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仕事の面接を終えて

 仕事の面接だった。先週から食欲をなくすほど緊張をしていて、一度は当たって砕けろという気持ちにはなったにもかかわらず、どこかで責任の重さに逃げてしまいたくなるような、本当にこの仕事をしたいのか?と自分を疑いながらも、応募した責任は取らなければと、半ば気が進まない状態になっていた。来年の仕事が決まれば収入も確保できて、本来したいことに向ける余力を確保もできる。しかし、その仕事内容にかかる責任の重さを想像して気が重くなるばかりであった。

 2024年10月11日に投稿した記事、『「いつかチャレンジ」を「今チャレンジ」に』の中で、「④チャレンジ」と名づけた仕事である。

現在の仕事での疲れもあって、気も体も日々重くなる1週間だった。

 そして、仕事の面接の日。午前中の面接の後、午後に同業者との勉強会もあったため、面接とは関係のない重い荷物で肩に余計な力が入り、なおさら憂鬱だった。

 面接場では、遅刻しないよう早めに着いていたため、少し外で待っている時間があった。その間に体温が急激に下がり、建物の中に入った時には、脱ぎたくなくても礼儀上脱がざるをえないコートを鞄にしまい、震えるようであった。慌てて今年初めてのカイロを開封し、なんとか生き延びた。

 面接自体は、大きな問題もなく淡々と進み、自分がこの数年培ってきた知識や経験が活かされた内容となった。面接中はとにかく集中して受け答えをし、頭が真っ白になることもなく、無難に終えた(と思う)。

結果はもう気にする必要がない。すでに私の手から離れたものに気を煩わされる必要はない。

 面接後に、勉強会に行き、途中で買ったおにぎりを頬張って、急に重しの外れた心がやたら浮上してハイテンションになるのを感じた。


 振り返って、今の私にできることはした。健闘したと思う。なんだか、それでいいと思う一方で、受かっていて欲しいという欲もある。面接前には責任の重さに押し潰されそうになって、逃げたくなっていたのに。

 さて、もう一つの仕事③eduの登録についてそろそろ正確な情報を得るタイミングである。一つが終われば次のものが来る。再来週の仕事のための資料作りもしなくてはいけない。とりあえず、大きな懸念事項が一つ片付いたので、他のことを考える余裕ができたことは嬉しい。先週の仕事で犯したミスも、今週どこかで修正しなければならない。

 日々が自転車操業のようにして過ぎていくけれど、ずっとしんどいわけではなく、一つ山を越えてホッとできる瞬間もある。そういうことの繰り返しで、逃げたくなる時もあるけれど、投げ出さずに今も続いていることが奇跡のように思う。

 ギリギリに感じても生き延びられていることに感謝。
ありがとう。
私もよく頑張ってる。
昨日、何も考えたくなくてスマホゲームに没頭した一日だったけど、そういう時もあるし、今はそれをする必要がなくなったことを感じて自由だ。

明日はまた仕事。
先週よりも新しい気持ちで行けそう。
全てにありがとう。

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