酒宴の主演になれていたら幸せかも

筋肉痛えぐすぎ~と思いながら目覚めた。紀伊半島によって受けたダメージがでかすぎる。予定夜からだし二度寝しようかな……と思ったものの、暇人を捕まえることに成功したので難波に向かう。


難波とは東京で言う新宿みたいなもので、なんかもうすんごく複雑。一応路線ごとにある程度わかれてはいるものの、南海なんば駅、JR難波駅、大阪難波駅、なんば駅などが存在する。地下街のダンジョン感はもうマジで新宿。「なんば駅集合ね!」「おっけー、どの?」って会話が目に浮かぶ。ハチ公前集合とかいけふくろう集合とかそういうわかりやすいオブジェクトが欲しい。



まあ無事に合流し、とりあえずご飯へ。何か大阪っぽい店を探そうとしてくれた努力を「ファミレス行こうぜ、安いしわかりやすいし」と無に帰してサイゼリヤへGO。そしてドリアとワインを貪ってカラオケへ。神の流れ。




カンパーイ!


仕事終わりの人間たちと合流し、いざ居酒屋へ!
この瞬間のために旅をしていると言っても過言ではない。レモンサワーと揚げ物の相性が神でバクバク食べちゃう。ほどほどにお腹が膨らんだところで、二軒目へ。とはいえ店が見つからなくてしばらくうろちょろ。







二軒目。なんかだいたい料理が美味い居酒屋だった。
串カツうめー!大阪きたなって感じ。実績解除。





フォロワーの筋肉、えぐい




ここでほとんど解散して、静かな二次会が始まる。





三軒目はムーンウォーク。永遠に森見登美彦氏の『夜は短し歩けよ乙女』コラボメニューを置いていることで有名だが、なんと映画に合わせて四畳半タイムマシンブルースともコラボしており、しかもなんかコースター配ってたからめちゃくちゃ飲んだ。



コンプならず




くやしい。またいこうねと約束し、お散歩の後四軒目。もう終電なんてないのでカラオケオールである。


思うに、酔った後のカラオケは麻薬である。よくわからんけど死ぬほど脳内物質出てる感じがある。たぶん傍から聴いたら死ぬほど下手なんだけど、まあ歌ってて幸せなので結果オーライみたいなところがある。





朝五時、二人とも満身創痍な中、朝食兼夜食のラーメン。
実は〆のラーメンって初めてである。普通に胃がちっちゃいので、飲んだらラーメンどころではない。酒だけでたぷたぷなのだ。
にんにくたっぷり突っ込んだ犯罪的なやつを啜る。うますぎ~。エネルギーが枯渇した身体にぐんぐん染みてく感じがある。こんなんクセになるって。


無事完食。幸せな時間だった。
空が白んでくる中、解散。宿まで三キロ程度なので歩いて帰る。
なんだかんだで全店奢ってもらってしまい、ばちこり感謝しかない。このあとお会いする人にもだいたい甘えてしまっている。あまりにも温かすぎる。東京来たときは奢り返すからね、を無限に言っています。旅人貧乏学生に優しいみんなが大好きです。この場を借りて感謝──



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