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浪人1年生だったころ。

 おはようございます。新宿に通うのは今日まで。もう朝早くから電車に乗らなくていい解放感と一抹の寂しさが入り混じる、そんな朝。

 西新宿のジョナサンでショコラを頂く。ちょっとばかりの贅沢。明日は朝からシフトだからそんなことできないなって思いながら記事を書いています。

 暑い夏の朝、新宿の街を様々な空気が入り混じる。人にとって新宿はどんな街だろう。オフィスに通うだけの場所かもしれないし、色々なものが集まる場所かもしれない。予備校とか専門学校とかもあるから未来に期待を寄せる場所なのかもしれない。とにかく色々な人たちの色々な感情が入り乱れる場所だと思う。

 勝つものもいれば、負けるものもいる。そんな要素も新宿ははらんでいるようだ。

新宿西口に通っていたころ

 新宿は自分にとって思い入れがある場所、というのも浪人した時に新宿の河合に通っていたから。「君の名は」が上映されるちょうど1年前のこと。

 何故その時一生懸命に勉強していたのかはわからない。明確な理由は確かにあった。志望校に行きたいという希望というか願望は経路変更を迫られる形になった。

 確かに志望校に受からなくて、自暴自棄になっていたころもあった。それでも、その後の浪人生活もたまに新宿に足を運ぶことになった。気を持たせるために、そして自分が志望校にいきたいという気持を鼓舞するために。

 そう思うと新宿で自分は敗者になった。だけど、それでも新宿という場所は自分にとって希望を抱く場所というか自分の気持をリセットさせてくれる場所なのだ。初心忘るべからず。■


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