新年度の前に

令和元年度が終わった。
年度を締めくくろうと何度も書こうと思ったけど、書けなかった。
気持ちをフラットに保つだけで精一杯な自分がいた。

ようやく昨夜、自分の中でいろいろな事に折り合いをつけることができたかな。

3月27日は、指導中学では市内合同演奏会を、指導高校は第23回の定期演奏会を行う予定だった日。2つの本番で指揮を振るという自身も初体験の日を送る予定たった。そのためにも11月頃から入念に準備を行なってきていた。

2月末の休校から1ヶ月。
部活動は行われていない。
こんなに暇な3月を過ごしたのは、遡ると学生だった振りだと思う。

最初は、3年生の卒部の演奏会を、3年生とその保護者のためになんとか形を変えてできないものかと躍起になっていたが、そういう道がないのがわかってくるに連れて、断念。
3月中旬に出演したラジオでは、演奏会の宣伝をするつもりでいた。


3年生のお別れ会を1時間きっかりで、2校の中学でできた。
3年生はみんな成長していた。
とても嬉しかった。
長年指導していてたくさんの3年生を送り出してきたけど、みんなが話した内容は、今年は100点満点。
本当に嬉しくて、指導冥利につきました。
自分の中で、この時の言葉は、自分に対する通知表。
長年達成したかった事を初めて達成できた。

みんな元気に進路先でもやっていける。
いつかみんなで合奏できたらいいね。

令和2年4月1日  石黒琢也


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