【THINK ABOUT】Grampa Kimmitt's maceroni and cheese and mushroom soup and potato salad

先日、主催する津練習会で「やる(練習する)のはええけど考えてせないかんよ」という主旨の話があり。
がむしゃらにやるよりトライアンドエラーで原因を解消していく方が近道だろうと。

ある程度のレベルのプレイヤーは恐らくみんなそうでしょう。
けどもしかしたら「トライアンドエラーの方法が分からない」可能性がある?とふんわり思ってました

話は変わり、これも先日から謎に流行っているTyler VienneauのGrampa Kimmitt's maceroni and cheese and mushroom soup and potato salad。

多分震源は橋本選手。

実際自分もやってみて「そんな速度でできんやろ、、」と思いつつも、ひとまず止まらずこなせるところまでは習得。
一連の流れからトライアンドエラーの塊みたいな技だなと思い自分の中で練習会の一幕と符合。
冒頭の動画を出すに至ったのでした。(この間3日)

・動画の補足
ひとまず僕のプレイは全くパーフェクトではありません。
今回はトライアンドエラーに対するお手本ということで「僕なりのコツのメモ」くらいだと思って下さい。
本当はもっと思考(試行)過程に寄せたかったんですが出力の技術が至らず「結論をまとめたもの」に着地しています。
(それって結局トライアンドエラーの先なんだよな)
次また「THINK ABOUT」を出す時は悩むところから収録したいですね。

・習得するということ
これにも段階があって、
1.手順を覚える
2.スムーズ通せるようになる
3.高速化
4.本人に寄せる

今回の技の沼ポイントは3と4にあって、橋本選手が初手高速で繰り出したことにより「そんな速度でできるか…!?」という興味を誘ったこと、そしてTyler本人のプレイ自体はそこまで速くないということ。
本来、ヨーヨー以外でも、まず「手本通りにやる」というのがセオリーだと思うんですが、手本が一番バグってるので本当にその通りにはならない。
この技を極めるということであれば、本人のニュアンスを完全再現した時点で100点でしょう。

ただ、「できた!」と思えるラインはあるはずです。
最近のSNSの流れを見て健全だなと思うのは「俺はここまでできたよ」と途中経過を報告しているところ。
アドバイスも貰いやすいし、記録として上達も見えるので、これもまたトライアンドエラーの1つと言えるでしょう。
(ちなみに僕も動画で修正点を指摘してもらいました。助かります)
がむしゃらにやり続けて出来ずに諦めるのは本当に勿体ないので、そういう意識が広まるといいなと思った次第です。

文章にしても伝えるのムズいですね。
・乗らないなら乗らない理由を考える
・飛ばないなら飛ばない理由を考える
・お手本の手の位置、指の形をちゃんと真似る
・その上で自分の手癖の方が成功率が高いなら採用する
・この繰り出しを積み重ねて一手一手のコツを見出す
みたいなことかな。
今回の冒頭の話は2.0フックの話なので、「理論的には理解した上であとはマジで練習するしかない」みたいなパターンもあるし、Tylerは「動きが先、構造は後」みたいな手癖なので理論を超越してるような気もしています。

ヨーヨーってマジ面白いですね…(雑な締め)

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