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マシュマロ式三神ザシアン (CL横浜使用デッキ解説)

どうもです。
今回は私マシュマロがチャンピオンズリーグ横浜に参加してきましたので、そのレポートと使用デッキの解説になります。
今回私が使ったデッキは三神ザシアン(アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンV)デッキです。結果としては、自分とシニアの知り合いの子が60枚同じ構築を使って
マスターリーグtop32
シニアリーグtop16
でしたのである程度勝ち残ることができたのかなとは思います。
今回は自分の中の考えをなるべく全部記載させていただく代わりに全文有料とさせていただきます。世間一般の三神ザシアンと比べて非常に強力な構築に仕上がっていると自負しておりますので、もし興味がありましたらよろしくお願いします。この記事をご購読いただくにあたって前提の知識としてPOG2020使用:三神ザシアン(無料)をお読み頂いてからご購読いただくと内容を理解しやすくなると思いますのでお勧めしておきます。そちらもよろしくお願いします。(この記事を読んでいる前提で解説している箇所もあるためできる限り読んでいただけるとありがたいと思います。記事は下のリンクから飛べます。)

まず直近の実績を書かせていただきます

2020 シティリーグS1 2位. POG day2進出

2021 チャンピオンズリーグ横浜top32

続いて当日のマッチアップを振り返ります
Day1
R1 ズガドーン(ロッソ選手)○
→三神がオルターの後に飛ばなかったのでボスボスで勝ち。
R2 ムゲンダイナ(センダイ選手)○
→こっちも事故気味ではあったものの先1に相手がエネルギーに触れなかったのが決め手になってそのまま勝ち。
R3 ミラー○
→先取られてオルターレイまでもらったけど魂のフィオネで裏とって逆転して勝ち。
R4 ズガドーン×
→種切れ大事故で死亡。
R5 ルカメタル○
→ダンデでザシアン2体わからせて勝ち。
R6 セキタンザン○
→魂のダンデ2連打でセキタンザン焼却して勝ち、Day2確定。
R7 ルカメタル(ししゃも選手)○
→先にレイから盤面作ったらフルメタルをザシアンに切ってきたのでそのままオルター打ってボスバット→ルカメタルでサイド取り切って勝ち。
6-1-0 66位

Day2
R8 ムゲンダイナ(しろがみ選手)○
→ハンド事故気味、無人入りだったので入れ替えが少ないと考えボスクロバットで1ターン貰えてそのまま勝ち、ちょっと運良かった。
R9 レシリザ+ブルーの探索○
→相手が事故気味だったので先にレイからオルター、そのまま4-2で取って勝ち。
R10 セキタンザン○
→闘エネのみセキタンザンをブレイブキャリバーで先殴りしたらもう一体もパッドもストーン闘もつかなかったのでまたボスキャリバー。そのあとオルターしてカルゴ倒して勝ち。
R11 ピカゼク(ヤマトツグヨシ選手)○
→お互い順当に回ってスタンプを2回もらったもののジラーチで復帰、その後3枚目のスタンプを相手が持って来られずそのまま勝ち。
かなりついてたと思う。
R12 ルカメタル(だんのうら選手)
→ふとうで2枚、三神に水エネルギーと順調だったが相手の無人マリィで4ターン止まり(オルター打てず)そのままエネルギーを持っていかれ続けてリソース切れ、負け。
R13 セキタンザン(ている選手)
→ラストターンに回収ネットめっちゃ飛んできてコンボ決められて負け。あらゆる裏目を考えて三神で攻めに行ったのが逆に悪手だったので反省。まあそもそも前のターンにフィオネがボス引けば勝ちだったのに博士打った後の残りの山札クイボクイボフィオネエネルギーにしたおれが悪い。
4-2-0
合計10-3-0 23位

・横浜大会の個人的環境予想

→自粛期間後初めての大型公式大会となるのがCL横浜でした。つまり反逆クラッシュ以降のカードの初環境の大会がCL横浜ということになります。直前に新弾の拡張パックである"仰天のボルテッカー"の発売が意識されがちですが、自粛期間に出たパックは
・反逆クラッシュ
・爆炎ウォーカー
・ムゲンゾーン
・伝説の鼓動
・仰天のボルテッカー
この5つであり、環境が自粛前とまるっきり変わったものになったということは誰の目にも明らかだったと思います。
まずは、これらのパックの発売によって出現したデッキ、その中でも今回の大会のメタゲームに特に影響を与えると考えたデッキについて見ていきましょう。

・ムゲンダイナVmax

→今回の大会でも多くのプレイヤーが環境トップデッキの一角と考えていたかと思います。特性によって他のタイプを場に出せなくなる代わりに悪ポケモンをベンチに8体まで展開できる特性を持ち、2つのエネルギーで場の悪ポケモンの数×30ダメージを与えることができるムゲンダイナVmaxをメインアタッカーに据えたデッキになります。展開カードとしてクロバットVを4枚、打点補強としてガラルジグザグマなど豊富なサポートカードを駆使しながら持ち前の高い打点を押しつけ続けて勝てる非常に強力なデッキです。

・セキタンザンVmax

→耐久性に優れたポケモンであるセキタンザンVmaxを軸としたデッキです。闘タイプなので環境デッキの弱点を突きつつ戦うことができ、技のエネルギーも軽く動かしやすいデッキだと思います。ストーン闘エネルギー+ムキムキパッドで実質HP400になるので、HP満タンの状態から1撃で倒されることはほぼないでしょう。まさに不沈要塞です。

・ピカチュウVmax(クワガノンV)

→新弾の目玉カードをメインに据えた雷タイプのデッキです。カプ・コケコ🔸やサンダーマウンテン🔸、エレキパワーといったお馴染みのサポートカードの恩恵をもれなく受けることができ、クワガノンVを併用することで相手に合わせた戦術がとりやすく強力なデッキだと個人的に推しているデッキです。

・マルヤクデVmax

→ズガドーンとは違い爆発力こそないものの技で自分にエネルギーをつけられるため後半になればなるほど火力が上がって止まらなくなるといった恐ろしさがあるデッキです。リセットスタンプやワンダーラビリンス🔸などで相手を止めながらサイドを取り切る戦い方が非常に強力な戦術として知られています。

・マッドパーティ 

→XYレギュレーション時代のよるのこうしんを彷彿とさせるデッキです。ほとんどの構築でジラーチ🔸+バリヤード+ヤレユータンのギミックが採用されていてしかも非Vで戦うデッキなので、サイドレースにとにかく強いという印象です。

これらを踏まえて今回私が予想したtier表は以下の通りです。三神ザシアン、ズガドーン、ムゲンダイナが3強に君臨しその他の様々なデッキが追いかける多種多様なデッキが入り乱れる環境になると予想しました。

Tier1
三神ザシアン 
ズガドーン
ムゲンダイナVmax
Tier2
セキタンザンVmax
超ミュウミュウ
ピカチュウVmax
鋼ザシアン(コンボ、ルカメタル)
Tier3
マッドパーティ 
マルヤクデVmax
ピカゼク 
ジュナイパー


・デッキ選択理由

→今回はday2まで進めば非常に長丁場になるので、特に再現性の高さとどんなデッキとも互角以上に試合ができるということが1番大事だと思っていました。デッキパワーを落とすことなくこれらの条件を満たすことができるデッキタイプは現環境に於いて三神ザシアンだけであると私は考えており、使っている期間が長いことからある程度は慣れており柔軟にプレイができるので三神ザシアンを使わない選択肢はないと最初から考えていました。一般的に最大の課題と言われるミラーマッチに関しても長い期間回してきた以上デッキについてある程度理解しているのでほとんど負けることはないだろうと考えることができたのも選択する決め手になりました。
また、デッキの中身はPOGの時と大きく変わっていません。理由としてはPOGで使用したときのデッキの時点で個人的には非常に強力な構築であると確信していたからです。上振れこそあまりありませんが下振れる可能性も低いためスイスドローという大会形式にも適していると考え今回のデッキになりました。

・使用デッキレシピと解説

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こちらが今回の横浜大会で使用したデッキレシピになります。POGで使用したデッキを基に少しアレンジした形を今回は使用しました。採用理由も書いていこうと思います。

ポケモン

・アルセウス&ディアルガ&パルキアGX 2枚

→基本的にはGX技オルタージェネシスGX+を打っていくためのポケモンです。1枚しか使わないことがほとんどなので2枚採用しました。マッチアップによっては2体でグルグルするような対戦もあるので繰り返し使って感覚を掴んでいきましょう。

・ザシアンV 3枚

→特性も技も強力で無駄なことがほとんど書いてないこのデッキのメインアタッカーです。最初は4枚採用していましたが、対ムゲンダイナとズガドーンを重く見てクチートGXの2枚目を採用したため最低限ふとうのつるぎが言える3枚採用にしました。デッキの性質上、先攻を取るのが一般的なのでザシアンの4枚目は欲しいと思うことが多かったです、枠が無かったんですがね...

・クチートGX 2枚

→世間一般の三神ザシアンデッキとの大きな違いその1です。相手のクロバットデデンネをベンチに置かせることで展開を止める役割ももちろんありますが、実は相手の手札を見ることが1番の目的で採用しています。手札を見られることで、次の相手の展開を把握し、こちらが適切な選択肢を取るのに役立つこと。対ムゲンダイナやズガドーンに対して技が刺さることが非常に強力だと判断して2枚採用しました。ポケモンを出す効果はあくまでついででしかないので(ミラーマッチを除く)デデンネクロバットを強制展開させて動きを止めようと強く思いすぎないこと、クチートに頼り切らないことをおすすめします。

追記:クチートを出すタイミングについて

→クチートGXを有効に使うためには、出すタイミングを考えなくてはいけません。自分の考えるクチートGXを着地させるタイミングとしては

なるべく早いターン→ムゲンダイナ、コズガ、雷

他のデッキ→デデンネやクロバットを1枚以上使った中盤〜終盤

2枚目を絶対置きたいマッチアップ

1.ムゲンダイナ(特に早めに2枚使いたいです、ハッスルバイトの打点を向上できる可能性があります)

2.ズガドーン(1枚目は早めに、2枚目は相手がデデンネやクロバットを1枚使ったあと、特に終盤に置きたいです)

・ジラーチ 2枚

→世間一般の三神ザシアンとの大きな違いその2です。ジラーチの有無でボスの指令に到達する確率がかなり違ってくるので絶対に採用すべきカードの1枚だと私は考えています。一応このデッキはジラーチメインでもデデンネクロバットメインでも回すことができるハイブリッド型構築にしているので、対戦相手のデッキタイプに応じて回し方を変えていけるのが強みです。ただ相手のスタンプに負けないためにも、目安としてはこちらがサイドを取るターンにジラーチを置いておきたいと私は思います(返しのターンの相手のリセットスタンプから復帰するため)。

・デデンネGX 2枚

→6枚の新しいカードを必ず手札に持ってきてくれるカードです。無人発電所に弱いカードなので、無人が多投されるマッチ(ムゲンダイナなど)ではデデンネから使っていき、出来るだけクロバットは山札or手札に残すことをおすすめします。

・ワタシラガV 1枚

→サポートをトラッシュから回収できるので、ボスの指令やダンデを使い回すことができます。クイックボールから繋がるカードなので山札に残しておくだけで最終ターンが楽になることが多いです。

・クロバットV 1枚

→無人発電所で止まらないドローカード。終盤にデデンネと使うことでほぼ確実にボスの指令にアクセスできるような状態を作れます。最終ターンは最大値で山札を掘るためにクロバット→デデンネの順に使いましょう。

・フィオネ 1枚

→バトル場とベンチを相手が選ぶことにはなりますが入れ替えることができます。ミラーの序盤のテンポダウンや終盤の勝ち筋としてクイックボールがあると勝ち筋にもなるいいカードです。オルターダンデ水かけでズガドーンやボルケニオンを倒せることは覚えておくと得すると思います。

グッズ

・基本セット

(クイックボール、ポケモンいれかえ、エネルギーつけかえ、メタルソーサー) 各4枚

→デッキの安定感を高めるカードであり、柔軟なプレイングを可能にしてくれるカードです。この16枚を減らすことは現環境に於いては考えにくいです。

・プレシャスボール 2枚

→デデンネ、三神、クチートにアクセスしやすくしてくれるカードです。特に三神とデデンネにアクセスしやすいと展開が安定するためある程度の枚数が欲しいカードです。

・大きなおまもり 2枚

→ミラーでデデンネやクロバットに付けたり、ダンデケアやムゲンダイナ対策で三神に貼ったりもします。1枚は絶対に使いたいので2枚採用しました。

・エスケープボード 1枚

→ジラーチにつけると盤面が安定しやすくなります。ムゲンダイナの流行でアブソルが増え腐る場面も多くなると考えてこの枚数です。無くても正直よかったですが、麻痺でも逃げられる点に着目して1枚採用しました。

サポート

・博士の研究 4枚

→減らす理由が見当たりません。最長13戦もやるのにこのカードの枚数を減らすのは自殺行為です。

・ボスの指令 4枚

→このデッキの強さの秘訣です。最後のターンにほぼ使いたいので絶対に4枚以外あり得ません。このカードにちゃんとタイミングよくアクセスできるかが勝敗に関わってくるので減らす場合はしっかり考えましょう。

・マリィ 3枚

→特に対ズガドーンに対して打ちます。アルティメットレイを言えるように連打していきます。ズガドーン以外には大体博士打つのが強いので1枚削った3枚採用になります。

・ダンデ 1枚

→オルタージェネシスを打った後に使うと+60打点が加えられるのでブレイブキャリバーで大体のタッグチームを取ることができるようになります。またアルティメットレイが210ダメージになるのでタフネスマントをつけていないクワガノンVは一発で倒せるのも魅力です。ボスとは違い"エネルギーを取れる可能性がある"ところに魅力を感じたので1枚採用です。 

スタジアム

・トキワの森 2枚

→やるべきことがやるべきターンにしっかりできるデッキが1番強いと思っているので混沌のうねりよりはトキワの森の方が強いと考えています。後1オルタージェネシスもこちらの方が決まりやすいのでぜひ試してみてください。

エネルギー

・基本鋼:基本水→8枚:3枚

→POGの時にも採用した8:3のギリギリの枚数で今回も使いました。エネルギー管理に気をつけることができれば鋼エネルギーはこの枚数で足りることが多かったです。

・検討したカードたち

画像2

ポケモン

・アブソル

→逃げるエネルギーを増やしていくことができるカードで、主にズガドーンを強く意識したカードです。マリィ+フィオネに加えてアブソルを挿すことで相手に対してかなりの圧力をかけることができます。しかしながらジラーチを採用するデッキがズガドーンがほとんどのためそれ以外には刺さりにくいことから抜けていきました。

・フリージオ

→やはりこちらもズガドーンを重く見てでしたがオルタージェネシスを打っただけではカチカチロックをしてもズガドーンを倒せないため不採用になりました。

・ヤレユータン

→マリィに負けにくい山札作りや博士の研究でのデメリットを極力減らしてくれるカードですがフィオネやアブソルよりはクイックボールで持ってくる価値は低いと判断したため不採用です。

・ザシアンV4枚目 

→ムゲンダイナとズガドーンに対してはクチートで戦うことの方が圧倒的に多かったため2枚目を採用してザシアンは1枚減らす結果になりました。

・オドリドリGX

→特性を何回も使うほどポケモンが倒せることがないので採用に後ろ向きになりました。

・クロバットV2枚目

→無人発電所に怯えた採用検討でしたが、無人によるメタ含めてもデデンネGXのほうが強かったと感じたのでなしになりました。

追記:クロバットVの2枚目は現在優先度がかなり高いと考えています。無人発電所が環境に蔓延する中でクロバットの存在はデッキの更なる安定感を与えてくれるでしょう。

・ギルガルドV+Vmax

→ポケモン通信を入れないといけないのが弱すぎでした。安定してVmaxできる構築になるなら入れてみたいカードではあります。

・カプ・レヒレ

→対ズガドーン用カード。今回は勝ち残るための安定をとったのとなくても勝てると思っていたため採用しませんでした。でもこれはあったほうがよかったです。

・フーパ

→幅広く刺さる非Vのポケモンです。オドリドリGXや対ムゲンダイナに主に使っていくつもりでしたが逃げエネの問題と打点の振れ幅が気に入らなかったので不採用です。


エネルギー

・9枚目の基本鋼エネルギー

→枠があるなら入れたほうが安定するとは思いますが、他にも強いカードはたくさんあるので大体の場合はそれらを採用する優先度の方が高いと考えています。

トレーナーズ

・グレートキャッチャー

→ダンデと最後まで悩んだカードでしたがムゲンダイナに対してほとんど使わないことと、少々辛いマッチであるピカゼク、超ミュウミュウ、ルカメタルザシアンに対してダンデが有効に働きやすいためダンデに負けました。

・げんきのハチマキ

→こちらもtagに対して強いカードですが、ダンデでないと三神をワンパンできないため負けてしまいました。

・リセットスタンプ

→前傾姿勢を取るデッキに入れるリセットスタンプはデッキの枠を取る価値があるほど強くはないと考えているので不採用です。もしルカメタルなら絶対入れると思います。

・マオ&スイレン

→クワガノンとセキタンザンを意識したカードでしたが、リセットスタンプと同様の理由で抜けました。SRめっちゃすき。

・とりつかい

→クワガノンをメインに据えたデッキではなくピカチュウvmaxにタッチでクワガノンを入れる構築が増えると思いましたがダンデの魅力に勝つことはできませんでした。

・ツールスクラッパー

→ダンデが1枚では足りないと判断した場合は入れていた可能性があるカードですが、グッズのため使い回しが効かないのが気になり不採用です。

・エネルギースピナー+混沌のうねり

→トキワの森型に比べてデッキパワーは上がるものの安定感についてはトキワの森型のほうが良いと思っているので今回もトキワにしました。


・各種環境デッキへのプレイング

・対ムゲンダイナ 

→オルタージェネシスGX+を打ち、その後2枚のクチートGXでクロバットVを2回倒すことができれば勝利できるマッチアップです。オルタージェネシスを打つ前にムゲンダイナの攻撃で三神がやられてしまうと厳しいですが、オルタージェネシスさえ通ってしまえば強引に勝つことが可能なマッチアップです。もし後攻を取らされてしまった場合は出来るだけ1ターン目にオルタージェネシスGX+を使えるようなプレイングを心がけたいです。

・対ズガドーン

→結論から話すと、ビーストブリンガー下で三神がやられるとほぼ勝てません。なので出来るだけマリィやフィオネで妨害していく必要があります。今回は13戦の長丁場であることから安定感の低いズガドーンは上位には残らないだろうと判断したので、構築の時点で有利は取りにくいです。

・対ルカメタル

→できるならアルティメットレイから場を作ります。早めにフルメタルウォールを切らせて、切らせてからオルターを打ちます。アルティメットレイから入ることで山札がつけたエネルギーの数分減るのでスタンプに強くなります。メタルソーサーなどはフルメタルウォールを切ってきたタイミングで一気に使います。さらにダンデやフィオネを有効な場面で指していくことで勝つことができます。

・対超ミュウミュウ

→こちらも出来る限りアルティメットレイから行きたいマッチアップです。(ナイトウォッチャーが刺さりにくくなるため)ペイルムーンGX+で三神が立ち往生しないようにこちらのマッチではルカメタルの時に加えてポケモン入れ替えも大事にする必要があるので気をつけて下さい。オルタージェネシスは打てないと思った方がいいです。闇雲にオルタージェネシスから入るとペイルムーンGX+で破産します。

・対セキタンザンVmax

→アルティメットレイまでは打てます。オルタージェネシスを言う前にふんかだんを喰らうと少しだるいので後手だった場合はザシアンなどに1度受けてもらいながら満タンの三神でオルタージェネシスを宣言して4-2or2-2-2のプランを取りましょう。こちらもダンデがキーになるパターンが多いので場合によってはワタシラガをうまく使うことも頭に入れましょう。

・対ピカチュウVmax

→今回はセキタンザンが勝ち残ると考えていたので切り気味で行きました。オルタージェネシスを切ったあとに倒れるかそうじゃないかで運命が変わりやすいマッチなので、倒されない前提で強気にプレイしましょう。

・対マッドパーティ

→オルタージェネシスGX+を使ったあとにジラーチの技、フィオネの技などでポケモンを倒していきます。非Vのポケモンを使うことでもしバリヤード+ジラーチ🔸のギミックを決められてしまっても1回までならサイドレースで勝つことができます(4+1+1)。マッドパーティに当たった際はこういったシステムポケモンも活用していきましょう。

・対ジュナイパー系

→モクナシ型だとまあまあきついです。このタイプが増えるならギルガルドラインの採用を検討したいです。他であればタイミングをみてクチートを刺し、ボスの指令を打つことで勝つことができます。タチフサグマの場合はフィオネ+ボスで解決可能です。

・対ピカゼク

→デデンネGXを2枚倒すのが1番早い勝ち筋です。お守りピカゼクはダンデブレイブキャリバーでわからせましょう。先攻を取られると少々面倒ですがこちらが先攻の場合はデフォルトの動きで頑張るだけで勝つことができます。

・対三神ザシアン

→前にも話しましたが、簡単そうで奥が深いのがミラーマッチです。基本は3-3で取ることが理想ですが、ダンデをうまく使うことで4-2でサイドを取り切ることもできます。
デデンネやクロバットをなるべく展開せず、博士を打ちながら強い山札を作っていきボスを連打することで勝つことができます。

追記:ジラーチ不採用型

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→ズガドーンを重く見たカプ・レヒレやフーパを積むことでデッキパワーを維持しています。無人発電所に強くするため、クロバットVの2枚目を採用しました。

追記:スタートするポケモンについて、その難しさ

例えば、手札に三神とジラーチがあって、自分が先攻だった場合。この時は大きく分けて2つの思考ができます。

1.ジラーチをバトル場に置く

→一般的な思考としては、これが一番ベターと考えています。ねがいぼしを使うことができるので展開が安定します。

2.ジラーチ以外を置く

これは、相手のデッキが後攻1ターン目にジラーチを倒してくるようなデッキに対して行う行為です、例を挙げると雷系、ズガドーン、ムゲンダイナです。もし1のジラーチでスタートさせる場合に相手がこれらのデッキであった場合はジラーチを下げられるような努力が必要になります。ポケモンいれかえやエスケープボードなどが大事になってきますのでいつも以上に丁寧なプレイングを心がけましょう。

ぶっちゃけるとジラーチ型を皆さんが好まない理由がここが一番難しいからなのではないかなと質問を受けて思いました。ここを習得できますとジラーチ型がかなり強く感じるようになってきますので習得頑張ってください。

・おわりに

→本記事を手に取っていただき、ありがとうございました。今回の環境は割とどんなデッキでもいる群雄割拠なそういう意味ではいい環境でした。
大会直前でVmax+無人発電所のギミックが強いということに気がつきましたが、進化ポケモンを使いたくなかったのでそのままこのザシアンを持っていきました。結局無人発電所型セキタンザンやムゲンダイナがうじゃうじゃいましたが、ジラーチを上手く使ったり、山札を強くできたりで勝つことができました。練習たくさんやってよかったです。
今回の結果は嬉しくもあり、悔しくもあります。特にWCSの権利を取れなかったのが悔しかったです。すでに代表内定している友人と行くためにも、今年内定することが重要なので、今シーズンのシティリーグは常に上に残り続けられるように頑張りたいです。
細かい質問等はTwitterアカウント@trevenant_marshのDMにて受け付けています。本文の無断転載は禁止です。
些細なことでもお答えしますのでお気軽にどうぞ!
改めて読んでいただきありがとうございました!

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