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れんげきウーラオスのすすめ

こんにちは、マシュマロです。
今回はkoyoさん(@koyopcg)とぷにんこさん(@puninko_pcg)との共同執筆になります。内容としては、ゴールデンウィーク期間での自主大会で高い勝率を叩き出したれんげきウーラオスVmaxデッキについてあれこれ書いていこうと思っていますのでよろしくお願いします。

ざっくり環境考察

→ここ最近の環境に多いデッキをtier表にまとめてみました。主観も入っていますが概ね合っていると思います。

・tier1
こくばバドレックスVmax
ムゲンダイナVmax
・tier2
三神ザシアン
れんげきウーラオスVmax
はくばバドレックスVmax
・tier3
ミュウツー&ミュウGX(草)
ミュウツー&ミュウGX(悪)
れんげきテンタクルカラマネロ
ジュナイパー

→特性で山札をエネルギーをつけつつ山札を引くことができるこくばバドレックスVmax、それに弱点を突けるムゲンダイナVmaxが環境に非常に多くなっていると感じます。三神ザシアンについてですが、新弾で登場した頂への雪道が思ったよりもしんどいです。マリィと一緒にこれを貼られるだけで負けうる試合も非常に多いため、今回はtier2に降格となりました。また、そのほかのデッキについては使用者の多さと個人的な評価に基づいてランク付けしています。

なぜれんげきウーラオスなのか

→技:キョダイレンゲキと特性:クイックシューターによって効率よくダメージを撒くことによって、ある程度出遅れても無理矢理勝てることが決め手になっています。現在のスタンダードレギュレーションでは1ターンの遅れが命取りになりやすく、デッキ次第ではジャンケンの結果が対戦結果になってしまうケースも少なくありません。そんな環境でもダメージの撒き方次第では逆転することが容易であるという点に魅力を感じ、れんげきウーラオスデッキが非常に強力なデッキタイプであると判断して今回使用することになりました。
また、よくムゲンダイナVmax、こくばバドレックスVmaxと3すくみという括りで比較されることがあります。ここでれんげきウーラオスが持つもう一つのメリットが
"進化前Vで戦っていく戦略が取れる"
ということです。技:ひるがえすも、技:ひゃくれつラッシュも、ダメージの乗せ方を考えることでしっかり無駄になりません。この点も他の2つのデッキより優れていると考えました。


当日のマッチング

5月1日ポケカ侍(マシュマロ)
予選
1.アーマーガアVmax○
2.れんげきウーラオスVmax+ガラルファイヤーV○
3.ムゲンダイナVmax+マニューラGX×
4.ミュウツー&ミュウGX(草)○
5.オーロット&ヨノワールGX+クレセリア○
決勝トーナメント
1.ダダリンVmax+ゴリランダー○
2.ムゲンダイナVmax○
3.こくばバドレックスVmax×
3位決定戦
エルフーン(とんでけラッシュ)○
計7-2-0で3位

5月2日みちびき杯(ぷにんこさん)
予選
1.はくばバドレックスVmax○
2.三神ザシアン○
3.はくばバドレックスVmax○
4.ムゲンダイナVmax×
5.ダダリンVmax+ゴリランダー○
決勝トーナメント
1.こくばバドレックスVmax○
2.ダダリンVmax+ゴリランダー×
計5-2-0でtop8

5月3日かつた杯(koyoさん)
予選
1.ムゲンダイナVmax○
2.ジュナイパー○
3.三神四鳥○
4.パッチラゴンVmax○
5.こくばバドレックスVmax○
決勝トーナメント
1.こくばバドレックスVmax○
2.こくばバドレックスVmax×
3位決定戦
イオルブVmax○
計7-1-0で3位

5月4日かつた杯(koyoさん)
予選
1.れんげきウーラオスVmax+ガラルファイヤーV○
2.はくばバドレックスVmax○
3.イオルブVmax○
4.オーロット&ヨノワールGX+クレセリア○
5.こくばバドレックスVmax×
決勝トーナメント
1.オーロット&ヨノワールGX+クレセリア×
計4-2-0でtop8

5月4日GWチャンピオンシップ大会(koyoさん)
トーナメント
1.れんげきテンタクルカラマネロ○
2.ムゲンダイナVmax+ガラルマタドガス○
3.ムゲンダイナVmax○
4.こくばバドレックスVmax○
計4-0-0で優勝

1日〜4日の成績を合計すると
27勝7敗でおよそ80%という高い勝率を叩き出すことに成功しました。また、一般的に苦手とされているこくばバドレックスVmaxにも4勝3敗と勝ち越すことができています。
※全て64人規模の自主大会です。ゴールデンウィークチャンピオンシップ大会は、ゴールデンウィーク期間中に開催された対象の各自主大会での上位者(3位まで)を16人招待して行われた特別大会です。

デッキレシピ、採用カード解説

次にデッキレシピを示し、採用カードの解説をしていこうと思います。今回は3人の使ったレシピを比較し、共通で採用されているカード、個々がこだわって採用したカードに分けて解説をします。採用したかったカードについても触れていこうと思います。まずは3人のデッキリストからです。

画像1:5月1日ポケカ侍でのレシピ
(マシュマロが使用)

画像2:5月2日みちびき杯でのレシピ
(ぷにんこさんが使用)

画像3:5月3日かつた杯でのレシピ
(koyoさんが使用)

画像4:5月4日かつた杯、ゴールデンウィークチャンピオン大会でのレシピ
(koyoさんが使用)

4つの画像を比較し、共通していた採用カードがこちらの画像になります。(共通していない部分はフェアリーエネルギーになっています。)

画像5:共通採用カード

これを見ると、50枚以上は同じカードで構成されており、残りの数枚の枠でかなり個性が出るデッキであることがわかります。(マシュマロが使用したリストがデデンネもジラーチもない頭のおかしなリストだったので、そこも共通と考えるとほぼデッキの中身は同じものでした。)

まずは確定枠の採用カードを解説していきます。

ポケモン

・れんげきウーラオスVmax 3枚
・れんげきウーラオスV 4枚

→メインアタッカーです。進化前は出来るだけ早くベンチに置いてエネルギーを貼りたいためフル採用です。Vmaxについては、進化前の技:ひゃくれつラッシュを使った方が強い場面も存在し、なおかつ山札に最低1枚あれば勝てるためサイド落ち考慮で3枚になっています。

・インテレオン(クイックシューター) 3枚
・インテレオン(うらこうさく) 1枚
・ジメレオン(うらこうさく) 4枚
・メッソン(どんどんよぶ) 4枚

→デッキを組み上げる上で一番こだわったのがこのインテレオンラインの採用枚数です。世間一般のデッキリストではジメレオン、インテレオンの枚数を削っているパターンがかなり見受けられました。しかし今回はここの枠を甘えず合計12枚フル採用することにより、うらこうさくでデッキが安定し、クイックシューターでダメージを稼ぎやすくなったので勝率が急上昇しました。特に、ジメレオンは4枚採用すると見た目以上にちゃんと回ってくれるので強くおすすめしておきます。

・ナゲツケサル 1枚

→キョダイレンゲキの打点をグレードアップできます。またこいつ自身が技:なげつけるを使用するシーンがあったりするので2枚採用も真剣に考えましたが、枠がどうしても足らず1枚になりました。

・ミュウ 1枚

→特性:ベンチバリアによりミラーに強くなります。対ジュナイパーではミュウを置くことによってクイックシューターインテレオンの場持ちが良くなること、また技:サイコパワーも使用する場面が多いということは覚えておくと使うことがあるかと思います。

グッズ

・クイックボール4枚

→持ってきたいポケモンが多いためフル採用です。ここを3枚にしてレベルボール4枚にしたリストも試しましたがれんげきウーラオスVをサーチしづらかったのでこの枚数です。

・レベルボール 3枚

→4枚目を入れたかったカードですが、他のカードと比較して優先度を検討した結果、3枚に落ち着いています。特にジメレオンをサーチできる点が非常に優秀なので、これ以上増やす可能性はあっても減らすことはまずないと思います。

・しんかのおこう 2枚
・ポケモン通信 2枚

→ずっと迷っていた枠ですが、感覚的にこの枚数が一番使いやすいと感じました。言語化するのは難しいのですが、どちらかが多くなってどちらかが少なくなるとプレイしていて困ることがあったのでこの枚数比が合っていると思います。

・リセットスタンプ 1枚

→2枚目を入れるかかなり悩んだ枠です。このデッキは特にサイドを相手に先行させてから逆転していくデッキだと考えているので、本当は中盤1回、終盤1回でスタンプを投げた方が強いのですが、どうやっても1枠が見つけられずこの枚数です。61枚目はこのカードか、後述するふつうのつりざおになると考えています。

・望遠スコープ 1枚
・くろおび 1枚
・ふうせん 1枚

→うらこうさくで簡単に手札に加えることができるため、見た目以上に適切なタイミングで使用できます。個人的には望遠スコープを抜いてくろおびを増やしてもいいのかなと思ったりすることがあります。

サポート

・博士の研究 4枚

→ジメレオンがいるとは言ってもジメレオンで取ってくることはなるべくしたくないので最大枚数採用しています。ここを削ることはほぼ考えていません。

・マリィ 3枚

→最低限のドローカードです。序盤に打つことになると自分が止まってしまう恐れがあるため、出来ればある程度山札が整ってくる中盤から打てると理想的だと考えています。

・ボスの指令 2枚

→少ないなと感じる人が多いかもしれませんが、このデッキがボスの指令を使う回数は1回であることがほとんどです。(キョダイレンゲキを通すターンに打つことが多いです)なので足りないように見えて意外と足ります。今使っているリストではあなぬけのヒモが採用されているのでこの枚数でも楽にプレイすることが可能になっています。

スタジアム

・みずの塔 2枚

→れんげきポケモンの逃げるエネルギーを無くすというシンプルなカードですが、シンプル故に強力です。現環境では頂への雪道が多いため対策としての混沌のうねりを採用するデッキが増えてきており若干しんどいこともありますがそれを加味しても採用する価値が大いにあるカードだと考えています。

エネルギー

・れんげきエネルギー 4枚

→流石に4枚採用だと思います。ここ削るとキョダイレンゲキが打てません笑

・基本闘エネルギー 4枚
(ぷにんこさんは基本闘2枚+ストーン闘2枚)

→ここは基本闘エネルギー4枚の方が強いです。こくばバドレックスのシャドーミストが辛いのと、そもそも特殊エネルギーを多めに採用してしまうと簡易的なエネルギー干渉カードに引っかかりやすくなってしまいキョダイレンゲキを打ち辛くなってしまうことが理由として挙げられます。

次に3人それぞれで違う採用カードについて解説していきます。

1.マシュマロの採用カード

・ミミッキュ(シャドーボックス)

→ミュウツー&ミュウGXに対するメタカード。マニューラGX+シルヴァディGXのようなギミックにも刺さるのでサイコパワーなどを絡めて展開をストップできると考えました。

・ポケモンいれかえ 2枚

→先に言ってしまうとデッキ的にもポケモンいれかえよりもあなぬけのヒモの方が優れていると思います。(対こくばバドレックスVmaxの際に抵抗力を無視してキョダイレンゲキを当てる目的が大きいです)ただポケモンいれかえはプレイ自体の難易度は下がるので慣れてない方にはおすすめです。

・4枚目のマリィ

→デデンネGXを採用しなかったのでドローカードのカサ増しとして採用しました。ただそんなにたくさん使うカードではなかったので少し邪魔だなと感じました。

・キャプチャーエネルギー

→手札から貼るとポケモンを呼び出せます。キョダイレンゲキを使うときについでに貼れたら強いのかなと考えましたが、今振り返ると闘エネルギーの5枚目かエネルギー転送が適していたと考えています。

2.ぷにんこさんの採用カード

・デデンネGX

→クイックボールが持つ価値を上げてくれるため採用に踏み切りました。最終ターンにボスの指令やくろおびなどをジメレオンインテレオン込みで引き込みに行けるのも強いです。

・ジラーチGX

→こくばバドレックスVmaxと戦えるようにミミッキュを抜いて採用しました。実際ある程度抗えるようになったのでこの変更は正解だったと思います。

・あなぬけのヒモ 2枚

→こくばバドレックスVmaxをベンチに下げてキョダイレンゲキをしっかり当てることが主な目的になっています。これがあるお陰でしっかり勝てた試合も多かったと思います。

3.koyoさんの採用カード

・エネルギー転送

→ジメレオン、インテレオンがエネルギーになるのでダメージを撒き切る上でのプランが取りやすくなりました。

採用したかったカード

・ふつうのつりざお

→基本エネルギーが入っているのとミュウやジラーチGXなどを使い回したいという目的もあって採用を検討しましたが枠を生み出すことはできませんでした。61枚目の枠があるならもう一度検討したいくらいには強いカードです。

・頂への雪道

→こちらも入れたいのですが、これを入れるとどうやってもデッキが60枚に収まらないので不採用です。

次に、ダメージを撒く上で気をつけておきたいことを順番に書いていこうと思います。

クイックシューターについて

このデッキでの一番難しいところはやはり
"クイックシューターをどう使うか"
だと思います。このデッキはクイックシューターの使い方次第で強くも弱くもなるデッキなので、いかに先のターンを見てクイックシューターでダメカンを乗せる場所を選択できるかがとても重要になってきます。正直ここはいっぱいデッキを回して感覚を掴んでいくしかないのでいっぱい練習してくださいとしか言えないのですが、大まかなパターンに分けると次の2つがあります。それは

1.なるべく最後の方のターンにサイドをまとめて取っていく
2.少しずつサイドを取っていく

の2つです。2の少しずつサイドを取るという選択は、対こくばバドレックスVmaxのミュウツー&ミュウGXのミラクルツインGXを意識した時にすべきプレイングで、山札の質が高くならない限り、基本的には相手が使うリセットスタンプが刺さりやすくなってしまうのであまりサイドを進めていくべきではありません。

れんげきウーラオスVmaxで対戦相手に勝っていく際にとても重要なのが
"盤面が整うまでは無理にサイドを取らない"
これが基本、1番大事なポイントになると思います。もちろんメタカードであるミュウやその他育つと厄介なカードについては、そこにクイックシューターを集めて倒すプレイングが正しいです。(もちろんターン次第ですが)またサイドに重要なカードが埋まっている場合もサイドを取りに行く選択肢は当然頭に入れて置くべきです。しかし基本的にはなるべくサイドを進めないことでリセットスタンプからの逆転を防げる上、クイックシューターだけで勝てる盤面を作ることで仮に相手のマリィなどで手札が渋くなってもクイックシューターからサイドを引きにいくことで解決できる場合があるのでなるべくサイドを取らずに我慢して勝ち筋を追うというプレイングはまず覚えましょう。

キョダイレンゲキについて

また、クイックシューター同様このデッキが難しそうと言われる理由の1つがメインアタッカーであるれんげきウーラオスVmaxの技:キョダイレンゲキです。基本的にはこの技とクイックシューターを組み合わせることで相手のポケモンをぴったり気絶させて勝つというのがこのデッキの勝ち方になるので、的確な場所にキョダイレンゲキが打てるようにしておきたいものです。このデッキにはエネルギー加速手段がないため(くろおびは条件次第で実質1エネ加速することができますが)いかに少ないキョダイレンゲキの回数で勝つことができるかが重要になってくると思います。ダメージの具体例を以下に示しておきますので、ご確認ください。

(しっぷうづき+キョダイレンゲキ+しっぷうづき+キョダイレンゲキ=150+120×2+150+120×2)
この4回の攻撃で与えられるダメージは780ダメージ、つまり理論上は現在のポケモンカードに於けるサイドを6枚取り切れるダメージです。簡単な例を挙げると
・非V×6(HP130を想定)
→130×6=780ダメージが必要
・ポケモンV×3(HP220を想定)
→220×3=660ダメージが必要
・ポケモンVmax×2(HP330を想定)
→330×2=660ダメージが必要

前回の記事から引用していますが、大体の対戦で最短で勝つにはこのようなダメージの散らし方をすると思います、もちろん相手が使ってくるポケモンは様々な種類がいますのでVmax+V+非VとかTAGTEAM+V+Vとかの組み合わせもあるので780が最大値になるとは限りません。ただ大体多くても800〜900ダメージ分のダメカンを乗せることが出来れば対戦に勝利することができます。つまりいかにうまくキョダイレンゲキとクイックシューターを組み合わせるかが重要であり、対戦しながらその感覚を掴んでいくことが必要になってきます。

効率よくダメージをばら撒くために

ダメージをばら撒く上で使うカードは必ずしもクイックシューターやキョダイレンゲキだけではありません、あるときはインテレオンでたきのぼりを打ちますしあるときはミュウでサイコパワー、あるときはナゲツケサルのなげつけるが最適だったりすることもあるのでここに関しても練習することで感覚を掴んでいくしかありません。
(1つ例を示しておくと、れんげきウーラオスVmaxを使う上で1番めんどくさいのは相手のミュウだと思います。ミュウに対して1番効率よくダメージを乗せる方法はミュウのサイコパワーです。ミュウに20点、他のポケモン(デデンネGXなど)に10点乗せるプレイングをすることでクイックシューターを節約することが出来る上、倒したいターンにミュウを倒しやすいので覚えておくとお得だなと感じるシーンがあると思います。)

環境デッキと戦う上で意識すること

各対面で意識すること(今回は環境上位デッキに絞らせていただきます)を軽く紹介です。

1.対こくばバドレックスVmax

→ジラーチGXを盤面に置くことがまず大切です。その上で、相手のミュウツー&ミュウGXに優先して負荷をかけることによってミラクルツインGXを早々に切らせる立ち回りが大切です。ボスの指令でジラーチを倒されると負けが濃厚になるマッチアップなので早めに撒き切ること、ミラクルツインGXをいつ切らせるかを常に考えることがとても大切なマッチアップです。一般的には不利とされていますが、全く勝てないマッチアップではないと思います。

2.対ムゲンダイナVmax

→気をつけたいのはムゲンダイナVmaxでもガラルファイヤーVでもなく、ガラルマタドガスとリセットスタンプの組み合わせです。この2枚で止まらないように先にマタドガスを倒すか山札をしっかり作る必要があります。有利マッチではありますがこの2枚をうまく使われると負けかねないので気をつけたいです。マタドガスが入っていなければ従来通りの動きで勝つことが可能なマッチアップです。

3.対三神ザシアン

→以前紹介したやまびこホーン、グレートキャッチャーが多投されているタイプもあるので、なるべくベンチを埋めて戦いましょう。デデンネやジラーチは絶対にプレイせずに相手にVmaxを2体押し付けていくことが大切です。キョダイレンゲキが比較的刺さりやすいので多少有利に戦えると思いますが、油断せずに手堅くプレイしていきましょう。

4.対れんげきウーラオスVmax(ミラー)

→相手がキョダイレンゲキを打つターンの直前にミュウをおくことがポイントになります。世間一般のリストではクイックシューターが3枚採用されているリストをあまり見かけないので、この戦術は有効です。こちらは3枚採用しているので、しっかり盤面を作れば負けることもないと思います。とにかく大切なのは
"どうプレイしていけば1番相手がダメージを効率よくばら撒くことができなくなるか"
これを常に意識しながら対戦するとミラーマッチでも勝てる試合が増えていくと思います。

5.対はくばバドレックスVmax

→かなり有利なマッチアップだと思います。気をつけることはほとんどなく、しっぷうづき×2+クイックシューター1回ではくばバドレックスVmaxを倒せることと、リセットスタンプが怖いので先にジメレオンなどをキョダイレンゲキで倒すことが大切です。ジメレオンを先に倒すことで相手はメッソンをベンチに出して1+1+1+3でサイドを取られるか3+1+1+3を押し付ける代わりにサイドを取るとこちらのスタンプで詰むかの選択を迫られるのでジメレオンを取るプレイは覚えておきましょう。

おわりに

(koyoさんより)
最後まで読んで頂きありがとうございます。

僕自身は5月1日の「ポケカ侍ッ!」2日の「みちびき杯」どちらも楽しい時間を過ごさせて頂きましたが、成績としては満足のいくものではありませんでした。
そんな自分に対し、大会などでよく顔を合わせる2人がシンプルな連撃ウーラオスで勝ち上がっていて、その姿はとてもカッコよく見えていました。
正直、こくばバドレックスが一定数いる環境でマジ!?と半信半疑ではありましたが、元々れんげきウーラオスが好きなこともあり、急遽デッキを組み使用したところ、2日連続で良い結果に繋がりました。
2人には感謝の気持ちでいっぱいです。
noteの共同執筆も快諾してくれてありがとう!

原案のマシュマロくんがいっぱい書いてくれました。
ぷにんこくんも最強のアレンジをありがとう。

読んで頂いた方、
RENGEKIスタイルは難しくもありますがとても楽しいです。ポケモンカードを始めたばかりの方もぜひ遊んでみてください!

(ぷにんこさんより)
今回連撃ウーラオスVMAXのデッキを使用し、自主公認大会において8位とあまり振るわない戦績でしたが、お二人のnote執筆に混ぜてもらえてとても楽しかったです。また、真剣にポケモンカードを取り組んでいる二人を見て僕自身もいい刺激をもらいました。
連撃ウーラオスのデッキは今後長い間使っていけるデッキだと思うので、このnoteをきっかけに使用者が増えると嬉しいです。(note執筆のほとんどマシュマロに任せきりになってしまいましたが…)
ここまで読んでいただきありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

(マシュマロより)
今回は初めての共同執筆ということになりました。記事を作る上で話し合いをしていく中で、koyoさんもぷにんこさんもなぜ勝てているのかがだんだん伝わって来たので自分も勝つべくして勝てるプレイヤーになりたいなと感じました。
また、今回のれんげきウーラオスデッキについて、このデッキタイプを言語化するのは個人的にものすごく難しかったです。どう書けばこのデッキの強みとプレイングが伝わるか悩みましたし、正直正しく書けているかはものすごく不安です。ただ、今私たちの中ではこう思っていますよという内容を詰め込みましたので参考にしていただけたら幸いです。

長くなってしまいましたが、今回の記事はこの辺で終わっていこうと思います。執筆に協力してくださったkoyoさん、ぷにんこさん、また読んでいただいたみなさんありがとうございました!また次回の記事でお会いしましょう。
それでは

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