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POG2020使用:三神ザシアン

どうもです。
今回はptcgo内で開催された大型大会であるPOG2020に参加してきましたので、そのレポートと使用デッキの解説をさせて頂きます。
今回は友人であるクロダ(2020シーズンcsp410、cspランキング14位)と何人かとデッキ構築を共有して
マシュマロ→day2進出(体調不良でドロップ)
クロダ→day2 5-4-0
ケイ→day2進出 day2 3-6-0 でした。

現環境に適応した非常に強力なリストになっていると自負しておりますので、もしよろしければ最後まで読んでみてください。

Rebel Clash環境をおさらい

Rebel Clash、日本で言う反逆クラッシュまでのカードが使える環境でした。この弾で強力なサポートであるボスの指令が登場し、ポケモンではドラパルトVmaxというこの環境でトップレベルの強さを誇るカード、サポート役としてワタシラガVも登場し、いよいよベンチを呼ぶことができるある程度健全な環境になってきました。このため、マグカルゴLOやチラチーノLOなどのmillやstallはすこし立ち位置が危うくなり出しました。
Vmaxの流行とLOの減少とともにズガドーンが増えて、それによりLOが増える。こうなると三神ザシアンやドラパルトがまた増えると言うループ状態になります。個人的なRebel Clash環境の結論はこの3大勢力が増減を繰り返すと言うものでした。

Darkness Ablaze環境

ついにptcgo環境でもムゲンダイナVmaxやマルヤクデVmaxをはじめとした強力なポケモンが登場し始めました。特にムゲンダイナVmaxは、少ないエネルギーでTag Teamなら一撃で沈められるほどのダメージを与えることができるため、ドラパルトにスピードで勝てると言われていて各種サポートカードの存在によりある程度の人気を獲得していたピカゼクも立ち位置が怪しくなってきました。同様にムゲンダイナVmaxに一撃で沈められるミュウツー&ミュウGXを使ったデッキ全般も立ち位置が危ぶまれるようになってきています。
また、グッズロック性能をもつクワガノンVも登場し、グッズロックに関しての警戒も怠れないようになってきました。
そして、強力なV.Vmaxのメタカードとしてジュナイパーも登場しましたが、やはりプレイヤーに与えるインパクトが大きいと考えているので、発売してしばらくはまだ構築の時点で意識されると考えています。こいつが本領発揮するのは、もう少し後になりそうですね。

ここで、僕が考えたDarkness Ablaze環境での大まかなTier表がこちらです。

Tier1
・ムゲンダイナVmax
・三神ザシアン

Tier2
・マルヤクデVmax
・クワガノンV
・ズガドーンUNB

Tier3
・チラチーノControl
・鋼ザシアンV(コンボ系、ルカメタル)
・ジュナイパー     

Tier4
・マグカルゴmill
・ピカゼク
・ドラパルトVmax

やはり三神ザシアンとムゲンダイナは他のデッキに比べて頭2つくらい飛び抜けて強いです。Tier3.4にはムゲンダイナが苦手とするLOも存在しますが、ガラルマタドガスなどの採用を検討することで、不利が5分もしくはそれ以上の相性で戦える可能性があります。三神ザシアンに関しては、現環境で大きく不利を取るデッキがおらず、どのデッキとも比較的満遍なく戦えるのが嬉しいポイントです。

デッキレシピと採用カード解説

こちらが今回使用したレシピになります。

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では、順番に採用カードを解説します。

ポケモン

・アルセウス&ディアルガ&パルキアGX 2枚

→基本的にはGX技オルタージェネシスを打つために採用しています。1枚しか使わないので、サイド落ち考慮と枠の関係で2枚の採用です。

・ザシアンV 3枚

→ここは妥協しました。本当は4枚目を入れたいですがどうしても枠が取れずにここを削りました。1ターン目におけるギリギリの枚数です。

・クチートGX 2枚

→このデッキの特長のうちの一つです。まず技がムゲンダイナデッキに対して高ダメージが見込めること、特性でデデンネやクロバットを出させてボスを打ってサイドを進められることが主な強みです。対ジュナイパーやLOなどといった地雷系にも特性が非常に刺さります。メタルソーサーを節約できるのも嬉しいポケモンです。

・ジラーチ 2枚

→流行りの後攻特化構築にはあまり採用されないジラーチを、今回は採用しました。日本人でジラーチを現在デッキに採用している人は少ないですが、デッキの安定性とスタンプへの耐性が高いため、僕は必ず採用した方がいいと思います。マッドパーティなどにはアタッカーとしても使うことがあります。遅くとも相手のポケモンを倒すターンに次ターンの相手のスタンプに耐えるために置きたいのでギリギリの2枚採用です。

・デデンネGX 2枚

→かならず6枚の新しいカードを手札に連れてきてくれます。ボスの指令を引き込みたいときやオルタージェネシスを早い段階で打ちたいマッチ(クワガノンなど)で使います。ミラーのときは後手に回った場合にザシアンでザシアンを倒したいターンから使わないと負けるので気をつけましょう。

・クロバットV 1枚

→反省したシェイミEXです。ラストターンにボスの指令を引き込むために使うことが用途としては一番多いです。他にもやはりオルターを早い段階で打ちたい場合にデデンネと共に使うことがあります。対ムゲンダイナの場合は無人発電所が採用されている可能性があるためデデンネから使い、クロバットは出来るだけ最後まで残しましょう。

・ワタシラガV 1枚

→トラッシュからサポートを回収することができます。ボスの指令をたくさん打ちたいので5枚目のボスの指令と考えて採用しています。技舞い上がるも強力で、主にLOやマッドパーティに対して打つことがあります。

グッズ

・クイックボール
・ポケモンいれかえ
・エネルギーつけかえ
・メタルソーサー  各4枚

→流石にこれらのカードを1枚でも抜くことは現在では考えられません。安定性の観点からこれらのカード16枚はほぼ確定枠だと考えています。

・プレシャスボール 2枚

→最後まで1枚にするか悩んだカードでしたが、デデンネに繋がるので2枚目を積みました。クチートを出す場合にも便利です。

・グレートキャッチャー 1枚

→的になるカードで現在もよく使われるのはデデンネGXがほとんどですが、デデンネGXをアルティメットレイで取るプランを達成しやすくなるので1枚だけ投入しました。

・大きなおまもり 2枚

→ムゲンダイナとミラーを強く意識しました。ムゲンダイナに関してはジグザグマ+270で三神が倒れないように、ミラーに関しては場に出てしまったデデンネやクロバットが三神に取られないように意識した2枚採用です。

・エスケープボード 1枚

→後手特化三神が増えたと先程話しましたが、結局ジラーチ型が増えることは目に見えておりそうなると三神やムゲンダイナにアブソルが入り始めると思ったので1枚削りました。削った枠にはとりつかいが採用されました。

サポート

・博士の研究 4枚

→減らす理由があったら教えてください。僕は強いカードは4枚入れるのが最強だと思ってます。

・ボスの指令 4枚

→グレートキャッチャーもあるのでと最初は3枚でしたが4枚目を入れてからムゲンダイナへの勝率が急上昇したのでそれからは4枚です。

・マリィ 3枚

→コズガやLOに対してゲームプランを崩す目的、さらにはそもそも相手の手札を入れ替えることで戦略を崩していく目的で採用しています。最初は4枚でしたが、回していく中でボスのほうが強かったので3枚採用です。

・とりつかい 1枚

→主にクワガノンを強く意識しました。マグカルゴLOであれば、ポケモン入れ替えで間に合いますがクワガノンはグッズを止めてくるので万が一ザシアンが縛られるとワンチャン負けてしまいます。なのでこのとりつかいもできるなら採用したほうがいいカードです。

スタジアム

・トキワの森 2枚

→ここもクワガノンを重く見ています。最初は半信半疑で使っていたのですが、使っていくうちにスピナーよりもオルターが決まりやすいことに気がついてそれからはずっとトキワを使ってます。うねり1枚だとマルヤクデのワンダーラビリンスが重かったので、そこも解決することができてよかったなと感じました。通常マッチでは貼れればいいやくらいでしかないので2枚のみ採用です。

エネルギー

・基本鋼エネルギー 8枚

→鋼エネルギー9枚目とプレシャスボール2枚目で最後まで悩みましたが、やはりデデンネを連れてこられるプレシャスに軍配があがりました。61枚デッキなら鋼も採用したいですよね。

・基本水エネルギー 3枚 

→サイド落ちやクラッシュハンマーを警戒して普通よりも多めに採用しています。でもここは覚悟決めれば2枚でも良かったかもしれません。

採用を検討したカード

採用圏内だったカードは、実はたくさんあります。

ポケモン

・フィオネ

→LOとミラーに対してとても強く出ることができます。実際欲しい場面も結構あったのですが、枠が足らず泣く泣く不採用です。

・ADP3枚目

→デッキの安定度がさらに高くなりますが、こちらも枠を見いだせず不採用になりました。

・ザマゼンタV

→Vmaxの攻撃を防ぐカードなのですが、ムゲンダイナの処理に3ターンかかるため解決札を相手に引かせてしまうこと、環境にいる強いVmaxがムゲンダイナとマルヤクデのみで、どちらもクチートをうまく使うことで対処できたので抜けて行きました。対戦するプレイヤーのレベルが上がっていくにつれて刺さりにくくなったのも抜けた理由の一つです。

・ヤレユータン

→最後の最後まで入っていましたが、ヤレユータンよりもクチートを置きたいシーンが多かったのと、置く枠と特性の価値を天秤にかけたときに価値がなかったので最後の最後で抜けました。

・ジュラルドン

→ジュナイパー対策として名前が上がり、さらにはピッピ人形を倒しつつエネルギーを増やせる点が強いと思いましたが、急な思いつきでクチートを2枚入れたらLOにもジュナイパーにも同じくらい勝てるようになったので抜けて行きました。

・レックウザGX

→エネルギーがつくのは結構強いんですが、対三神ザシアンが不安なのとスタートした時の処理に非常に困ることが多かったので採用しませんでした。

・コバルオンGX

→メリープが増えた場合に採用するかと検討しましたが、採用しなければならないほどには増えていませんでした。逆に採用するとミラーでスタートしたとき悲しくなるので入れませんでした。

・ガラルジグザグマ

→tagに強そうだと考えて検討しましたが、回収ネットを入れていないのでそこまで強みを見出せず採用できませんでした。

トレーナーズ

・マオ&スイレン

→クワガノンのダメージを流せることや一瞬だけ強いと思っていたドラパルトに対して抗えると考えて検討しましたが、クワガノンが思った以上に増え、ドラパルトがほぼいないため、事故率を下げてくれるとりつかいになりました。

・フウとラン

→対LOを重要視したカードでしたが、クワガノンを強く意識する必要があったためとりつかいに変わりました。

・ターボパッチ

→効果自体は強いですがコインを投げるカードは枠が余りでもしない限りは入れないと思います。

・げんきのハチマキ

→ミュウツーミュウを1発で倒せるのが魅力でしたが、そもそもデデンネ倒せばよくね?ってなったので無しになりました。

・ポケモンキャッチャー

→ターボパッチと同じ理由で採用には至りませんでした。

・ツールスクラッパー

→僕が上手いプレイヤーなら入れていたカードです。切るタイミングがとても難しかったので入れるのをやめました。ピカゼクのおまもりを取ることを主に考えていましたが、自分がヘタクソなので、しっかりボスで裏を取ることを意識した練習をしていました。

・リセットスタンプ

→こちらもツールスクラッパーとほぼ同じような理由で抜けていったカードです。やはりシンプルに構築した方がストレスがかかり辛くなるので、僕には合いませんでした。

エネルギー

・9枚目の鋼エネルギー

・先程も言いましたが、プレシャスに優先度で負けてしまいました。

各種環境デッキへのプレイング

・対ムゲンダイナVmax 5分〜微有利

→デデンネGXやクロバットVを積極的に使っても良いマッチアップです。出来る限り早い段階でオルタージェネシスGXを打ち(この時大きなおまもりを付けられるとベストです)2枚のクチートGXを使って強引にクロバットVを相手ベンチに展開させます。あとはボスの指令を使ってクロバットを呼び出し、クチートの技で2回倒せば勝つことができます。引きがあまりに噛み合わないことや、相手の2ターン目にお守りをつけた三神が倒されたりすると少し雲行きが怪しくなってしまいますが、ムゲンダイナ側も310を2ターン目で出すのはほぼ無理なのでやられたら仕方ないくらいで割り切った方がいいと思います。引き勝負になると思うのでここは5分です。

・マルヤクデVmax 5分〜微有利

→早い段階で三神が倒されないことが有利に立てる点として挙げられます。こちらはクチートGXの特性でデデンネやクロバットをベンチに展開させてボスの指令やグレートキャッチャーを使って勝つことができます。ブルー型が主流の場合はザマゼンタVを採用する可能性がありますが、そもそもブルー型が相手のリセットスタンプへの耐久性がなくあまり好まれないため、世に出回っている溶接工をメインで打つマルヤクデには有利を取ることができます。
また、マルヤクデVのねつほうしゃで破産しないようにエネルギーは鋼からつけていきましょう。

・クワガノンV 有利

→グッズロックが一見重たいですが、相手も打点の低いパラライズボルトで勝負するため、こちらがエネルギーを貼る時間を作ることができますから、出来るだけ早くオルタージェネシスGXを打って、そのあとは攻撃できるようになるまでふとうのつるぎを連打していきましょう。
(エネルギーが引けたらもちろんアルティメットレイを打ちますが)
ザシアンが2匹育ったら、もしくは育つ目処がだったらクワガノンを倒していきます。じっくり我慢して戦況を伺うことで勝機を探していくので、我慢の練習が大切です。
エレキパワーパラライズボルトでジラーチがやられてしまうのでクワガノンとわかったらジラーチは置かず、万が一場に出てしまった場合はかならずベンチに下げてターンを返してください、そうしないと1-3-2で取られて負けます。

・チラチーノ 5分

→いかに水エネルギーを失わないかがとても重要です。オルタージェネシスGXを打つことがセオリーですが、クラッシュハンマーを警戒して出来るだけ鋼エネルギーからつけていきましょう。オルタージェネシスGXが決まればあとはクチートや三神などでチラチーノを倒し続けて勝つことができます。序盤のエネルギーテンポが遅れると少しだけ怪しくなるので相性は5分です。

・マグカルゴ 有利

→ポケモンいれかえをちゃんと抱えることで負けにくくなります。不安であればフウとランやとりつかいを採用することでワタシラガ込みでずっといれかえができますから、そこまで対戦してて辛くはありません。このマッチもクワガノン同様、我慢が大切です。いれかえを2枚以上抱えてから攻撃に動けるとベストです。

・ピカゼク 5分

→ムゲンダイナ同様、クチートGXでデデンネやクロバット、ワタシラガなどをベンチに置かせてそれらを倒せば勝つことができます。スタンプ+ライチュウTagをケアできるようにしておけばあとは大丈夫です。
後手1ブルドライブでオラつかれるとすこしきついかもしれませんが、それをされなければ終盤まで戦い切ることができます。

・ザシアンV(ルカリオ&メルメタル) 5分

→エネルギーを切られるタイミングとザシアンにフライパンが付いているかが勝負を決めると思います。もし、付いていてもクチートGXの特性+ボスの指令で手札にあるポケモンを倒すプランも取れるので、エネルギーさえ間に合えばこちら側が有利に試合を進められると思います。
余談ですが対コンボは三神取られるとサイド4枚取ることができてしまうため、すこし不利寄りです。

・ズガドーン 不利

→こちらがオルタージェネシスを打った返しに三神が倒れるか倒れないかで大きく変わりますが、コズガを使っている人の大半は"持っている"人たちという印象が強いので、基本的に不利を取ると考えています。クチートGXでのあたり具合と相手がビーストブリンガーを採用しているかどうかでも、勝機があるかないかは変わってくるのですが、どちらにせよ辛いことは間違いないです。

・ドラパルトVmax 5分

→ザマゼンタVを採用するとある程度有利が取れます。4-2で倒すかクチートを使ってデデンネワタシラガの3-3で倒すプランがあり、出来るだけダイファントムで場からエネルギーがなくならないように盤面を管理していきます。このマッチアップは相手の練度に依存するため、下手な人には有利ですが上手いドラパルトVmaxだと少し勝てるか怪しいです。よって5分です。

ミラーマッチでのプレイング

このデッキに於いての課題とも言えるのがミラーマッチです。側からみたら単調に試合が進んでいるように見えますが、試合中には様々な駆け引きが起こっています。

まず、一般的な1ターン目の動きとして

先攻 
エネルギーを三神に、ザシアンがふとうのつるぎを打ってターンを返す

後攻
意地でもオルタージェネシスGXを狙いに行く

というのが、今世間一般に言われているような動きですね。
ここで僕は皆さんに質問をします

"後1オルタージェネシス、本当に必要ですか?"

特に問い正したいのはそのオルタージェネシスGXを打つ過程でデデンネGXを用いる場合です。デデンネGXは、デッキのスムーズな運用を助ける役目がある、システムポケモンの代表的存在ですが、HPは160、つまりオルタージェネシス込みアルティメットレイで倒されてしまいます。例えばこのようなことが起こります。

先攻 turn1

三神にエネルギー、ふとうのつるぎ

後攻 turn1

命がけで回してオルタージェネシスGX

先攻 turn2

オルタージェネシスGX宣言

後攻 turn2

三神orザシアンにアルティメットレイ

先攻 turn3

ボスの指令orグレートキャッチャーでデデンネが呼ばれてアルティメットレイ、ザシアンにエネルギーがつく

はい、この場合後攻側のプレイヤーは相手のエネルギーつきザシアンをボスの指令で呼び出してリセットスタンプを打たないとほぼほぼ負けてしまいます。もし仮にザシアンを倒せても、この要求値の高い動きを実現するためにさらなるデデンネやクロバットを使うことでしょう、そうなるとまた三神に倒されるリスクを負うことになります。

つまり、デデンネGXやクロバットVは出来るだけ我慢することが非常に重要となります。このため、ミラーマッチでも優位に立てるよう、ジラーチが採用されています。ジラーチに関してはドラパルトが流行っていた際には、狙撃の対象になるためあまり有効ではなく、この時の環境ではデデンネを主とした展開が強かったと考えています。ですが現環境は高速高火力環境、早い展開をしつつも相手のスタンプに耐えなくてはならない、そうなると自然とジラーチが採用できます。
ただ困るのはお互いがデデンネなどを出さなかったとき、この時はクチートGXで無理やり置かせ、ボスと合わせて強引にサイドを先制していくプレイングが求められます。クチートGXを2枚採用した理由はこの特性によってこちら側が勝つための要求が大幅に下がるためです。
上振れでオルタージェネシスを切った後にメタルソーサーつけかえ手貼りボスで相手ベンチのザシアンを倒すプランも一つとしてありますが、まあそんなに上振れたらポケモンカード苦労しないので、一つの勝ち方として頭に入れていただけたら幸いです。

ということで、ミラーマッチを勝つためにすることを箇条書きでまとめると

・絶対先攻を取る

・デデンネなどのエサは極力置かない

・お互いデデンネなどがベンチに出ず、後手の場合は2枚のクチートGXを使って強引にサイドを先制しに行く

・相手のザシアンVはザシアンVで早めに倒す(パーツが揃っていれば)

ちなみに相手のクチートGXでの影響を最小限にするためにも、スタジアムはトキワの森にするのがベストです。オルタージェネシスGXが決まりやすくなる他、ポケモンをトラッシュすることでクチートによる負け筋を減らすことができます。

以上の点に留意してプレイすることで、世間で流行っている後攻特化型はもちろん、ジラーチ型ミラーでも勝率が出ると思います。
(デデンネなどでスタートした場合はザシアンVをザシアンVで取りに行くルートが一番勝利に近づくことができます、あくまで上記の対戦経過に関しては理想的な動きを想定しているため、場にデデンネがいるからとりあえず不利ということはなく、対戦状況に応じて変わります。)

おわりに

POG2020や三神ザシアンに関するあれこれについてここまで書いて来ましたが、いかがでしたでしょうか?僕自身も気がつけていないプレイングや構築があるとは思いますが、三神ザシアンに関してはこの構築が現環境の正解に最も近いと考えています。ただデッキの見せ合いをする大会においてのこのデッキは個性が強いので世界クラスのプレイヤーにはあまり勝てなかったのかなとも思いました。ルールに適したデッキを次は作れたらなと思います。
今回は投げ銭制にさせていただくことにしました。頂いたお金はCL横浜までの練習費やおいしいお酒やごはんを探すために使わせていただきたいと思いますので、よかったらご支援と記事の拡散をよろしくお願いします!

ここまで長文になってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました!
それでは次回の記事でお会いしましょう

#ポケカ記事

※投げ銭をしていただいた方のために2つのおまけコンテンツを用意しました。内容は

1.何回か回して頓挫した候補デッキ3つ

2.資産の関係で組むことが叶わなかったデッキ2つ

になります、興味がありましたらこちらもどうぞよろしくお願いします。

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