ナナイロ大阪
はてなブログから移行するので転載。
NANA-IRO ELECTRIC TOUR 2019の大阪公演、インテックス大阪に行った。
夏前ぐらいにそれがあることを知り、アジカンが、というよりもエルレのライブを見たことがなかったから行ってみたかった、しかもアジカンも出る、という感じで。
抽選に当たるとは思わなかった。
当日、12時には神戸空港におり、そこから直接インテックス大阪へ。
14時前には到着。なんか、産業フェスタみたいのしてて、どこが会場かわからなかった。
たどり着いてグッズ売場に行くと多少は並んでいたが、10分ぐらいで売場へ。
ナナイロT、エルレT、アジカンT、アジカンタオル、ストレイテナーラバーバンドを購入。
その場で着替えた。
それから焼きそばを買い、3時間くらい読書で時間をつぶした。
16時45分ごろからブロックごとに並ぶ。17時ギリギリには多くの人が並んでいた。
ブロックごとに、番号のかたまりごとに入場していく。スマホアプリチケットと、免許証で入場。3回チェックされ、左手にブロックのスタンプ。
並んだ状態でブロックへ。入るときにスタンプをチェック。
ブロックではそこそこ前の番号だったので、真ん中の前よりに行けた。ステージがそこそこ見える。キャパルボの一番後ろぐらいの距離?
開演まで1時間以上の待ちは長かったが、みんなスマホいじったりしてた。
そして、ストレイテナーから開演。
ついに始まったという会場の雰囲気とホリエさんのコメントがあり、エンジンがかかっていく。
ストレイテナーのことは全く知らず、直前にSpotifyで流していただけだったので、曲のノリそのものを楽しむという感じで。
ただ、スパイラルという曲はなんとなく耳に残っていたので、より楽しめた。バックで流れている映像と歌詞が良かった。
最後の曲では細美さんが出てきた。その
瞬間、周りの観客がドドドっと前に詰めるようにして、みんな細美さん見に来たんだなって思った。
ストレイテナーが終わり、舞台転換。
なかなか時間が合く。水分補給。水持ってて良かった。
アジカンが出てきて、いきなり君という花とリライトであり、観客がさらに前へ押し寄せ、会場の熱気がさらに上がっていく。
リライトはもはやゴッチの声が聞こえないレベルでみんな歌っていた。
荒野を歩けとかあったけど、ピークは最初の二曲という感じで、最後のELLEGARDENに盛り上がりの余白を残していたのかな、と思った。
MCで、その昔、ELLEGARDENに救われていたとか言っていた。
相変わらず、自由に楽しんでほしいと観客に伝えていて、音楽を楽しむことへの愛を放っていた。
ART-SCHOOLの曲をカバーしていて、初見だったけどカッコ良く、演出もカッコ良かった。
最後の『まだ始まったばかり』は良かった。
メッセージなのだろうと思った。
そして、ELLEGARDEN。
登場のときに流れたのは、ELEVEN FIRE CRACKERSの『opening』に聞こえたが、どうだったろうか。
Supernovaのイントロが流れた瞬間、誰かしらのペットボトルの水が弾け、観客がめちゃめちゃ前に詰めていく。
途中からはダイバーが出てきた。
ほぼ全曲を通して、腕を振り上げ、手を叩き、ジャンプして叫ぶという、アジカンが「自由に」というならエルレは「本能」という感じの盛り上がりであった。
ELLEGARDENの曲はiPodにアルバムがだいたい入っていて、以前から好んで聴いてはいた。カラオケで歌ったりもしていた。特に、高校のころ、アルバムELEVEN~を繰り返し聴いていたと思う。
その演奏がELLEGARDENというバンドによって演奏されていることは知っていたが、ELLEGARDENというバンドそのものはよく知らなかった。
細美武士という人は何かで知っていた。
レミオロメンやアジカンやRADWIMPSは曲だけでなく、バンドやメンバーのこともそこそこ調べたりして知っていた。
ELLEGARDENの認識のしかたはそこが異なっていた。
だから、ELLEGARDENは実在したんだなぁと思ったし、イヤホンを通してしか聴いたことの無かった曲が演奏されていて、いたく感動した。
どの曲も観客が歌えていることに驚いた。また、それだけ歌う文化があることにも。
演奏された曲はELLEGARDENを少し聴く人なら誰でも知っているものだったと思う。
途中、ストレイテナーのホリエさんを「当時、友達って呼べるのはこいつしかいなかった」などと言って紹介し、『金星』を2人で歌った。
感動した。
この素晴らしい夜にも終わりが来るんだなと思い、この瞬間も消えてなくなると思い、だから、大事なものは多くない、この瞬間が数少ない大事なものだなって思った。
あと、ゴッチもステージに上がった。
『虹』を2人で歌った。
ゴッチはあれシャツインしてたのかな?
めちゃめちゃ楽しそうに嬉しそうに歌っていて、歌い出すのを忘れて笑いながら歌ってしまうくらい楽しそうだった。
単に、ただ、ELLEGARDENのファンである可愛いおじさんだった。
あと、細美さんがMCで、高校中退したおれにとって、ナナイロのツアーでバスで一緒に回っていくの、青春みたいだった、と述懐していた。
楽しい時間は終わり、ダブルアンコールを求める声も上がったが、会場や交通手段、演者の都合もあるのだろう、終演が告げられた。
会場を出るまでにわりと時間がかかった。みんな汗だくで髪の毛が濡れていた。
楽しいだけでなく、生きる糧になる夜だった。細美さんは小さいハコでやろうって言ってたから、それを期待したい。
仕事を2日も休み、家族をおいて一人でライブに行くのは正しいだろうか、などと迷っていたが、行って良かった。
もしライブに行っていなければ、この瞬間を体験することが出来なかった。これが次のライブに足を運ばせる。
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