白露(小葉の髄菜と菊)移ろいゆく水と花
一年を春夏秋冬の4つに分け、さらに約15日ごとに分けた二十四節気。農業の目安として季節の変化に対応するために中国より伝来したと言われています。
移ろう季節をより身近に感じることができたらと思い、emmyと、MayuAraiによるドリンクといけばなを二十四節気の時季に合わせ、お手紙のやりとりをしています。
今回は第六十六回目の『白露』、Mayuからのお手紙です。
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emmyさん、こんにちは!
少しずつ気温が落ち着いてきた今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
朝夕はようやく夏の終わりを予感させてくれる風が吹いて、少しホッとしています。
私の住んでいるところでは夜には虫の音が聞こえるようになりました。
先日のemmyさんのお手紙に登場したドリンクはトマトとスイカ
とっても馴染みがあるのに一緒に食べた事はない組み合わせ、想像力を掻き立てられつつ綺麗な赤い色からも元気をいただきました!
さて、今日は『白露』を迎えましたね。
テキストで見るとなんとも涼しそうな雰囲気のある節気ですが、日中の残暑を考えるとちょっとチグハグな気もします。
この期間にあるのは五節句の中の1つ『重陽の節句』、菊の節句とも呼ばれます。
昔は菊の花びらを浮かべたお酒をいただく、菊に棉を被せて朝露を含ませ身体を拭うなどして無病息災を願ったそうです。
先日emmyさんがご用意して下さった菊のお茶をいただきながら、そんな事を思い出していました。
今日いけるのはやっぱり菊
いけはじめるまえに葉裏から霧吹きで水を。
そうすることで、いけるまでに葉がだんだんと元気になってくれます。
小葉の髄菜は紅葉がはじまりました
土気のある器を選び、秋色の取り合わせ
私は今年の暑すぎる、そして長すぎる夏にうんざり気味なのですが…emmyさんがもし夏がお好きだったらごめんなさい。
早く涼しい秋が来て欲しいと心から願う日々です。
では、美味しいものが沢山ある秋に向けて体調整えていきましょうね!
それでは。
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二十四節気に合わせ、季節に寄り添ったドリンクとお花の交換会をしています。
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