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週1ランをつないで琵琶湖一周 マキノ〜近江塩津

 2月3日、マキノ駅を出て10:10に湖畔を走り出すと、いままで麓から眺めていた比良の山々が、湖の対岸に見える位置に変わった。


 入り組んだ入り江が連なる湖畔道路をランすること2時間、湖に突き出した葛籠尾半島の先端、菅浦にある「奥琵琶湖パークウェイ」のゲート前に12:50に到着。


 菅浦は、奈良時代に道鏡や上皇と対立して都を追われた、淳仁天皇が逃れた伝説が残る、秘境的な場所。
 パークウェイは、クルマやバイクもなく静かで貸し切り状態。ただ、坂道がきついので歩いて登る。


 13:40に到着した葛籠尾崎展望台は冬季のため売店食堂などの施設は閉鎖中だが、この日走ってきた入り江の道がよく見える。


 雪が積もった舗装道路を塩津方面まで12㎞あるいて、16:00に道の駅の鴨蕎麦で身体をあっためて帰路についた。


 この日の移動距離は35km、入江が多く標高差があって、走るごとに景色がめまぐるしく変わる、変化に富んだコースだった。


 ところで最近、母は以前と違って病気を受け入れているようにもみえる。母が脳神経の病気になって、我を失っていたのは私の方かもしれない。
 介護のために、退職後にやろうと、長年準備してた夢を諦めねばならなくなり、頭の中がガチガチになっていたようだ。

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