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Fake #2024 March

毎年年度末といってもそんなに忙しくないんですけど、今年は追加で入ったお仕事の準備なども含めてガチで!の毎日でした。けっこう早寝早起きを心掛けて体調管理に気を配っていたような。あんまり記憶がない……そんな三月の記録。

聴いた
O​.​S​.​T. : ex. happyender girl
声を失いつつも役割を果たした帰り道、駅のホームでお知らせをみたので、このジャケットを見るとその時の光景が浮かびます。風景のジャケット好きなんですよね。そして、『 短い話 』も収録されており短い話は出雲の海とリンクしているので全体的に完全にあの出雲の海とリンクしてしまいました。『 シーサイド・ティルダウン - she was by my side until dawn (or seaside 'til dawn) 』への流れも最高に好き。おうちの中でハピガはあんまり聴かないのですが、これは別。めちゃくちゃ流しました。そして、移動中もほぼ聴いていました。心が死んでしまうとどうしてもハピガを聴くことをやめてしまい、ピアノやアンビエントなど中心になってしまうこともあって、これからはハピガも聴けんじゃんとなりました。やっぱり天才。そして幅広い音楽シーンを提供してくれることに感謝。そういえば静かに、毎月リリースしてるんですよね。新しいものを聴けなくても昔の曲があるから、それはそれでいいんですけど、やっぱり新しい曲はうれしいです。来月も楽しみです。

②Syro:Aphex Twin
流れでAphex Twinを過去から聴くやつをしていました。
特にこの『 Syro 』を何度も聴いていました。『 aisatsana [102] 』が非常に好き。『 Drukqs 』の『 Avril 14th 』もよく聴いていました。流して聴いているとなかなか心に残らないので、時間をかけてさらに過去から聴き続けていきたいと思います。

ほかには、その日の朝の気分で誰を聴くか決めて過去から聴くやつをしていましたね。特に思い浮かばないとき、とりあえず世界をシャットダウンしたいので何かしらを流している。そんな感じでした。あとは本を読んでいたのでそれを邪魔しない曲が多かったかなと思います。

観た
①木村伊兵衛展:東京都写真美術館
あの木村伊兵衛さんの没後50年ということでの回顧展ですね。実は、賞で名前は存じ上げておりましたが、実際写真展を観にいったことはなかったんですよね。ですので、大変面白く観ることができました。特にオリジナルプリントの展示もあったりしたのも良かったです。オリジナルはやはりご本人の意向が含まれている色味になっていますから。それから、毎回思うのが、写真家さん達は大体どこかの地へ赴きそこで感動してその土地の写真を撮り続けるという傾向があるなあと。そういった情熱が写真を通して伝わってくるそんな写真展でした。モノクロなのに色彩を感じることができるのってすごいですよね。パリのカラーの写真もとても好きでしたし、なんといっても永井荷風氏の写真に見入ってしまいました。

②記憶:リメンブランス ―現代写真・映像の表現から:東京都写真美術館
2F展示室に立ち寄って併せて観てきました。
こういった企画展はいろんな角度から観ることができるので毎回楽しみにしています。もちろん今回も、記憶をテーマに様々なアプローチで表現されていました。特に、AIのためのドローイングのデータセットは興味深く観ることができました。

③恵比寿映像祭2024 コミッション・プロジェクト:東京都写真美術館
3F展示室にも立ち寄り観てきました。
映像、かなり好きです。そんなわけで、前回の恵比寿映像祭2023で特別賞を受賞されたお二人の作品が展示されていました。
特に荒木悠氏の《Road Movie》にまつわる展示がとても好きで、映像も2周観てしまいました。アイスランドの小さな村にあるガソリンスタンドに併設されたファストフード店で地名が付けられているメニュー全25品を東から西へ順番に食べて行き、その過程を横断に見なして大陸横断しようという映像なんですけど、発想がおもしろいしずっと観ていたいそういう種類の映像でした。

読んだ
①ビブリア古書堂の事件手帖〜扉子と不思議な客人たち〜:三上延
紙で購入して、そして電子でも購入していていつでも読める状態だったのですが、なかなか気持ちが向かずなんとなく読もうかなとふと思って読み始めたら一気に4冊読んでしまいました。4巻がちょうど3冊読み終わるタイミングでの発売だったのもグッドタイミングでした。

②ドグラ・マグラ:夢野久作
ビブリア古書堂の3巻に出てきた本でした。キーワードになる本だったこともあり、気になったのでいい機会かなと思って読み始めました。日本三大奇書と言われているんですけど、どうなんでしょうね。構成はとても好きな構成だなと思います。途中まで読んだタイミングでビブリア古書堂4巻が発売されてしまったのとお仕事が忙しくなってきたこともあり、読みかけのままになっています。

久しぶりに本を読みたいという波がきて、たぶんそれは『 O​.​S​.​T. 』をずっと聴いていて心に平穏が訪れていたからかなと思います。読んでいる間もずっと聴いていました。ビブリア古書堂の舞台、鎌倉も海があるのでハマったのかもしれません。

それ以外
オリーブとベーコンのパンにハマって帰り道にいつも購入していました。やるべきことが増えるといろんなことを考えるのが面倒になるので、最低限生きていくための食事がこういうことになります。先月に引き続きよくないですね。でも仕方ないのです。

飲んでる持病の薬の副作用のアレで眼科で検査をしてきました。眼科の検査は自分で取り組まなくてはいけないのでとてもつらい。肺活量とかもそう。特に視野検査では見えづらくなっているのに……とりあえず問題はなかったのですが、飲んでる期間も長くなってきているしじわじわ副作用が出てくることもあるから異変があったらすぐ来てくださいと最後に言われてまた一年後ということになりました。

歯医者さんは先月から引き続き通っています。

今年度、非常に良い成果が出せたので自分へのご褒美として腕時計を新調しました。盤面がブラウンブラックのような働く人みたいなデザインの腕時計にしてみました。これをつけて来年度もやっていきたい所存。

そんな感じの3月。

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