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【旅行記】ちょい弾丸!9回目の札幌1泊2日の旅(5)豊平峡温泉

 札幌ひとり旅2日目。遂に、長年憧れてきた「豊平峡温泉」へ!

■10:03 じょうてつバス かっぱライナー 

 豊平峡温泉へは札幌駅からバスで70分。定山渓温泉の方が名前は耳にされたことがある方も多いかもしれません。豊平峡温泉は定山渓のひとつ奥にある温泉です。支笏洞爺国立公園に含まれる自然豊かな温泉地。

 電車は通っていませんので、アクセスには自動車かバスで行くしかありません。
 じょうてつバスが直行の「かっぱライナー」という便を運行しており、今回そちらを利用しました。

テレビ塔真ん前、大通西1丁目バス停から乗車

 バスに乗り込むと、ほぼ満席!?事前予約制で数日前に取った時には座席は選び放題だったのですが、、、?
 かっぱライナーは、空席があれば当日でも乗れるそうで始発の札幌駅でほぼ満席になるほど乗車したみたい。結局、次のバス停「すすきの」では乗車もできないほどの大人気バスでした!
 飛び石とはいえ、平日だしガラガラだろうと思っていたのでこんなに人気があるんだとびっくり。本当に定山渓、豊平峡温泉に行く気があるなら前日までの事前予約は必須だと思います。

 豊平峡温泉は、トリップアドバイザーの日帰り温泉ランキングNo.1にも選ばれた超人気温泉なのだそうです。

■11:15 豊平峡温泉 到着

  驚いたのは乗客のほとんどが豊平峡温泉で降りたこと。道外で知名度があるのは圧倒的に定山渓なはずでは!?😲
 正直、豊平峡温泉がこんなに人気だとは思わず驚きました。豊平峡温泉は、一軒しかなく併設の食事もインド料理やさんしかありません。めちゃめちゃ年季の入ったちょっと不安になるような外観です。

ものすごく年季の入ってそうな外観

■11:30 ランチ:ONSEN食堂

 豊平峡温泉といえば、本格的なナンとインドカレーが食べられる「ONSEN食堂」が有名。
 そう、ここに行ってみたかったんです!
 建物に入るとすぐに、食事の列 or 入浴の列に分かれます。かっぱライナーは始発だったはずなのに、食堂はすでに満席!ONSEN食堂の人気はどうも半端ないみたいで、ピーク時には建物の外にまで列が伸びるらしいのです。

建物の外にまで伸びる食堂の列
メニューを見て待つこと10分

 あまりのお客さんに、入浴時間がなくなったらどうしようと思ったのですが、回転がとても早くて10分程度の待ちで着席。
 窓からの景色が温泉らしい情緒ある風景に癒やされます。外観は年季が入っていたけど施設はキレイで清掃が行き届いています。

窓から見える景色に癒やされる

 シンプルに人気No1のチキンカリーを注文。たしかにナンが美味しい!甘くないタイプで好きな味。こんな温泉地で食べられるとは思えない本格的なナンとインドカレーです。

本格的なナンとカレー

 しかし!素晴らしいのはカレーや温泉ではありませんでした。
 風情もあってキレイな施設で泉質も良くて、、、とたくさんあるイイトコロがすべて吹っ飛ぶくらい
仕切るお兄さんの接客が凄すぎる‥‥!!

 若いお兄さん(店長?オーナー?)が行列の整理や、案内、施設の対応をしてくれているのですが、「あなたは一体何者ですか?」レベルの高接客力。 
 
もちろん海外のお客様にも軽く笑いが起こせるくらいの英語で対応。マジですべての人に神対応。 

 行き届いた広い目線で気遣い、おもてなし。素晴らしかったです。接客されている声を聞くだけで、優しさが染みてなんだか泣けてきました。

 全体的にスタッフのみなさんが素晴らしく、いやーすごいなぁと。人気の理由ってこの接客力なんだと納得しました。 

■12:10 豊平峡温泉 入浴 

 ランチのあとは、豊平峡温泉に入浴です。昔からある施設といった雰囲気ですが、清掃が行き届いているので快適。

 豊平峡温泉は100%源泉かけ流し。鉄分を感じる泉質。ナトリウムカルシウム炭酸水素塩・塩化物泉(重曹泉)だそうです。
 とにかく「風情」がすごい!!!これぞ温泉!という湯治場にも近いような温泉風情が漂います。
 「風情」の名のもとに、老朽化や清掃が行き届いていない温泉もたくさんありますが、豊平峡温泉は綺麗にされていて「風情」のみ。
 露天風呂はぬるめで、かなり長く入っていられます。見渡すは豊かな北海道の自然。途中ちょっと雪も降ってきたりして、北海道を満喫できました。
 憧れの豊平峡温泉は、そりゃNo.1にもなるよなぁと納得の温泉でした。いい時間が過ごせました。

■14:00 豊平峡温泉 出発

 予約していたバスで札幌へ。行きに乗ってた人たちはどこに行ったのか?バスは空き気味で、予約なしでも乗れそうでした。

■15:15 南1西3バス停 下車

 お腹いっぱい、ポカポカお風呂でお昼寝していたら札幌に到着。いよいよ旅も終盤です。

つづく。


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