯を食べたら、後は駅で列車を待とう。

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知床斜里駅前には、ルートインホテルもある。観光地なので、北見や網走より相場は高そうだ。

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駅に戻ると、既に窓口は閉まっていた。夕方で窓口営業が終了するみたい。

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観光案内所も営業終了。暗い駅というのも何だか良い。

帰りは、知床斜里18時59分発の列車で網走まで戻る。もう夜間なので、高校生もおらず、車内は空いていた。

景色はほとんど見えないが、ガラガラのローカル線を味わえるのは素晴らしい。

19時47分、網走着。2日目はこれで終了。

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3日目の様子は、次の記事でお伝えします。最後までお読みいただきありがとうございました。

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