見出し画像

和の習い事の始め。

和の習い事は入りがとても難しいと思う。

今茶道をとてつもなく習いたい。頭も一日の半分以上は茶道のことでいっぱいである。

しかし和の習い事の場合、インターネットで見つかるものがまず少ない。「日日是好日」の映画のように、先生の自宅兼茶道室があって、そこから見えるお庭にはたくさんの木々や花が咲いている。お茶をしながら、季節が見える光景。そんな光景でお茶をしたい!との理想で入った私は、個人の先生に習いたいと思って最初調べていたが、まず見つからない。

思えば、今までした和の習い事もそうだった。日本舞踊を5年前まで習っていた。

日本舞踊はまだ福岡にいたころのことだったので、本当に情報がなかった。カルチャーセンターも平日のお昼の講座しかない。毎日毎日検索していたら、やっと見つけられた。個人の先生のお教室で、ホームページを作っていてさっそくそこから連絡を取った。

後々先生にお聞きしたところ「主人がコンピューター関係の仕事をしているからホームページを作ってもらったのよ」とのこと。このホームページに助けられた。さすがに、個人の教室で電話帳にしか載っていないところにいきなり出かけて、入会を申し込む勇気はないからだ。

今回茶道を習いたいと思って、苦労して調べていたところまたこの時のことを思い出した。上記の理想のお稽古場のイメージがあったので、最初は「カルチャーセンターとか気軽な習い事感覚のところはちょっと。」と思っていた。

しかしあまりに見つからないため裏千家や表千家のホームページを見ると、どうやら協会にお願いすると近い先生を紹介してもらえるらしい。しかし、もし先生との相性が合わなかったらどうしようと思うと恐ろしい。私の礼儀のなさに怒られたら?とてつもなく厳しい先生だったら?など悪い想像が膨らんでしまう。

一度習った先生から別の先生に習うことになったら、茶道の世界では新しい先生が前の先生から生徒を取ったことになるから許されないだとか怖い情報がネット上にあふれていた。それを見て、さすがに始める前から自信がなくなってしまった。茶道をやりたい気持ちは変わらないけれど、先生とは相性だから必ず合うなんてわからないからだ。

そこで結局今のところ、カルチャーセンターで始めることにして探すことにした。最初からどっしりと腰を据えて、本気でお茶に取り組みたい気持ちが強かったけれど私はすぐ初めてすぐやめることも多い。もし辞めてしまったら、他の先生に習うことができないのなら、軽めに始めてもしもっと習いたかったら弟子入りさせていただいて深く勉強しよう。不本意だけどそうすることにした。

和の習い事ってやっぱり入るところから敷居が高いと感じてしまう(^^;



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?