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【書評】『伝わる!バズる!稼ぐ!文章術』

「文章を書くことは、楽しいよ!だから、こっちの世界においでよ」

と、本を読み終わったあとには、著者から手を差し出されたような感覚を覚えました。

尾藤克之さんの『伝わる!バズる!稼ぐ!文章術』を読了しました。


著者プロフィール

著者である尾藤克之(びとう かつゆき)さんは、東洋経済オンライン、JBpress、オトナンサー、J-CASTニュースにて執筆をされているコラムニストです。

多数のNHK、民放のTV出演や協力などをされており、これまでに計18冊の著書を執筆されています。

尾藤さんは、何度かお会いしたことがあるのですが、面と向かって話したことはなく、おしゃれで、独特の雰囲気を持っていて、なんだか近寄りがたい、私はそんな印象を感じていました。


当書の概要

ピンクの文字のライトな印象の表紙ではありますが、内容はその表紙の印象とは異なっており、「超正統派の真っ直ぐ」な内容で、文章力について仕事で活用できるような基礎的な部分から、ブログやSNSで活用できる応用編まで網羅されている一冊です。


感想と私の行動

1.読まれたいなら覚えておくべき3つの鉄板ルール

著者は「根拠」「客観性」「明確であること」この3つに重きを置いて文章を書いています。

すなわち、数字に関するデータの裏づけと、専門家の意見を交えた、何を伝えたいのかがわかる文章。

「コラムニスト」として、日々文章を書いて、「読まれる文章」について日々探求している著者ですから、この3つは私も是非とも真似したいと思います。

私は、ネットや本で情報を集めますが、ネット情報の根拠の裏づけが足りていませんでした。

ネットで情報を集める場合は、複数の記事を読む、専門家の記事を読む、信頼できる人が書いた記事を読むを徹底したいと考えました。


2.ネタ切れ対策は複数視点

毎日noteでブログを書いていますが、ネタ切れになりそうな時があります。
この課題に対して、著者はこう述べています。

ネタ切れ防止のためにおすすめしたいのが「複数視点を持つことの大切さ」です。(中略)旅日記というカテゴリーを、郷土料理、名産、ホテル、お酒、景気、風景、政治、歴史、景観、著名人、遺跡、人などどいうように細分化していったらどうでしょうか。

たった1回の旅行で10記事以上をアップできるようになります。

117ページより

この著者の言葉を受けて、私の課題が解決するとともに、
さまざまなことを細分化すれば、無限に記事が書ける」と安心しました。


3.いい文章と出会うにはインプットがすべて

うまい文章に出会ったなら、「なにに対してそう思ったか」を理解することが大事であり、それを分析することが大事です。

これは、日々の読書でも応用できると感じました。
私の本の読み方として、ビジネス書は気になった部分をマーカーや付箋で印をつけて読んでいますが、小説などは、きれいに読んでいる傾向があります。

小説などで心打たれたフレーズ、感動した場面に印をつけて、分析してみたいと考えるきっかけになりました。


まとめ

当書を読んで、著者に対する私の印象はがらりと変わりました。

「文章を書くことは楽しい」

著者からのメッセージを当書を通して、受け取ることができました。

毎日ブログを書いている身として、励まされ、後押しされている気がしました。そして、続けて書いていきたいと思えるようになりました。

尾藤さん、楽しく文章を書くコツを教えてくださり、ありがとうございました。これからも、よろしくお願いいたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、また。


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