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Day1049_2/熱海市役所の行方、2021年7月3日熱海市伊豆山土石流災害の考察

 先日、別の市役所の話、別の市役所での汚職の進行と発覚とその後について、考察したが、今日はまた別のケースを考察してみる。
 熱海市のケースを考えてみる。私は熱海には、全く行っていないし、現地調査無しでの、世間話となってしまうが、語ってみよう。
 2021年7月3日熱海市伊豆山土石流災害はいくらなんでも、熱海市役所の起こした分が相当大きい。なぜ、さっさと危険な埋め立てを行政代執行か何かで、直さなかったのか、危険な状態が迫った時、なぜ、全員避難をさせれなかったのか。責任は問われるし、そうなると・・・。
 当然、刑事事件、刑事裁判に突入する。今は、裁判員裁判が待っているので、厳しい判断が起きるべき。裁判員裁判がなければ、執行猶予の展開とか、有罪が問われないというのもあるだろうが、裁判員裁判は許してくれないだろう。
 我々も、基本特許渡さないという、知的財産高等裁判所での裁判経験がある。裁判は民対民なら公正に行われるが、官対民なら全く公正に行われない。熱海の事件で、公正に行われるポイントは1審の裁判員裁判だけだ。
 裁判の方はそうなるけど、熱海市役所の中はどうなっているのか?恐らく、縦串横串が通ってない市役所で、市民に対し業務は縦割りで進行し、知られたくない内輪の勝手な人事・都市計画・企画・アイデアは平の職員を入れず、クロスファンクショナルしているはずだ。それで、やっていけると思ったら大間違いで、新人採用試験に丸っきり人が集まらない、良い奴が受験に来ないというしっぺ返しは待っている。
 市役所の弱点はこの縦串横串が通ってない状態がまかり通ってしまうことだ。建設業のゼネコンなら、縦串横串が通ってない状態の場合、まず、事故が多くなる、死者も出る。金回りが悪くなる。社員の私生活に与える時間が少なくなる、無駄にこき使うことになる。建設業のゼネコンは縦串横串が通ってない状態を非常に嫌う。しかし、縦串横串が通ってない状態でも、市役所の場合は一見、死者はでないし、政治的に動き出し、ヤリタイことを楽に達成しようとしてしまう。

 

こうして、2021年7月3日熱海市伊豆山土石流災害は起きたと思う。


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