見出し画像

にんじんドレッシングの作り方

ニンジンが1/2本余りました。

普段はみそ汁やスープに入れるか、スムージーにして飲むことが多いのですが、今日は気が向いたのでドレッシングを作ります。

ドレッシングの基本は酢と油ですが、野菜のピュレをベースにするとまろやかで日本人好みの味わいになります。ビネガーの割合を減らせば(保存性はやや落ちますが)魚や肉料理のソースにも使えます。

にんじんドレッシング 
材料
にんじん   100g(1/2本)
水      90ml
オリーブオイル 50ml
米酢      大さじ1
塩       4g
はちみつ    適宜(今回は小さじ1)

材料表に米酢と書きましたが、僕はこういった場合、千鳥酢を使っています。酢の味わいが重要なので、この配合で作ってみて「酸っぱいな」という場合は酢の量を減らすのではなく、レンジで沸かす→冷ましたものを使ってください。

にんじんはミキサーにかけてしまうので適当でいいのですが、薄く切りました。あとはすべての材料をミキサーに入れて回します。はちみつは小さじ1加えましたが、お子さんがいるご家庭などは小さじ2くらいに増やしてもいいでしょう。

そういえばニンジンは皮を剥かずに使いますよ。ニンジンの皮は出荷過程の洗浄によって剥かれているというのもありますが、外側にいくほど糖もうま味も多いので、わざわざ捨てることはありません。

滑らかなピュレになれば出来上がり。



これくらいの濃度です。出来上がりは220ml程度。

ドレッシングはドレスする=和える使い方が基本ですが、こういったピュレ状のドレッシングはかけるだけで充分。千切り野菜のサラダにかけるのがおすすめですかね。

瓶などに移して冷蔵庫で保存します。10日ほどはおいしく食べられます。ニンジンの色素であるカロテンは酢=PHの影響を受けないので、色が悪くならずにドレッシング向き。カロテンの弱点は光です。ビタミンCを足せば幾分緩和できますが、光に当てると色が悪くなるので、保存はやはり冷蔵庫で。

ドレッシングは基本的に酢と油を混ぜればいいだけなので、こういった野菜ベースのものを作る機会はあまりないのですが、たまに作ると面白いので野菜が余ったら……という感じで作ってみてください。

撮影用の食材代として使わせていただきます。高い材料を使うレシピではないですが、サポートしていただけると助かります!