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デッキ紹介 ロストバレット(かがやくリザードン)

こんにちは、ましゅまろです。
JCS、WCSが終わって、今週開催のCL横浜からいよいよ2024シーズンが開幕しようとしています。私は前回のJCSで大敗を喫したため、優先権から漏れてしまい抽選にも落選ということで出場が叶いませんでしたが、もし抽選を潜り抜けて当選することがあっても良いように、新シーズンのスタートダッシュが最低限は切れるよう準備を進めていました。
そんな中で、抜群に強かったというわけではありませんが、環境デッキとも最低限渡り合える強さと面白さを兼ね備えたデッキを作ることができたので今回紹介しようと思っています。
デッキタイプはロストバレット。今はあまり見かけなくなったかがやくリザードンを採用したタイプになります(どうやら先攻2ターン目でヤミラミを動かすタイプのロストは流行っているらしい)。
今回はおまけコンテンツもつけていますので(といいつつこっちが書きたかった内容です)、よろしければぜひ最後までご覧ください。
(僕よりも上手なプレイヤーがたくさん記事を書く時期とたまたまパッティングしてしまっていますが、所謂CL直前に需要がありそうな記事ではなく、単に僕が書きたいことを書いているだけの記事なので、その点はご了承下さい。)

・今回のデッキリスト

リベンジパンチ多投+マナフィ2枚採用が特徴

画像が現時点でのデッキレシピとなります。

・採用カード解説

次に、各カードの採用理由について簡単に解説しておこうと思います。

ポケモン(13枚)

・キュワワー(4枚)
→ロストバレットを使う以上は削る理由がないと思います。

・ウッウ(2枚)
→最初のアタッカーになる(ことが多い)カードです。ギラティナと違ってアビスシークで待つ動きはできないので、代わりに盤面にダメージを蓄積させるアプローチで頑張るのがロストバレットというデッキになります。

・ヤミラミ(3枚)
→リザードン型のロストバレットでは、こいつをいかに上手く使うかが問われると思っています。3枚採用することによって、クララを挟まずとも楽に運用できるように工夫しています。

・かがやくリザードン(1枚)
→ルールの問題で1枚のみの採用です。ヤミラミやウッウだけだとどうしてもダメージが足りないことが多いので、このカードで穴埋めをするといった感じです。

・マナフィ(2枚)
→こちらもクララを要求されないことが便利だと考えて1枚増やしました。また最近では、キャンセルコロンから無理やりベンチを荒らしてくる不届き者(おもにかがやくゲッコウガ)などの存在もあって、このカードは複数枚採用するのが個人的にはおすすめです。

・フリーザー(1枚)
→ウッウのダメージを10加点してくれるカードです。おとぼけスピットを120ダメージにすることで、流行しているサーナイトexデッキのクレセリアを簡単に対処できます。また、リベンジパンチと合わせてウッウを2回動かすことで、HP280のポケモンVstarにも対処することが可能になります。

グッズ(計27枚)

・ネストボール(4枚)
→たねポケモンのみの構成となっているためフルで採用しています。後半に使うリザードンにタッチしやすいのが魅力です。

・バトルVIPパス(3枚)
→4枚でも良いですが、かがやくゲッコウガやトレッキングシューズなどといったVIPパスに届きやすくするためのアプローチを採用できていないため今回は1枚減らしました。引けたらラッキーくらいの気持ちでいます。

・霧の水晶(2枚)
→リザードン型ロストならではのカードです。超エネルギーのアクセスが容易になるため、ヤミラミを起動しやすくなるほか、単純にポケモンをサーチするカードとしても使える万能カードです。

・いれかえカート(4枚)
→キュワワーの試行回数を増やすことに貢献するカードです。また、ロストミラーでは、このカードがデッキ・手札に何枚残っているかで勝敗がつくこともあります。

・あなぬけのひも(4枚)
→こちらもいれかえ札。ベンチを広げないデッキに対してはボスの指令と同等の価値を持つので大事に使いたいです。

・ポケギア3.0(2枚)
→最低限です。本当にギリギリの採用枚数となっています。リザードン型はポケギア4枚採用がデフォだと思っているので、枠を作れたらここから増やしていきましょう。

・ロストスイーパー(2枚)
→ここももう1枚ほしいかもというカードです。はなえらびで来ちゃうとかなり困ることがあります。ボウルタウンやリベンジパンチをロストすることで一気にロストゾーンを増やすことができる便利なカードです。

・すごいつりざお(1枚)
→ミラージュゲートによるアタッカーの起動を助けたり、戻したヤミラミなどをボウルタウンと合わせてベンチに展開したりと、使いやすいカードです。山札を掘る力がないため、このデッキではクララを優先していますが、便利なカードであることは間違いないです。

・ミラージュゲート(1枚)
→リザードンの急発進が主な役割です。また、逃げるエネルギーを確保する際にも使うので、はなえらびでめくれたらなるべくキープしておきたいカードだと思います。

・ヒスイのヘビーボール(1枚)
→リザードンのサイド落ちケアや、マナフィ2面置きをさらに確実に決めるための1枚です。正直なくてもいいような気もしますが、ウッウ2枚サイド落ちなども気持ちケアできるので今回は採用しました。

ポケモンのどうぐ(計3枚)

・リベンジパンチ(3枚)
→今回のキーカードです。反射する40という打点が絶妙で、このデッキを試してみようと思ったきっかけになっています。枠の関係で1枚減らしましたが、4枚目がほしいところです。

サポート(計8枚)

・アクロマの実験(4枚)
→ギラティナと違って打てないと負けに直結するため減らす選択肢は考えられません。

・クララ(2枚)
→もう1枚増やしてもいいかなと考えているカードです。この枠は打ちたい時に打てるようにまた検討したいと思っています。

・ボスの指令(1枚)
→理想はクロススイッチャーを4枚入れられることなのですが、いかんせん枠がないためボスの指令で妥協しています。

・ツツジ(1枚)
→気持ち程度のまくり札です。ロストミラーをするときはこのカードだけは大事に持っておきましょう。

スタジアム(計3枚)

・ビーチコート(2枚)
→ミラージュゲートからポケモンを逃す選択肢が取りにくいため、このカードまで採用することでキュワワーを楽に運用することができます。

・ボウルタウン(1枚)
→初動のあたり札としてスタジアム枠からも採用しています。ロストスイーパーと合わせて使うことで、相手に使わせないという小技も頭に入れておきたいポイントですね。

エネルギー(計9枚)

・基本超エネルギー(4枚)
→クララを余裕を持って使いたいため、気持ち多めの採用です。ヤミラミを使い続けやすい枚数にしています。

・基本炎エネルギー(2枚)
→リザードンでしか使わないため最低限です。はなえらびで来ちゃうと少し困ることもしばしばあります。

・ジェットエネルギー(3枚)
→4枚採用にしたかったですが、このエネルギーをつけたターンは基本的にヤミラミに超エネルギーを貼れないので1枚削りました。

・採用を検討したカード

・ルチャブル
→フライングエントリーによって、倒したいタイミングで相手のポケモンを倒すことができます。これとやまびこホーンを合わせると、一気にサイドを6枚とるなんてこともできたりするので、枠があれば採用したい1枚です。

・クロススイッチャー
→グッズで相手のベンチポケモンを呼び出せるカードです。2枚揃えないといけない点が難しいですが、サポートは自分の番に1枚しか使えないということを考慮すると、ボスの指令を採用するよりは楽にプラン立てできるような気がしています。今回は枠を見出せずでしたが、4枠空いたら優先的に採用するべきです。

・やまびこホーン
→進化前のたねポケモンをトラッシュから引きずりだしてロストマインを使ってサイドを稼ぐというのが主な使い方になるカードです。進化デッキが環境に多く存在する現在のスタンダートレギュレーションでは非常に有効な戦術ですが、安定感を出すために今回は採用しませんでした。上記のデッキリストを改善するならまず採用するカードだと思います。

・ともだちてちょう
→特にクララとツツジを山札に戻す使い方が強力な1枚です。単純にアクロマを戻す使い方でも山札の質が向上するため強いです。リストを改善するなら採用を検討できる1枚です。

・キバナ
→基本的に手札からエネルギーをつける動きで戦うデッキのため、あると便利な1枚です。後述するレントラー+リバーサルエネルギーもセットで採用することで、苦手な白ルギアにも強く出られます。

・リバーサルエネルギー(+レントラー)
→最近増加気味の白ルギアに強くなるカードです。レントラーもリバーサルエネルギーもピンポイントサーチ札が少ないため、基本的にはキバナとセットで採用することになります。しかし、それだけの枠があるならまずはクロススイッチャーを4枚採用する方が優先度が高いと考えているため、今のところは頭の片隅で考えている程度です。

この手の記事でよくある各対面の大まかな戦い方などは省略します(ロストマインの使い方については後述していますのでそちらをご確認ください)。堅苦しいデッキ紹介はこの辺にして、ここからはみなさんお待ちかね(だと嬉しい)おまけコンテンツのコーナーです。

・おとぼけスピットは難しい

→今回僕が1番書きたかった内容です。ロスト(ギラティナを除く)あるあるだと思うのですが
「このおとぼけスピット、本当に有効なの?」
っていうシーンを経験したことはありませんか?最近だとサーナイトデッキのミュウを倒す時や、ロストミラーでキュワワーを倒す時などこういったシーンは結構あると個人的には思っています。要因としては以前とは違ってナンジャモが存在すること、ムーンライトリバースのクレセリアが一般的な戦術として定着したことがあげられます。ナンジャモは、山札をしっかり作れていない状態でもらってしまうと大変です(当たり前)。この場合、最悪なケースはひたすら前でウッウがおとぼけスピットを使うだけで、相手には手札干渉をされながらロストマインやムーンライトリバースでサイドを稼がれることだと思います。こうならないためにも、ロストマインまでスムーズに行けるように待てる時は待ってみるなど、状況に応じた判断力がより必要になっていると感じます。
ナンジャモという最強の手札干渉カードが存在する現行のスタンダードレギュレーションにおいて、手札にアクロマの実験がある、バトルVIPパスもあるしこれは後1おとぼけスピットが決まりそう?というような状況になっても、相手の出方次第でウッウを投げるか、そうでないかはよく考えた方が良いと思っています。
少しややこしい話をしてしまいましたが、まとめると1ターン目に無駄なおとぼけスピット(サイドは進むけどor進まないスムーズにロストゾーンのカードが増えないためその後もウッウを連打せざるを得ない状態)をしてしまったことでその後のターンでメリット以上にデメリットを受けてないですか?という確認をさせていただきました。
この項の最後に現行スタンダードレギュレーションにおいてロストバレットでのウッウの使い方について大事なことを箇条書きでまとめておきます。

・HPが110未満のポケモンに対してウッウを使う時は、山札の中身と相談しつつ、そのポケモンを気絶させることで得られるリターンとおとぼけスピットを打つことのリスクが釣り合っているかを考える。

・余裕があるときは、ロストマインの早期達成のためにキュワワーで特性を使い続けてパスする選択肢も考えてみる。

・ロストマインの使い方

→ロストマインという技もまた、ロストバレットやロストギラティナを使いこなしていく上ではとても大切な技です(ロストの技量はこの技が上手く使えるかでかなり変わってくる気がしています)。ということでこの項ではよくあるロストマインの使い方について少し紹介します。

・ロストミラーでのロストマイン
→ロストミラーにおけるロストマインでのポイントは「なるべくヤミラミ以外のポケモンは倒さず、サイドを進めないこと」です。相手の場に見えたヤミラミはなるべく倒しつつ、その他のポケモンにはそれらがギリギリきぜつしないようにダメカンをばら撒いていきましょう。なるべく自分の残りサイドは4枚で止めて、相手からツツジをもらわないように、また自分からツツジを使えるように意識しましょう。

・対サーナイトでのロストマイン
→月明かりの丘を手に入れたことで、クレセリアと合わせて盤面から最大5個ずつダメカンを消すことができるため、基本的なのせ方(70‐50のようにサイドを取りつつ残りのダメカンを1匹のポケモンに集めるのせ方)で試合を進めていく方が無難な戦い方として定着しつつあります。そのため、相手のナンジャモが非常に脅威になりやすいので、ヤミラミを準備しながらナンジャモに負けない山札を作れるようにしておきましょう(無駄なおとぼけスピットをせずにはなえらびを連打して番を返すなど)。

・おわりに

今回はデッキ紹介をしつつ、自分が書きたいなと思っていた内容について少し書いてみました。投げ銭ボタンを付けておきましたので、もしこの記事が良いなと思った方はよろしくお願いいたします(記事の投稿のモチベーションが上がります&私のお昼ごはんが少し充実したものになります)。
それでは今回はこの辺で。また次回の記事でお会いしましょう。

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