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3ヶ月旅してみて。

こんにちは。

noteは久々の投稿になりました。

日本一周の旅をスタートしてから早いもので3ヶ月が経ちました。
(とはいえ、1ヶ月ぐらい長野にいたような気がしますが...笑)

おおよそキャンピングカーの運転、車中泊、その他人と会うことも慣れてきました。

そろそろ中間の振り返りを記事に残してみようかと思います。
時系列でどうぞ。

【1月中旬・栃木&群馬】

群馬県長野原町、赤岩集落。


私の旅は東京からスタート。
とはいえ、栃木出身の友達を実家に送るところから始まったので、厳密には栃木スタート…?になるでしょうか。

私は栃木と群馬の旅について、少し後悔していることがあります。
それは「もっと人と会う旅にすればよかった」ということです。

その後に控える長野の用事が既に決まっていたこともありますが、
ほんの4日間で栃木と群馬の旅は終わってしまいました。
(あっけない!本当にあっけない!)

しかし、この失敗体験は今後の旅に大きな影響を与えることとなります。

【1月後半〜2月後半・長野】

長野県松川町、城山。

長野県といっても、そのうち8割くらいは松川町にいました。
地域活性プロジェクトの一環でPR用の動画を撮り溜めするため、というのが当初の目的であり名目でした。

それがひっくり返された。
「あくまで活動のため」ではあるのだけど、ではあったのだけど。
滞在したことで松川町という土地の魅力に惚れ込むのでした。

栃木・群馬・そして長野、松川町での旅を経て
「そこに行くなら、そこで暮らす人の話を聞きたい!」
という私の旅のコンセプトがしっかり固まった時期でした。

結局、次なる岐阜県に入ったのは2月26日。
大幅なペース変更、私の旅よ、どうなるやら。

【2月後半〜3月中旬・岐阜&滋賀】

岐阜県白川村、白川郷。


春の鼻先が見えてきた頃。
しかし、まだ飛騨高山の土地が私を冬から離してくれません。

普段、むしろ避けてきた「観光地」へ訪れたのは”白川郷”への憧れに他なりません。

あそこだけは、行ってよかった。
一生に一度は、行ってみてほしい。

そして滋賀へと踏み入れたと同時に、懐かしき関西の香りを感じます。
人って、やっぱりその土地の影響を受けている。
そう気づきました。

余談ですが、私は東京に3年勤めている間に若干「関西弁が不自由」になっていました。
しかし、より、やはりというべきか。
滋賀に来てから格段に関西弁をこぼす機会が増えたように思います。

「方言リハビリ」、しっかりこなしました。

【3月中旬・沖縄やら東京やら色々】

はい、番外編来ました。早い。

この時期はキャンピングカーを完全に実家に置き去りにし、
身一つで沖縄やら東京へ駆け回っていました。

なぜそんな必要があるのか?
そんなの、分からんよ。

地域活性化について学ぶコミュニティの視察と、ライブです。以上。

たまには、車中泊以外も良いものですね。
みんなと外でお酒飲めるのも嬉しい。

深夜まで飲んだ次の日でも、朝日はばっちりチェックします。
これ、旅を始めてから生まれた趣味なんです。

心地よい朝を迎えることは、人生を豊かにする。そんな気がしました。

そして、沖縄の朝の海を眺めながら聴いた音楽が、私のここ最近の将来ビジョンに大きく影響を及ぼしたのでした。(詳しくは前回記事で)

【3月後半・京都】

京都府京丹後市、三津漁港。

京都なんて言っても、私が行くのは京都市内じゃありません。
日本海側の丹後地方へ一目散。
オーバーツーリズムの観光地なんて、まっぴらごめんです。
(京都が嫌いな訳じゃないよ)

「私は京都に、海を見に来たのだ!!」
と言わんばかりに、直で舞鶴へ。

そろそろ海を見せてください。(沖縄除く)

このあと私は、京丹後市に恋をします。

人の温かさ、海、山、田んぼ、湖、池、そこに暮らす人々、新しい風を吹かせようとしている人たち、建築、食、文化…
全てが驚くほど自分に抵抗なく溶け込んできたのです。

「ここに住めたらいいなぁ」、そう思いました。

一瞬、今後の旅を躊躇するほど、後ろ髪を引く京都を振り切って次の兵庫県へ向かいます。

【4月前半〜4月中旬・兵庫&鳥取】

兵庫県多可町、ほたるの宿路。

今現在、この記事を書いている私は岡山に入ったところです。
つまり最新の振り返りということになります。

兵庫県は大きく分けて「丹波・豊岡・西部」で回りました。

丹波地域の里山の風景で見たのが、私の今年の初桜。
綺麗だったなぁ。

豊岡ではTENJIKUというサービスを使い、3泊4日、宿に住み込み働きながら、合間の時間で人を紹介してもらいながら地域を回りました。

(この時、地域交流カフェ × 本屋 スペースで出逢った1冊の本が今後の旅に繋がっていきます。)

京都あたりから私の旅に「学び」の色が強くなってきました。

「地域の交流を生み出す場づくり」について、知りたい。

産学連携のまちづくりの拠点や、地域商社が行政に近い位置でマルシェや企業誘致を行う姿、スキー場近くの宿などなど…。

より絞られた旅のテーマに沿って、私はキャンピングカーを走らせ、ついに中国地方に到達します。

目指す先は「隼Lab.」と「もちがせ週末住人の家」です。
この2つの場を知ったきっかけこそ、豊岡で出逢った1冊の本で取り上げられていたから、なのでした。

【小括】

滋賀県高島市、入道浜。

旅の方向性は、旅をする前に比べて格段に固まってきました。
見る視点が変われば、自ずと出逢う人たちも変わってきます。

引き寄せている、と思わせてくれる人のご縁もあったり。

「旅なんだから、もう少しゆったり、適当に生きてみる」
というのも大事にしたい一方で、
「旅なんだから、今後のための学びを大事にしたい」
という想いもあり、少し葛藤するのが悩みではあります。

現在、12/48都道府県。

まだ4分の一。日本って、広い。面白い。

「旅は無駄」なんて言う人がいれば、それは旅をしたことがないんでしょう。
格段に人生の経験値が上がっていると感じます。

自分の中で湧き出る「あれやりたい」が叶えられる場を見つけたいですね。


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