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カリフォルニアの小さな港町、カフェで未知?の食材に遭遇

アメリカ西部 バイク旅 1

プロローグ(今年の書初め)

 今から、32年前の1992年。かねてから思っていた、アメリカ大陸をバイクで走ってみたいという計画を実現しました。 10月に約2週間をかけて、ロサンゼルスからヨセミテ国立公園、モニュメントバレー、グランドキャニオンをめぐって約4,000kmの旅をしました。
 はずかしながら今年、私は定年を迎える節目の年、Noteを書くならなにか次の夢につながる記録を書き初めして、考えながら書いてみようと思い立ちました。何回かに分けて書いてみます。
 まずは、バイクの旅1日目からです。 

ともに4,000km走った仲間とバイク

出国~アメリカに着陸

 10月10日の朝、学生時代の友人A君と名古屋バスセンターに集合。 空港バスで名古屋空港へ行き、14:30発のアシアナ航空(ソウル経由)で15時間かけてLA空港に着いたのは12:30着。 アメリカへのバイク旅行は長年あたためてきた夢だったので、飛行機のタイヤが滑走路に下りた瞬間「あこがれの大地」の衝撃を感じました。
 眠くておもい体を引きずって空港を出て、ワンボックスタイプのタクシーでLITTLE・TOKYOにあるバイクショップへ向かいます。 日本時間とロスとの時差は17時間なので体は翌朝の翌日の朝のつもりですが、まわりの時間は出発した時と変わらないお昼ごろという状態の すさまじき時差ボケの頭で、なんとか説明を聞き手続きを終えました。

 バイクはヤマハのXT350、相棒のA君はホンダXL350。これでひとまず今日のホテルMetro Plaza Hotel(711 North Main Street 90012 - Los Angeles) に向かいます。Metro Plaza Hotelはユニオン駅まで徒歩5分の場所にあって、マクドナルドやタコスのチェーン店TACOBELLが近くにあります。とリあえずタコスを食べて早々に寝ることにしました。

さまよえるオランダ人

10月11日(移動距離:161マイル)
 ゆっくり9:20にロサンゼルスを出発してサンフランシスコ方向へ走ります。Buellton(12:50)~SantaMaria(13:20)~SanLuisObispoCamp(15:00)を経て 15:10に静かな港町のモロベイにつきました。

モロベイの港

 よさげなレストランがあったので、暖かいコーヒーとなにかのフライを頼みました。 「なにか」は四角くカットしてあって、歯ごたえは堅めのはんぺんって感じ、味はうまみとか香りはあまり感じられないです。 店の人にこれは何のフライなのか聞いてみると「スクィーッド」と聞こえます。さっぱりわからない顔をしていると、紙ナプキンに三角と四角が合体した絵を描いてくれました。 ますますわかなくなった私の横で、相棒のA君は「イカじゃねぇのかぁ~」なるほどイカに見えます。

Flying Dutchman

 お店の名前はFlyingDutchman。「さまよえるオランダ人」という意味です。FlyingDutchmanは船乗りの間では有名な、世界中をさまよう幽霊船です。 ちなみに、映画「パイレーツ オブ カリビアン」にも、この名の幽霊船が出てきますし、アニメ「スポンジボブ」には幽霊のキャラクターとして、ときどき登場します。 いま思えば、あのフライはただのイカじゃなかった・・・と想い出します。

ウィリアム・ランドルフ・ハーストメモリアルビーチ

 そのあと日が出てきた海岸線を走り、カユコスビーチ、ウィリアム・ランドルフ・ハーストメモリアルビーチに立ち寄りました。 いろいろな海鳥がいる中で、いたることろにリスがたくさんいるなあ と写真にパチリ 夕日を見ながら、サンシメオンまでたどり着いたところで、ホテルを見つけてチェックインしました。(つづく)

#note書き初め


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