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どんなにモテなくても恋愛経験がなくても、誰にでも“幸せな結婚”はできる

・・・ということを身をもって実感しています。

始めまして、みぎわです。
今年結婚をして、幸せに暮らしています。

しかし、これまでの自分の人生と言ったら、蔑まれ、雑に扱われ、“モテない”どころの話ではありませんでした。

自己紹介がてら、私がどれだけモテなかったか、しんどい人生を送ってきたかを簡単にお話したいと思います。

一度も訪れなかったモテ期

幼い頃から太っていたので、学生時代はいじめられたりもしました。
それでも頭の中はお花畑だったので、いつか王子様がやってくると信じて疑いませんでした。

私は物心つく前から太っていたのですが、物心ついたあとは自分自身の“ストレスによる過食”でどうしても痩せることができませんでした。
学生時代は、いじめられる➡ストレスで食べる➡さらに太っていじめられる・・・のループで、痩せないといけない、と思いつつもストレスがある間は何度ダイエットをしても失敗。

幸い、ある程度大人になるといじめられることもなくなりましたが、就職先でペアを組んだ女性がかなり粘着質な怒り方をする人で、社会人になってもストレスで太り続け、一向に彼氏ができる気配はありませんでした。

・・・が。

この女性が会社を辞めたことをきっかけに、私の人生に転機が訪れます。

女性にネチネチ言われることもなくなり、仕事自体はルーティンの簡単なお仕事だったためノンストレス。人生で初めて、ストレスのない生活が始まったんです。
すると、今まで失敗続きだったダイエットに、初めて成功!!!

社内の人に心配されるほど、体重を落とすことができました。

「よし、これで夢にまで見たモテ期到来だッッ!」と思ったのですが・・・

モテない原因はそれだけではなかった

漫画などでもよくありますよね。
痩せたらすんごい美人になってモテまくって、周囲を見返す話。
「痩せたらかわいくなる」と、「太っているからモテないだけ」と、なぜあんなにも純粋に信じていたのか・・・

そう。そもそも私、ブスでもあったんです。
すごく太っていたので、そっちに気を取られ(笑)、それだけが原因と思い込んでいましたが、痩せるだけではどうにもならない“素材”の問題がありました。

そしてこのことに関しても、自覚する過程がなんとも苦々しいものでして・・・

痩せたことで服も好きに選べるようになり、気持ちが前向きになった私は、ついに“婚活”というものを始めることにしました。

※ちなみに、すでにいい歳ではあったものの、今まで妄想ばかりで恋愛経験がなかったため、“婚活”というよりは、“恋活”と言われるような『恋愛>結婚』な気持ちで活動していたため、かなり長引く結果となってしまいました・・・。そのあたりは改めてお話できればと思います。※

今まで、デブだなんだと罵られ女性として扱われることがなかった私なので、合コンなんてこわすぎる!と思って大学時代でさえ一度も参加したことはありませんでした。
ですが、痩せて好きな服が着れるようになったタイミングで合コンに誘われ、気持ちが“ハイ”になっていたこともあって人生初の合コンへの参加を決意。
実は、婚活のきっかけにもなったこの人生初の合コン、めちゃくちゃ楽しかったんです。
もちろん恋愛に発展するようなことはなかったのですが、幸いそのときの相手メンバーが容姿で態度を変えるような人はおらず、“普通に接してくれる”それだけで十分だった私は、“婚活=楽しいもの”という印象が植え付けられました。
そして、「普通に扱ってくれる人もいるってことがわかったから、何度か続けていれば王子様があらわれるはず!」と妙にポジティブだった私は思いこんだわけです。
その後、つらい婚活が何年も続くなんて思いもせず・・・

イヤでも自分がブスと思い知らされる恋活


今思えばあれは“婚活”ではなかったなぁ、と思うので“恋活”とします。
その楽しかった合コンのあと、痩せたことによるハイテンションもあり、ありとあらゆる恋活のイベントに参加しました。
合コンも誘われれば全部行ったし、街コンや婚活パーティーなど目につくものはすべて、というくらい行っていました。

始めは友人と行っていたので、友人の方がモテまくる、自分は見えないような扱いをされる、なんてのはまだいい方で・・・
合コンの席で、めちゃくちゃ馬鹿にする感じで「付き合ったこととかないでしょ」と言われたり。
流れで全員とLINE交換したイベントで違う人と勘違いして私をデートに誘ってきて(私は何度も「人違いじゃない?」と聞いたのに、、)、会った途端「嘘だろ」って顔されてその辺のうどん屋で10分で食べ終わって割り勘で解散したり。
合コンに遅れていったら「遅れてくる子」に期待していた様子の相手メンバーが激落ち込みしてまったく話しかけてこなかったり。

さすがの脳内お花畑の私も、自分の容姿のマズさを痛感し、涙することも多々ありました。
それでも諦めなかったのは、やっぱりどうしても人生で一度は愛されてみたい、という強い憧れがあったからだと思います。

ちなみに。
自分の容姿がよろしくないと感じるのは、男性からの対応だけではありません。
よく友達との写真をSNSに上げている友人も、私と遊んだときの写真は例え撮っていてもSNSには上げないので、「あぁ・・・そうだよね・・・」と思ったりします。(しかも一人だけでなく大多数がそうなので、さすがにお察し、という感じです)
まぁ、上げる友人もいますがそれはそれで「ぶっっっす!!!見るに堪えない!!!」となって落ち込むんですけどね。。

それでも幸せな結婚ができました!

すみません、身の上話を聞かせたかったわけではなくて、そんな私でも、毎日かわいいと言ってくれる夫と出会い、結婚しました。
もちろん私、かわいくありません。世間一般、いや、下手したら夫以外の人全員にとっては。

だけど、夫は心からかわいいと言ってくれ、すっぴんが一番好きと言ってくれます。ぜったいブスなんだけど、夫は純粋な気持ちでかわいいと言ってくれるし、たぶん愛があれば、造形とかそういうものを超えて本当にかわいく、愛しく見えるものなんだろうと思う。

私は人生で一度もモテたことがありませんが、長く婚活をやってきて、そして実際に結婚して、“結婚”というものに対して、ストン、と腑に落ちたんです。
モテテクニックは一つも教えられませんが、結婚、それも“幸せな結婚”をする方法は伝授できるのはないかと思い、noteを始めることにしました。
「結婚したい」その意思があれば、必ず結婚できる、と私は確信しています。

・恋愛経験がないor少ないけれど結婚したい

という方はぜひお読みいただければと思います。

・モテたい
・恋愛がしたい
・妥協してもorすぐ離婚してもいいからとにかく結婚したい
のような方には向きませんので、あしからず。

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