ある日のこと。眠っていると、衝撃と共に星が散った。目の前にチカッと光が見えた。

目が痛い。閉じていたから目自体に直撃したわけじゃないけれど。でも痛い。どうも息子のパンチが目のところにきたもよう。

実はこれは初めてではない。２回目である。息子のパンチが目に直撃して光が見える体験。そんな事例があるって別に知りたくなかったし、体験なんてもっとしたくなかった。まさか2回も体験することになるとは。

顔だってそれなりに面積があるはずなのに、何故にピンポイントに目なのか。実は他にも当たっているけど気付いていないだけで、目の時はさすがに痛すぎて気付いたとかそんな話なのだろうか。

何度か記事で書いたことがあるけれども、とにかく息子は寝相が悪い。眠っている時に障害物を避ける思考があまりないと言えばいいのだろうか。

私は人に触れてしまったら避けていくタイプだけど、息子はくっついていくタイプ。更に言うならあまり周りに配慮が無いというか、寝返りをうちたくなれば全力で動くし、自分が寝やすいポジションのためなら障害物（私）に当たっても気にしない。最近は私と垂直方向で寝るのがお気に入りのようで、いつも夫の布団に頭を乗せ、私の方に足がきている。夫と私が縦棒、息子が横棒、Hの形と言えばいいのだろうか。

今日は私の顔付近に足がきていた。さすがにこのまま蹴られてはたまらないので、私が反対向きに寝てみた。今まで頭があったところを足側に。そしたら息子とも足同士だから当たってもまぁ大丈夫でしょう。と思ったら。

息子、人の気配が遠のいたのに気付いたのか方向転換してきた。やはり人とくっついていると落ち着くのか、眠っていても息子はぐいぐいくっついてくるのだ。だから私に勢いよく当たることも多くて痛いんですけどね。

日に日に力が強くなってきているし、このままでは私が怪我をしてしまう。目なんて最悪見えなくなることもあるわけで、「この子寝相が悪いんだよね、あははー」ですまなくなってきた。

一応、息子には「お母さん痛かったから気をつけてね」と言っているものの、あまり効果が無い気がする。寝ている時だからどうしようもないのはわかるけどさー。もうちょっと勢い落とすくらいできないかなー。

これの改善方法はもう「息子に1人で寝てもらう」しか無い気がする。

いくら眠る場所を広げたところで、息子はくっついてくるから意味が無い。どれだけくっつこうとしてもくっつけない、離れた場所で眠るしかないのである。

しかし息子は1人で眠るのが怖いと言う。気持ちはわかる。私も結構大きくなるまで怖かった。

とりあえず同じ部屋で、布団同士を離してみるのが現実的な作戦なのかなぁと思いつつ。

私が怪我をする前に何とかせねばならんなぁと。改めて思った今朝だった。

ではまた明日。