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悉皆ではなく抽出で

10月26日に,こんなことを書きました。


26日の熊本日日新聞に,こんなニュースがありました。
県内の中学3年生を対象に24、25の両日に実施された「県中学校共通テスト」を前に、熊本市立中の1クラスで数学の過去問題を解かせる際、教諭らのミスで本年度の問題を配布していたことが26日分かった。共通テストの結果は進路の判断材料となり、高校入試の受験校決定に最も重要なテストとされる。このクラスには26日、代替問題のテストを実施。共通テストと両方の結果を志望校判定に反映させる。

さて,今日のヤフーニュースの記事です。
やっぱりです。
全国学力調査は,文科省の意図とは違う方向に進んでいます。
都道府県別の順位や県内,市内の順位などを公表するから,こうなるのです。マスコミの報道も影響しています。

こういったことをやるとことで,
学校のランキングをつくってしまっていませんか。
生徒が犠牲になっていませんか。
勉強嫌いを増やしていませんか。
教師の仕事を増やしていませんか。
教師志望者を減らしていませんか。

悉皆の全国学力調査は,やめていいと思います。
抽出調査で十分なはずです。