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板海苔からつくる〈クイック海苔佃煮〉

板海苔を余らせてしまったときにつくる佃煮のレシピです。朝ごはんに最高なので、一度お試しください。普通の佃煮は生海苔(または干し海苔)に水、醤油と砂糖などを加えて煮ていきますが、せっかく家でつくるのであれば甘みを控えて、酒をたっぷりと使った贅沢な配合で!

材料
海苔 3枚
酒 150cc
醤油 小さじ2
みりん 大さじ1

いい海苔はさっと煮崩れるので、良し悪しがすごくわかります。

手でもみほぐしながら鍋に入れます。どうせ煮溶けるので適当でも大丈夫。そこに酒150cc、醤油小さじ2、みりん大さじ1を加えます。酒をたっぷり使う(というか酒で煮る配合)のが〈贅沢すぎる〉と思われるのであれば水120cc+酒大さじ2みたいな感じでも大丈夫です。しかし、酒の甘みがあると贅沢な味にはなります。

強火で沸かし、中弱火に落として5分間。

かき混ぜながら煮ていくとドロドロになります。市販の佃煮のように糖分がたくさん入っているわけではないので、あまり硬くはなりませんが、それでももう少し水分は飛ばします。

目安としてはこのくらい。最後は強火で煮詰めてもかまいません。

でき上がり。できたてほやほやよりは少し冷めしたほうが味が落ち着きます。この状態で食べると「ちょい味が濃いかな」と思うかもしれませんが、、、。

ご飯にのせるとこれでちょうどいいのです。朝ごはんに味噌汁と炊きたての御飯、卵焼きにこの佃煮があれば最高です。柚子の季節であれば最後に柚子の皮を刻んで入れてもいいでしょう。

おまけで以前、海苔の佃煮の製造工場を取材したときの映像を載せておきます。遠忠商店は江戸前らしい味つけの佃煮。自分でつくったものと比べてみるのも面白いかもしれません。

撮影用の食材代として使わせていただきます。高い材料を使うレシピではないですが、サポートしていただけると助かります!