見出し画像

フィルムで観る銀河鉄道999

江東区の古石場文化センター

にて、アニメまつりと称して、無声映画から、劇場アニメへの変遷が解るプログラムが上映されていました。

小津安二郎監督が、この地域出身地だったことを、こちらの資料室から知り、作品を見返したくなりました。
(東京物語は見たけど記憶無し)

フィルム上映と知らずに行った銀河鉄道999は、セル画とフィルムの相性の良さを痛感。
(35mmフィルム)
クッキリしていないせいなのか何なのか、二次元感があるのに謎な奥行きを感じました。

上映後に、映写機を見せて貰い、撮影も出来ました。
フィルム自体、物珍しい子どもには、新鮮だったようで興味津々でした。

どういう仕組みで撮影台のカメラが、セル画をフィルムに写すのか問われ、検索するも、説明出来ず…😓
真面目に勉強してこなかった事を反省。
(子ども達、勉強は大事だよ。耳タコか)

映写機が2台あるのは、交互に映写する為なのだそうですね。知りませんでした。

通常は、20分ごとだけど、今回は、一回の切り替えで済むようにフィルムを編集して来られたとか。

脚本の石森史郎さんが、こちらの文化センターで講座をされていたご縁で、東映さんと映写技師さんが協力してくださっていたそうです。

博物館級になりつつある機械と技術、新しいものが出てきても残していって欲しいと思います。

無声映画の日は、文化祭で行けず…地域の学校のイベントに当てないで欲しかった…。
(色々な方々が関わっているようだったので、スケジュール調整が難しいのだろうとも思いました)

席が、普通の会議室みたいな椅子(折り畳みのパイプ椅子よりは安定したスタッキング椅子)なので、
2時間弱は、少し肩が凝りました。
(今回のは、無料な為、比べるものではありませんが)
映画館の椅子が、あんなに心地良く出来ているのは、お金を取るだけあるんだな。と思いました。
首がやっぱり楽です。

フィルムと知らずに行ったので、映写機を発見した嬉しさと、フィルムらしい、チリチリと傷が出ているのも、映写機が回っている音も心地良く、良い体験が出来ました。

ありがとうございました🍀

右端にいるお姉さんは、放映後のフィルムを手で巻き戻している。映写機のロボ感、ゴツさがカッコイイ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?