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過去への執着

以下、母の言葉の代筆。

さかのぼると30年くらい前から片付けられない症状が出ていたと思います。片付けられないまま色々なものを購入して一層悪化させました。最も購入したものの代表は、洋服です。自分のものばかりではなく本人が望んでいない娘の分まで買いあさりました。片付けられない状況を家族に指摘されても何も感じず耳を貸しませんでした。

小さい家から広い家に引っ越しを繰り返す度に物は増えお金が減る。お金が減っていくことに気が付きませんでした。今はお金が無いことに悩んでいます。今住んでいる家を売ると住む家が無くなります。娘への迷惑を考えると謝って済む問題ではありません。

膵臓癌の治療中ですがそのうち死ぬと思います。私が死んだ後で娘が困るのは分かっています。誰にも助けてもらえないことも分かっています。私だけのことなら自業自得です。

夫が経営手腕に優れていて夫にはお金がありました。離婚した後も私と娘にお金が送られてくると思い込んでいました。とんでもない思い込みです。他人に言われたも娘に言われてもその思い込みに気付きませんでした。未だに離婚した夫に甘える気持ちがあり娘に呆れられています。

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