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【対パウリ効果2】 レンタル・メンタリズム

レンタル・メンタリズムなんて単語が実際にあるかは分かりません(出落ち)

借りたものだけで行うメンタリズムを適当にレンタル・メンタリズムと呼んでいます。

前回の投稿がプロップレス、道具を一切使わない現象だったのに対し、今回は演者が手ぶらで現地で観客から借りたものだけで行える現象になります。

借りられるもの:
- 高確率:貨幣
- 中確率:ハンカチ、ティッシュ、筆記具
- 低確率:本

この辺が妥当なんじゃないかと思います。常に筆記具を持っている方もいるかも知れませんが、経験的にそこまで多くないため中確率に分類しました。ついでに言うと本を携行している人は他のも大体持っている様に思います。

パウリ効果を考えるとスマートフォンの使用は適切ではないため本投稿では触れません。というのは建前で、自分がスマートフォンを他人に貸したくないのもあって、スマートフォンを使った現象そのものをあまり好んでいないのが大きいです。

PIN 当てに関しても Peter Turner と Michael Murray の幾つかの方法を少し知ってる程度ですし、お嬢様マジシャンの投稿を見たほうが早いので除きます。

記事を読んで PIN 当てを少しやりたくなりました…(゚∀゚)

今回もメンタリズム系に限定しますが、もしその縛りがないなら借りたティッシュでペーパーボール・オーバー・ザ・ヘッドをやれば十分だと思っています(雑)

もう少し真面目に行くなら500円玉でも借りてコインマジックをするのもあります。過去に借りた目薬で『リアル・コインマジック』のルーティンをやったとがありますし、握れるサイズ感の物であればコインマジック等の技術が流用できます。

後はピックポケットとかですね。

閑話休題。

今回も紹介するのは基本的に自分が過去に実演したことのあるものになります。

先に言っておくと、センターテアは全くやらないので出てきません。元々破くのが意味不明だと思っているのと、今回については借り物なので、それを破くのは更に抵抗があります。他にもロングマンなどのビレットピークをはじめビレットワーク全般を除いています。流石にビレットワークは種類が多く、含めるのはちょっとズルいかなと…

多くて書き出すのが面倒くさいとかは思ってませんよ…?
もうすこし真面目な理由としては、ビレットワークを行うのに適切な紙を日常的に借りられる場面が経験上少ないってのがあります。基本的にビレット系をやりたいときは持参するため、借り物でやるって認識が無いのが大きいです。

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