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夢を叶えた後輩の話

「来月いっぱいで退職し、〇〇という旅館に嫁ぐことになりました!」

以前働いていた職場の後輩から
久しぶりに連絡がきて
こんな嬉しい報告をしてくれた

彼女の夢
それが女将になることだった
彼女は自分で自分の夢を叶えた
なんてカッコいい生き方だろう



新卒入社の彼女はいつも一生懸命で
明るい性格もあって
会社では先輩にも同期にも愛されていた
思えば彼女が夢を叶えられたのは
努力し続けてきたことはもちろんだけれど


素直だったから


これが大きいんじゃないかと思う


彼女はいわゆるゆとり世代
ともすれば
ただお給料をもらって安定した生活ができればいい
と自己主張が曖昧だったり
自分がやりたい仕事はこれじゃない
と自己主張だけ強く視野の狭い考え方しかできない人もいる中で
彼女は夢は夢としてしっかり芯を持ちながら
配属された営業の仕事を
自分なりに意図を持って働いていた

配属されたからとなんとなく営業するのではなく
このエリアで挑戦してみたいです!
と希望を伝えたり
ご契約いただいたクライアントさんのために
こういうサービスは提供できないか?と社内交渉したり
自分1人で頑張るのではなく
先輩や上司の意見も取り入れ
協力を仰ぎ
自分の想いに素直に積極的に動いていた
会社の予算やリソースの問題で致し方なく叶えられなかった時は
悔し涙を流しながら…

そんな彼女だからこそ
信頼して仕事を任せたいと思うクライアントさんは着実に増えていったし
クライアントさんからぜひと新しいクライアントさんをご紹介いただいたりと
営業として王道の紹介をいただくスキルも難なく身につけ
営業チームのエースへと成長していった

彼女のすごかったのはそれだけではなく
営業の仕事で成長しながら
ちゃんと夢につながる希望を会社に伝えていたところ
会社が経営する宿泊施設の支配人の職に空きが出ることになったとき
そのポジションで挑戦することを迷わず選択
より夢に近づいていった

そう
絶対これじゃなきゃイヤと
夢に執着するのではなく
今の環境下で何ができるか考え
それを素直に実行し
自分の想いは周りに伝えるということ

すごくシンプルだけど
なぜかなかなかできていないことを
彼女はコツコツ続けていた

そしてついに
「女将になる」
という夢を実現させた彼女

夢を叶えるという点においては
むしろ先輩です
おめでとう


彼女から学んだ
素直さを取り入れて
私も前に進んでいきます

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