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滋賀県長浜市。歴史ある街並みの中築150年経つ元絹問屋の古民家で織りなす温かいスープの…

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滋賀県長浜市。歴史ある街並みの中築150年経つ元絹問屋の古民家で織りなす温かいスープの物語。 世界各国、日本各地のスープ、汁物郷土料理から着想を得て創作するオリジナルのクラフトスープ専門店です。

最近の記事

蕪とお豆とお念仏

湖北の冬の風物詩「報恩講」 11月の末から1月にかけて、滋賀県では各地のお寺で催しが営まれる。親鸞聖人の祥月命日の時期に合わせその恩徳に報いるための法要で、「報恩講」という。 浄土真宗が広く根付く湖北地方ではそれこそいたるところでこの時期見られる冬の風物詩だ。この日は各檀家のお寺に門徒が集まり、親鸞聖人の伝承を記した『御伝鈔』を拝読したり、ごえんさん(ご住職)の講話を聞いたりする。 「お講汁」がソウルフード 報恩講は親鸞さん(親しみを込めて門徒はこう呼ぶ)への感謝を表

    • 木曜日のヘルネケイト

      「木曜日のスープ」 フィンランドには、「木曜日のスープ」といわれる料理がある。それがこの「ヘルネケイト」。正確にはヘルネケイットという。なぜ木曜日のスープなのか。ご当地フィンランドでは誰もが知るスープらしいが日本ではあまり耳にすることはないこの名前。そしてこのスープをなぜ作ろうと思ったのか、の前にそもそも自分がこのスープを知るきっかけになった事を少し。 「フィンランドと滋賀は似ている」と勝手に思っている 自分はフィンランド行ったことはもちろんない。というか海外はおろか旅

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