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Fujisaki

不思議な展覧会
暑い盛りの8月の末、「藤崎」十文字美信、の展覧会を神田神保町のスーパーラボのギャラリーで。このコロナ騒ぎの中、静かな0PENINGでした。
正面に藤崎さんのオートバイに乗っている大きな写真、脇に十文字さんも
座ってます。
藤崎さんはもちろん、若い時のまんま、多分、20才ぐらいかな
時間が写ってるようだ。二人分の藤崎さんと十文字さんの夢が、なんか浮かされた様な熱気でいい写真になってます。でこれは写真には違いないけれど、そうも言いきれない自分が居て。
少し知り合いも呼んでいたので話を交わしながら、時間が経っていく。
会場の前の道の脇の敷石に腰かけて、ドア越しの藤崎さんの写真を見る。
そこで十文字さんと神奈川工業高校時代の話を、ちょっとハミ出しちゃったヤクザに成ろうとした友達とか。
藤崎がいなかったら写真家になっていなかったと言う十文字さんの話
50年以上昔の話。カッコイイアートディレクターであり、横浜のオートバイ乗りだった藤崎さん、ボクの後輩でもありました。
50年の間に写真が介在していて、不思議としか言いようのない夏の写真の展覧会

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