▲数は釣ったが15㎝前後のちびヤマメばかりだった。

2013年7月31日
ここ一週間ほど不安定な天候がつづく。各地で集中豪雨の被害も出ている。圏央道・高尾ICから中央道に入ると、道路上に広がる空は、のしかかるような重苦しいグレー一色。カーラジオが、夕方には強い雨も降るので注意が必要だと言っている。町田を出るときは雨でも、釣り場は晴れている。道中はものすごい雨。場所によって状況はまるで違うといった天候が最近のパターンである。上野原ICを降り最初のコンビニで入漁券と食料を買い。出てくると、薄日も差してきた。小菅村のあたりも白い雲の間から青空も見えている。泉水谷に着いた時には、すっかり晴れ、強い夏の日差しがさしていた。駐車スペースには東京都水道局の車が1台のみ駐まっている。沢登りに行くような出で立ちの男女4人の局員が「こんにちは」と気持ちよくあいさつをくれ、支度をすませすぐ出発していった。僕たちも後を追うように、熱い日差しの中、汗だくで入渓点を目指す。少しでも上流を目指すつもりが、暑さと、早く釣りたいという誘惑に挫け、すぐに入渓。汗をかいた体にヒンヤリとした沢風が心地よい。入渓した小さな落ち込みの流れだしで、2尾のちびヤマメを立て続けに釣る。その後、数は釣ったが、みな15㎝前後のちびヤマメばかりだ。同行のSさんはけっこう良い形のヤマメを釣っていた。35㎝ほどの大物をばらしてしまったと悔しがっていた。ぼくも、最後に粘って１尾のいい形のヤマメを掛けた。と、思ったが。取り込んでリリースボックスに入れてみると20㎝に足らずだった。釣りを粘って続けた為、温泉の受付時間に間に合わず、汗まみれのまま帰路につく事になった。それでも、今日は魚影も濃く楽しい釣りのひとときを過ごすことが出来た。

感謝！

▲入渓したところで釣ったちびヤマメ第1号

▲TOP